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チート戦艦の非常識な鎮守府生活
6.高雄型かろ追加されました。対潜?もう間に合ってます
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れでもかと引いてある魚雷敷設装置に機雷。潜水艦も入れない。

「なぁ、アメストリアはん」
提督棟から出てきて、大鳳の様子を見ようと行くと途中で龍驤と出くわし、共に歩いている。
何か聞きたそうだったし。
「何だ?」
「その......ほんまにありがとな。うち、もうだめやと思ってたねん。けど、あんたが来てくれたおかげで助かったんや」
「なに。味方を助けるのが我々の役目だ。軍隊なら当たり前だ。どうも勘違いをしている奴らが多いようだが、私達は人類に運営されているのでは無い。あくまで協力しているだけだ。あと、他の鎮守府について教えてくれないか?私は目覚めた時から深海棲艦の攻撃を受け大破してここに座礁したからよくわからないんだ」
「そうなんや...あんたが大破なんて考えられへんけどな......」
まぁ、幾つか駄弁ったあと、教えてくれたが、これが酷かった。艦娘は感情をもち、意志を持つ。そこら辺の旧兵器では無いのだ。しかも人間が作ったわけではなく、建造も妖精さん任せだし、運営も実際のところ工廠長や他の妖精さんが統率されているからこそ動いているのに、人間がまるで自分達の努力でいまの海軍を作ったかのように跋扈している。これは深海棲艦を応援したくなる。調子に乗りすぎだ。カネと権力に染め上げられたただの豚だろう?殺したほうがよかったか?

「ほな、ありがとな。うちは少しここにいるわ」
「ああ。私も確認だけだ。失礼する」
案の定まだ目覚めていませんでした。まる。
まぁ、期待してないから良し。
ホルスターからガバメントを抜き、射撃場として使っている森に入り、構える。そして間髪いれずにトリガーを引く。反動らしい反動を感じずに入れるのは艦娘としての体のスペックだろう。
銃弾は金属で出来た的に吸い込まれカンッという甲高い音を立てて命中。引き続きトリガーを引いて行きマガジン内の銃弾を撃ち尽くし素早く新しいマガジンに交換し、コッキング。そして裏のM9を取り出し交互にトリガーを引いて行く。
「くそっ......」
ここで本当に良かったと思う。艦娘を一人の人間として扱ってもらっているし、提督は優しいし。
一部は身体目的でいる奴もいるくらいだが、ここの提督は今の所手を出されていない。
うーん...何が悪いのだろうか...


さて、話題が一気に変わり、大破組の二人が目覚めたとのこと。
しかし大鳳は目覚めていない。おかしいな...工廠にて船体は修理されているし、もうそろそろ目覚めても可笑しくないはずだが...
とりあえず二人(摩耶、鳥海)を提督実際のに連れて行き、大鳳の病室に行く。
そして暫く時が経ち、そろそろ日が沈む頃かと思う頃、
「.......ぅ....................」
遂に意識を取り戻した。起き上がろうとするが、俺の姿を
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