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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
想いの力
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「はい!!」

リオンさんに促され俺たちも自分の魔水晶(ラクリマ)急ぐ。

「シリル!!」

ウェンディに呼ばれ俺は立ち止まり振り向く。

「あの……頑張ってね!!」

ウェンディにそう言われ俺は笑顔で答える

「あぁ!! 頑張るよ!! 行こう。セシリー」

「オッケー」

俺はそう言ってウェンディに背を向けてセシリーと一緒に8番魔水晶(ラクリマ)へと向かった




――――――8番魔水晶(ラクリマ)にて

「ここか……」

俺たちは魔水晶(ラクリマ)のある部屋に入るとそこにはすでに誰かがいた

「な!? 誰だ!?」

「なんだ……妖精(ハエ)じゃねぇのかよ……」

男はがっかりしたように言う。しかし……誰だこいつ?

「あー!!」

「うわっ!! なんだよ急に大きな声だして」

セシリーが男を指差しながら驚いたような声を出す。知ってるのか?

「こいつ……エリゴールだ!! 鉄の森(アイゼンバルト)のエース。死神 エリゴール!!」

「何!?」

その名前を聞いて俺もよく見る。
その男は上半身裸で大きな鎌を持っている。その顔を見ると確かに見たことがあるような……

「ったくよ〜……俺は火竜(サラマンダー)と戦えると思ってたのに……まぁいいか」

エリゴールは鎌を担ぎ俺に向き直る

「ゼロがおめぇを倒せってんなら俺は従うしかねぇからよ!!」

エリゴールは鎌を担ぎ俺に接近し鎌を振り下ろす

「危ねぇ!!」

ガン

俺はセシリーをつかんでギリギリでその鎌を交わす。

「やべぇな……セシリー。隠れてて」

「わかった〜」

セシリーは入り口のところへと飛んでいき隠れる。
俺はエリゴールを見据える

「エリゴール……ね」

確か俺の聞いた話だと鉄の森(アイゼンバルト)呪歌(ララバイ)とか言うのでギルドのマスターたちを全員殺そうとしたけどナツさんたちに邪魔されてエリゴール以外は全員捕まったって聞いた……気がする

「なんでこんなところにいるんだ?」

「ふふっ……妖精(ハエ)どもに復讐してやるためにな。俺は六魔将軍(オラシオンセイス)の傘下ギルド、裸の包帯男(ネイキッドマミー)の用心棒をしていてな。」

エリゴールは話ながらも鎌で俺に襲いかかるが俺はそれを避ける

「ブレインがもっと効果的な修行をやらせてくれると言ってきてな。で……ついていったら確かにすげぇパワーアップできたよ。妖精(ハエ)どもも倒せるくらいのな!!」

エリゴールは俺に向かってものすごい風圧の風を浴び得てくる。俺はそれに体を持っていかれ壁にぶつかる

「がっ」

「シリル〜!!」

セシリーが遠
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