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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第四十一話 信用で誤魔化せる事もある   ★
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切話していないし、勿論宝具に関してはなどは触れてもいない。
 それに多少の信用のためならいいかと思ったのも事実だ。

 もっとも俺自身の魔術に関する事ははやてにはあまり関係ない。
 どちらかというとシグナムさん達に俺の事を説明する意味合いが高い。

 そして、シグナムさん達と俺の話を聞いたはやてはというと

「はあ、やっぱり全部は理解できへんけどいくつかわかった事がある。
 士郎君が魔術師やちゅうこと。
 そして、闇の書の主として守護騎士皆の衣食住、きっちり面倒見なあかんという事や」

 …………いや、そういう問題か? これって。
 まあ、確かにシグナムさん達は行くところがないし、はやての家に住むのは間違いないんだろうけど。

「幸い住むとこはあるし、料理は得意や。
 士郎君、悪いんやけどそこの棚からメジャーとってもらえるか」
「……あ、ああ」

 はやての言葉に首を傾げながらもいわれるまま台所の棚からメジャーを取り出し渡す。

「ありがとう。
 ほんじゃ、皆のお洋服買おうてくるからサイズ測らせてな。
 士郎君。今日って時間あるか?」
「ん? 十二時から予定があるが、それまでなら」

 十二時からは翠屋のバイトが入っている。

「なら悪いんやけどお買いものにつきあってくれん?」
「ああ、かまわないぞ」

 俺の返事にはやては満面の笑みを浮かべて

「ほなちゃちゃっと測ってしまおう」
「「「「…………」」」」

 はやての行動に呆然としながらメジャーで測られる四人とその光景を呆けた顔で眺めてている俺であった。
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