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少年は魔人になるようです
第97話 少年達は壁に立ち向かうようです
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怖気づいたんじゃ……。」

「ネギに限ってそれは無いわよ!ってかどうすんのよ、棄権だけは避けないと!」

「せめてどっちか来るか、でなけりゃ誰かが変装して……。」

「ノワール先生とアリアちゃんとラカンさんとなんか怖い人が相手なのよ!?

どっちにしろ瞬殺されちゃうわよ!」


切羽詰りすぎた連中がギャーギャー騒いであれやこれやと意見を出し合うが、私は

エヴァと一緒に飲んでた紅茶を飲み干し、悠然と腰からハリセンを出しつつ、二人が

転移して来る所へ向かう。そんな空気を読んだのか、ほぼ同時にそちらの方から声がかかった。


「その必要はありません。」

「「「え……!」」」


巻物の紐が解かれ、ダイオラマ球の傍に転移魔方陣が浮かび上がり、"術式兵装"

状態の先生と、ボロボロになったコタとリカードのおっさんがドヤ顔で降り立った。


「お待たせしましへぶらっっし!!」
ドパズッパァン!
「首尾はどうやネ…って何すんねぱぷるぁぁ!!」
ズッパァン!
「うっせぇ馬鹿共!毎回毎回時間一杯使いやがって!お前ら二人会場まで自力で

飛んで来い!!そら、行くぞ行くぞー。か弱い女子諸君は飛行船で急ぐぞー。」

「っちょ、千雨さん!?戦いの前なんだから少しで「ハーイ、行くぞ行くぞー。」

ちょっとぉおおおおおおおお!?」

「ええや無いかネギ、ウォーミングアップがてら競争や!」
ドゥッ!
「え、ちょ!?ホントに飛んで行くの小太郎君!?」
フォウッ!


私の怒りをマジに受け取ったコタに続き、先生もその後を着いてった。

・・・ったく、これだから馬鹿と男は・・・って、あれ?

先生、段々馬鹿化して来てるのか?・・・祝うべき、なんだろうか。


「千雨ちゃーん!エヴァちゃーん!早く早くーー!」

「全く、騒がしい事だ。私達はその気になれば時間など関係ないのだがな。」

「おい、さらっと私を巻き込むな。」

「ほう?」


呆れ顔で言った私に、エヴァは妙に真面目な顔を向けた後、ニヤリと嗤って―――


「出来るだろう、お前も?」

「…………さて、何の事だか。私はただのか弱い女子中学生だよ。」

「くっくっく、お前を見ていると誰かさんを思い出すよ。まぁいい。」


ヒラリと手を振って、蝙蝠に化けて飛び去ったエヴァ。

・・・全く、だからあんた等は苦手なんだよ。


Side out


Side −−−

『テレビを前の皆様、ご覧ください!決勝戦を前に、急遽改造された大闘技場が特別

模擬合戦開催形態に変形していきます。収容人数30万人、中央アリーナ部分の直径は

500メートル!まさにナギの名を冠する大会決
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