暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
81話:翠屋で一服 あれ?何その表情?
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「そいじゃあ、今回の任務の概要説明に入る」
「「「「はい!」」」」


 場所を外からコテージの中に移して、それぞれ手荷物を置いて、今は広めのリビングに集合している。


「捜索範囲はここ、海鳴市の市街地全域。反応があったのが、こことここと…ここ」
「移動してますね…」
「そう。誰かが持って移動しているか、独立して動いているかはまだわからないけど…」
「ロストロギアなのは確かだが、その危険性は未だわからず。仮にレリックでも、魔力保有者がほとんどいない地球(ここ)じゃ、暴走する危険性はほぼゼロだ」


 しかし仮にこの世界の誰かが保有している場合が、現状あまりよくない状況だ。「それ危険物ですよ」と言って、簡単に渡して貰えれば楽なんだが、世の中そう甘くはないのが現実だ。


「それでも、相手はロストロギア。場所も市街地。油断せずに、しっかり捜索していこう」
「それじゃ、それぞれの分隊に別れて出発。歩きながら、探索魔法で探しながらサーチャー設置を頼む」
「「「「はい」」」」


 さて、これで俺は現場指揮から外れてコテージに残れば、完璧! なのはからの脅威はこれで去っ―――


『士君はスターズの方に入ってな』
「なっ!? はやて、んなご無体なことをなさるのか!? お主俺に死ねと申すのか!?」
『後でこちらに被害を受けないようにする為や、堪忍な』
「畜生! こうなればここから逃げおうせて―――」

「(グワシッ)どこに行こうって言うのかな?」

「ごめんなさいごめんなさい本当にごめんなさいだからアイアンクロー止めてぇぇぇ!!」





 ―――と、まぁあれやこれやで……





「リイン、久しぶりの海鳴の街はどう?」
「うーん……えへへ、やっぱり懐かしいです。なのはさんは?」
「私は懐かしいってより、『あれ? 仕事中なのに帰って来ちゃった』みたいな感じ」
「仕事のやり過ぎで仕事中毒になるんじゃねぇぞ?」
「それ士君が言う?」


 それを言われると何も言い返せないです…… これ以上なのはと会話を続けると逆にツッコまれると判断した俺は、気晴らしにスバル達の方に念話を繋いでみた。


[スバル、ティアナ。そっちはどうだ?]
[あ、はい。クロスミラージュにはまだ反応はありません]
[了解した。で、街の様子を見た感想とか、どうだ?]
[そうですね…本当にミッドの外れと変わんない感じで……]
[服装とかもあんまり変わりがなくて、私は好きですよ!]


 どこか感心したように言うティアナと嬉しそうなスバルに、そんなもんかと思う。
 俺達がミッド住みになる前に何度かミッドを探索したり歩き回ったり、俺がバイクでツーリングしたりした
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