暁 〜小説投稿サイト〜
大陸の妖精
交わる大地と雨
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ジュビア「(ジュビア・・・恥ずかしい・・・いっそこのまま・・・あなたの手で・・・/////)」


慌てるアルトは急いでジュビアの上から飛びのいた



アルト「と、とにかく本当ごめん!!」


ジュビア「!!(私にとどめを刺さなかった!?・・・なぜ!!?やさしすぎる!!!)」


アルト「し・・・仕切りなおしだ!!」


ジュビア「ダメよ・・・」


アルト「!?」


戦いを続けようとするアルトにジュビアがゆっくりと口を開く



ジュビア「ジュビアにはあなたを傷つける事はできない」


アルト「?・・・どういう事だ?負けを認めちまうって事か・・・?」


ジュビア「ジュビアはルーシィより強い・・・ジュビアならあなたを守ってあげられる」


アルト「守る・・・って、俺はアンタらにとって敵だぜ?それなのになんで俺を・・・?」


ジュビア「そ・・・・・それは・・・あの・・・/////」


赤く染まった顔を隠すように俯きながら言い淀む



ジュビア「あ・・・あなたの事が・・・す・・・好・・・」


アルト「・・・ていうか、雨がさっきよりも強くなってる気が・・・」


ジュビア「ジュビアじれったい!!!」


ジュビアは気恥ずかしさでうまく想いを伝えることが出来ないでいた





アルト「ったく、うっとおしい雨だなぁ」




アルトの一言でジュビアの表情が一変する



ジュビア「(この人も・・・今までの人と同じ・・・)」


アルト「普段降る雨だったら嬉し―――」


ジュビア「同じなのねーっ!!!!」


アルト「えぇぇ!!急にどうした!?」


再び湯気を吹きだし、身体を熱湯へと変化させるジュビア



アルト「やるならやってやるぞ!!」


ジュビア「(ジュビア・・・もう恋なんていらないっ!!!)」


アルト「ぐおっ!!」


先ほどよりも高温の熱湯がアルトを包む



アルト「もう一度食らわせてやる!ウィブラ―――熱ちっ!!」


ジュビア「(いらないっ!!)」


アルト「ぐっ・・・さっきよりも熱い・・・!!」


そのまま熱湯の渦に流されるアルト



アルト「うわぁああぁ!!」



ジュビア「(ジュビアは雨女・・・)」


「ジュビアちゃんは遠足休んでほしいよな」


「アイツがいるといつも雨降るし」




ジュビア「(ジュビアはエレメント4!!!)」


「何でいつも雨なんだよ!!!」


「君とは釣りにもキャンプにもいけないじゃないか!!もう別れてくれないかな」


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