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ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
光輝への目覚め 
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フは言った。

「さて・・・君たちには、正体を解いた報酬を与えなくてはな。チャンスを上げよう。今、私とどちらかが戦い、勝利した場合、全プレイヤーを解放しよう」

キリトとユキはもう殺意を隠さず、同時に立った。



「キリトさん、僕が行きます」

僕はキリトさんに向けて行ったが、キリトさんはいや、と言った。

「俺が行く」

ゆっくりとキリトさんが、ヒースクリフに歩みだす。

だが・・・。僕はどうしても戦わせたくなかった。

「あなたが死んだら!アスナさんはどうするんですか!?」

しかしキリトはこちらを振り向き、頼む、と言った。

行かせない・・・。彼に人を殺めさせたくない。

僕はアスナさんの方へと歩み、すいませんと言ってブレイラウザーを出現させ、突き刺した。

キリトさんがこちらへと走って戻ってくる。これでいい・・・。汚れている僕が、この男を殺す。

僕はそれを避け、ヒースクリフに歩み寄った。

「・・・・面白い子だ、君は」

「さっき・・・あなたに言えなかったことがあります」

なんだね?とヒースクリフが反応する。

「誰も・・・。誰も人の未来を奪うことはできない!」

「変ッ身ッ!!」

全身から怒気を漲らせながら、バーニングフォームへと変身する。体が熱く、怒気が太陽のプロミネンスの如く炎となって全身を赤く発光させる。そしてヒットポイントの横に謎の数字があった。

「それが君の力か」

僕は無視してシャイニングカリバーを振りかざす。

「オリャアアア!!」

掛け声とともに爆炎がヒースクリフを襲うが、盾の前にすべて弾かれる。

剣を前へと押し出され、危うく回避するが、盾が胸へと叩きつけられた。HPが少し減る。

「ダメージ判定があるのか・・・!!」

後ろに下がりそうになるが、踏ん張りきって爆炎をシャイニングカリバーへと纏わす。

「・・・・ッ!!」

バーニングボンバーを放つと、ヒースクリフの盾が音をたてはじめる。

そして、最後の一撃を叩きつけると、盾が砕け散り、ポリゴンとなって消えた。

「・・・なかなかやる・・・、だが」

勝てるかな?、ヒースクリフがゆっくりとその姿を変貌させる。

「嘘だろ・・・っ!」

その姿は、地のエルにそっくりだった。剣を二刀持ったヒースクリフは加速し、次々と剣戟をを繰り出す。

速くはない。しかし、力が圧倒的だった。一撃一撃が、まるでハンマーを叩きつけられるような衝撃。

一刀で対抗するが、手に思いきり剣が叩きつけられる。

「あ、ぐぁっ!!」

シャイニングカリバーが落ち、全身ががら空きになる。そこから放たれたのは、スターバーストストリーム。

みるみる自分
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