43守護者第二戦目
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
俺は雨の守護者戦から帰ってきた簪の頭を撫でる
「お疲れ、簪」
「……うん」
それにしてもあれには驚いたな、山本さんが声をかけてきた
「しっかし、驚いたぜ。時雨蒼燕流と飛天御剣流を合わせた流派を使うなんてな」
「すみません、勝手にあわせてしまって」
「気にするなって、それでも、時雨蒼天流は体に負担がかかりすぎる、多用する事はするなよ?」
「わかってます」
「なら、俺から言うことはないな」
まあ、何であれ、一勝はできた、次の守護者戦は誰になるかな?
『二戦目が決まった!二戦目は霧の守護者対決だ!』
霧の対決か、クロームさんに幻術を特に鍛えてもらって良かった。
「ヤマト……勝ってくるね?」
「うん、お願いねいのり」
いのりはフィールドに転送される。
「リボーン、もしかして、ヴァリアーの霧の守護者って………」
ヴァリアーの霧の守護者は小さい赤ん坊、もしかして、アルコバレーノ?
「あぁ、ヤマトの思っている通りヴァリアーの守護者はアルコバレーノのバイパーだ」
「やっぱりか。まあ、いのりなら、勝てるな」
いのりなら、最強の赤ん坊にだって勝てる!
◇いのり
私の前に敵の霧の守護者マーモンがいる。
「あなたが相手?」
「ああ、そうさ」
赤ん坊なのに喋れる……リボーンと同じなの?
「あなたもアルコバレーノ?」
「ああ、そうさ。でも、リボーンと一緒にしないでほしい、僕は呪いを解く研究をしているのさ」
同じ赤ん坊なのに……
『準備が整いました!それでは霧の守護者戦スタートです!』
開始の合図で私が先に動く、私が片手を地面に付けるとマーモンのいるあたりから氷の柱が何本も地面から伸びる。それを交わすマーモン
「やはり僕と同じ術士か。でもこんな子供だましじゃ。僕から金は、とれないよ」
お金?そんなの取るつもり無いよ?
私の目の前に着くと、顔から触手みたいなのが伸びる
触手は私をとらえる。
私はマーモンの顔から出ている何本ものの触手で私の首を絞められている……。
「弱すぎるね。見せ物にもなりゃしない」
「誰に話してるの?」
私はそこにはいないよ?
「こっち」
私はマーモンの後ろに。触手の束は氷を囲んでいた
『なんとすごい幻覚なんだ!』
『お互い譲ることなく幻を作り出す息をもつかせぬ騙し合い。こんなすげー戦いはめったに見られるもんじゃあないぞー』
私ってそんなにすごいことしているの?
「よかったよ。ある程度の相手で。これで思う存分戦える」
まだ本気では無いのはわかっていたよ?
「けなげな攻撃だね」
そういうマー
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ