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仮面ライダーディケイドプロトゼロ
第2話 バナナとメダルのライダー
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みたいだね!」
そう僕は言った。
「何だと!」
バロンはバナスピアに全力で力を入れた。
「君は逃げてるだけだ!現実から!逃げなければ道は切り開けるよ!」
そう僕はバロンに言った。
「うるせー!」
バロンは戦極ドライバーのバナナロックシードを一回スキャンした。
[カモン!バナナスカッシュ!]
バロンは必殺技のバナナバレットを発動した。
僕はライドブッカーからカードを取り出した。
「騎士には騎士だ!」
[カメンライド…龍騎!]
僕は仮面ライダー龍騎に姿を変えた。
「いくよ!」
更にもう一枚カードを入れた。
[ファイナルアタックライド…リュ、リュ、リュ、龍騎!!]
僕は後ろに居るミラーモンスターのドラグレッターで空をジャンプしてドラグレッターの火炎弾を利用してドラゴンライダーキックをバロンに撃ち込んだ。
「ぐあああ!」
バキィン。
バロンの戦極ドライバーは破壊され中からバロンのカードが出てきた。
僕はそれを手に取ってライドブッカーに入れた。
「辺りには誰もいないか?」
僕はそう言った。
「司くん!大丈夫?」
そう舞さんは聞いてきた。
「うん!」
僕はそう言って変身を解いた。
「それにしても仮面ライダーが二人も敵になるなんて」
そう舞さんは言った。
「あれは仮面ライダーじゃないと思うよ」
そう僕は言った。
「えっ?」
舞さんは少し驚いていた。
「あの人達が変身したのは確かに仮面ライダーバロンとバースだけど正しき装着者じゃなかったから」
そう僕は言った。
「正しき装着者?」
そう舞さんは頭に?マークを浮かべた。
「うん」
僕は仮面ライダーのことは少しは知っている。
でも仮面ライダーバロンとバースのベルトがこの世界にあるのが不思議に思えた。
「とりあえず家に帰ろっか」
そう舞さんは言った。
「うん!」
僕は頷いて袋を持って家に帰った。


ー?ー


「あれが仮面ライダーディケイドか?」
そう俺はダークライダーのシグルドに聞いた。
「いや、あれは仮面ライダーディケイドとは少し違うみたいだぞ!」
そうシグルドは言った。
「何が違うんだ?」
そう俺は聞いた。
「戦い方がまだガキに近い、完全な子供だ!」
そうシグルドは言った。
「そうなのか」
そう俺は聞いた。
「ああ、仮面ライダーディケイドはバランスに特化したライダーだがあいつのスタイルはまだ素人同然だ!」
そうシグルドは言った。
「なら、この世界のライダーを倒すのは数年後だな!」
そう俺は言った。
「ああ、倒しがいがあるぜ!」
そう言ってシグルドと俺は灰色のカーテンに消えた。

続く
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