花咲都クロッカス
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は自分の向かっている方角から匂ってくるある匂いに気づく。
「ドラゴンに似たような匂いだ。 まさか・・・」
ナツは頭の中であることに考えがいたり目の前の人混みへと突っ込んでいく。
「どけどけぇ!!」
人混みを掻き分けるナツ。その中央では1人の男の顔を踏みつけている者がいた。
「まだやるかい?」
「お話になりませんね、ハイ」
「フローもそうもう」
「やめとけフロッシュ、さすがに危ないから」
「もう遅いでしょ?グラシアン」
スティングが頭を踏みつけながらそう言い、それをレクターが横から見守り、フロッシュが倒れている内の1人の鼻を木の棒で突っつき、グラシアンがそれを止めようとし、キセキはそれをただ見ているだけだった。、
「なんだ?」
ようやく先頭に四つん這いで到着したナツ。そのナツを見た途端、スティングたちの表情が一変する。
「おい・・・」
「あんたは・・・」
「ナツ・ドラグニル」
「?」
ナツは目の前にいる名も知らぬ男たちが自分の名前を呼んだことに驚いている。
「猫!?」
一方ハッピーはスティングたちの連れているレクターたちを見て驚いていた。
「なんですかこの間抜けな顔した猫は」
「マヌケ」
「てか頭の花飾り何?」
「しゃべったぁー!!」
「あたし、突っ込まないとダメ?」
ハッピーは猫なで声たちが人間の言葉を話していることに驚いていたが、自分も猫だということを忘れているのだろうか・・・
「何なんだよお前ら」
「おいおい、剣咬の虎の三大竜、スティングとローグとグラシアンを知らないのか?」
3人に何者か聞いたナツに野次馬の1人がそういう。
「フィオーレ最強のギルドの一角だぜ!?」
「じゃあこの人たちが・・・」
「剣咬の虎か」
ルーシィとナツは男たちを見てそう呟く。すると突然、ナツを見たスティングは大笑いしながら歩み寄ってくる。
「大魔闘演舞に出るって噂、本当だったんだ」
「俺のこと知ってんのか?」
ナツはスティングにそう問いかける。
「アクノロギア・・・ドラゴンを倒せなかった滅竜魔導士でしょ?」
「っ!!」
ナツはスティングの言葉に怒りを露にする。
「それって滅竜魔導士の意味あんの?」
「ああ!?」
「これでも昔は、あんたに憧れてたんだせ。ちなみにこいつはガジルさん」
スティングはローグを指さしながらそういう。
「同じ滅竜魔導士として気になっていただけだ」
「滅竜魔導士!?まさかそいつも・・・」
ナツはグラシアンに視線を向ける。
「あ
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