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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
想いの力
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りに作戦はある。だが魔力の残り具合を考えるともって精々4、5分か?

「なんだよもう諦めちまうのかよ!! 火竜(サラマンダー)の奴はこんなもんじゃなかったぜ?」

ナツさん……そうだな……ナツさんなら例え魔力がもとうがもつまいが敵にぶつかっていくだろうな。
俺はそう考えると自然とエリゴールの方へと足が向かっていた。

「お? 来たな」

「俺はあんたを倒して……ニルヴァーナを止める!!」

「止まらねぇよ。いくら火竜(サラマンダー)でもゼロは倒せねぇ」

「倒す!!」

俺はエリゴールの言葉に間髪いれずに言う。

「ナツさんは負けねぇ!! 必ず約束を果たしてくれる!! だから俺も……自分のギルドを守るために、やれることをする!!」

俺は集中し魔力を高める

「モード水天竜!!」

俺は水天竜モードになって目一杯エリゴールの周りの空気を吸い込む

「なっ!? こいつ……俺の暴風衣(ストームメイル)を……あいつと同じ……」

俺は水天竜モードになっても基本は水以外は吸収できない。でも……今はこれしかない!!
エリゴールの暴風衣(ストームメイル)が完全に剥がれたのを見て水天竜モードを解除し右手に魔力をためる

「これで消し飛べ!! 滅竜奥義!!」

俺はエリゴールの方に向かって走っていき、目の前まで来たところでジャンプする

「水中海嵐舞!!」

俺が大量の水を右腕から放つとその水にエリゴールは飲み込まれていく

「ぐはっ!! なんだこれは!?」

その水は嵐の時の海のように荒々しく……中に入ったものを打ちのめし、そして……空中へと投げ飛ばす。

「うわあああ!!」

バキッ

水の外へと投げ飛ばされたエリゴールは俺たちが破壊するはずの魔水晶(ラクリマ)に衝突し、その勢いによって魔水晶(ラクリマ)が壊れる

【0!!】

ちょうどその時頭の中のカウントダウンも全員が破壊するタイミングになった。

「よっしゃー!!」

俺はギルドを守れたことに喜び雄叫びをあげたがそれと同時にニルヴァーナが崩壊し始めた




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