暁 〜小説投稿サイト〜
俺の名はシャルル・フェニックス
堕天使と不死鳥
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るか」

そう結論に達した。

一度クラスに帰ってみると「りこりんちょっちゲーム屋はしごしてくる!」とのことで心の中でハンカチを振って見送った。

なんか琴線に触れるゲームの話でもあったのか?

3年である千冬と束は俺といると注目されて面倒とのことで二人で帰るため、今日の帰りは四人でとなった。


そして白雪が晩飯の食材を買い忘れたとのことでスーパーに寄った帰り道――

「付き合ってください」と告白を受ける一誠の姿を目撃した。

「……嘘……」

と白雪が手を口に当てて驚き。

「…………ありえない」

と目をパチパチと何度も瞬かせ白音が酷評し、

「…………!?」

恋までもが目を見開いた。

まぁ、変態兵藤(兄)が告白されてるシーンを生でとなると驚くよなぁ……

ぶっちゃけなくても駒王学園で変態3人組と悪評名高い一誠が告白されてるなんてありえない光景だからな。

でも、一誠に告白してる女は誰だ?

黒髪なのはいい、でもロングヘアーであり目なんかは碧眼しかもロリ巨乳系美少女。

おまけの堕天使の気配。

そんな相手の告白に一瞬の迷いなく即答でOKした一誠には脱帽するが、レイナーレじゃないことは確かである。

本当、この世界は俺を楽に楽しませてはくれないらしい。

分からないってのは厄介だが生きてるって気がするな。

レーティングゲーム前は最低限は原作通りでいてほしいと思ってたが、苦労する楽しみってのも存外に面白いもんだしな。

静かに俺は獰猛な笑みで鼻の下を伸ばしロリ美少女と帰宅と洒落こんだ一誠を見ていた。



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