花咲都クロッカス
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あ、そうだぜ。それもただの滅竜魔導士じゃねぇ」
「真の滅竜魔導士。俺たちならアクノロギアを倒せるよ」
グラシアンとスティングはそう言う。
「あんたたち、アクノロギアを見たことないからそんなこと言えるのよ」
「そうだそうだ!!」
ルーシィとハッピーがそれに対して反撃しようと口を開く。
「頭の悪そうな猫ですね」
「顔つきがなんかバカっぽいもん」
「レクターとキセキは頭いいよね」
ハッピーに対してレクターとキセキがそう言い、フロッシュが2人を誉める。
「見たかどうかは関係ない」
「ようは滅竜魔導士としての資質の差」
「そういうこと。意味わかる?」
3人は立ち上がったナツに向かってそう言う。
「私が説明しましょう」
レクターはそう言い以前ラクサスがシリルにしてくれた説明をする。
ドラゴンに滅竜魔法を教わった第一世代、滅竜魔法の魔水晶を体内に埋め込んだ第二世代。
「そしてスティングくんたちはあなたのように本物のドラゴンを持ちつつ竜の魔水晶を体内に埋めたハイブリッドな第三世代!!」
「シリルの他にもいたっていうのか!?」
ナツは自分の知っている第三世代の滅竜魔導士である少年のことを思い出す。
「第一世代と第三世代ではその実力は雲泥の差」
「比べるまでもなくグラシアンたちの勝ちってこと」
レクターとキセキがそう言う。
「お前たちも、777年にドラゴンがいなくなったのか?」
「まぁ、ある意味では」
「そう言う言い方も当たってるよな」
ナツの質問にスティングとグラシアンは含みのある言い方をする。
「はっきり言ってやる。俺たちに滅竜魔法を教えたドラゴンは自らの手で始末した。真の滅竜魔導士となるために」
「ドラゴンを・・・殺した?」
「人間が・・・ドラゴンを・・・」
ローグの言葉にルーシィとハッピーは驚く。
「親を・・・殺したのか・・・」
一方のナツは、自らの親を手にかけた非情な3人に怒り、睨んでいた。
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