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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
すれ違った時間の分だけ
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「謎の魔力・・・妖精の尻尾(フェアリーテイル)のみんなに危険がなければいいが・・・」

エルザ達と別れたジェラール達は、途中で見つけた洞窟で野宿をしていた。

「ま・・・あの子達なら何とかしちゃうかも・・・って期待もあるのよね。」

「うん。」

ウルティアの言葉にメルディは頷く。

「それよりさジェラール。エルザとのキスはどうだったの?」

「!!?見ていたのか!!!??/////////」

メルディの言葉にジェラールは顔が赤くなる。

「シャンディーって子から聞いたの。」

「ばっちり見てたってさ。」

「いつのまに・・・・・・」

「でもいいんじゃない。少しは自分に優しくしても?」

「本来“罰”こそが魔女の罪(クリムソルシエール)の掟だ。
 光の道を進むものを愛してはいけない。・・・だが・・・。」

「「?」」

「コージのおかげで・・・少し素直になった・・・。」

優しい表情そう言うジェラール。

「じゃあこれから、エルザの好きなところを聞いて行きましょうか。」

「そうね。一応罰と言うことで。」

「な・・・っ。」

この後ジェラールはどうなったのかは、ウルティアとメルディのみしか知らない・・・・・・。



































「ジェラール・・・。」

エルザさんは夜空を見上げて、ジェラールの名前を言った。

「ねえねえエルザ、ジェラールとのキスはどうだったの?」

「!?」

「!!?/////////////」

ジェラールとキス!!?

「な、ななななな何を言っておるか!!!!!///////////」

「僕見ちゃったんだよぉ〜。2人が熱いキスをするところをぉ〜。」

「あ、ああああ熱い、ききき、きききききききき、キスではない!!!
 普通のキスだ!!!はっ!!!」

エルザさん・・・墓穴掘りましたね・・・キスをした事を認めていますよ、それ。

「わ、忘れろーーーーーーーーーーーーーー!!!!!/////////」

「わあーっ!逃げろーーーー!!」

エルザさんは剣を出し、シャンディーを追いかけるのだった。

「やれやれ・・・。」

俺は呆れつつ、エルザさんとシャンディーを見るのだった。
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