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アラガミになった訳だが……どうしよう
原作が始まった訳だが……どうしよう
38話 イザナミ
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戯た女って扱いなんだ……自業自得といえばそうなんだけど、アリサちゃんは割と普通に接したと思うんだけどな。
「それは置いておいて、付いてくるの来ないの?」
「イザナミ少尉……いえ、イザナミさん、信じていいんですか?」
……一体何度確認するのかな?
「私が君たちを排除しようと思ったなら、罠なんて使わず正面から殺せばいいだけだよ……ってそんなに怖がらないでよ、泣いちゃうよ?」
そりゃ少しはイラついたからちょっと怒ったけどさ、そんなにどうやって逃げようか考えているような焦った表情されるとちょっと凹むな……




とりあえず、エイジスへ通じている地下トンネルの入り口までついたね。やっぱりここまでの警備はザルだね、ゴッドイーターだってことを明かせばここまではすんなり来れた。
「イザナミさん、この分厚い耐アラガミ装甲をどうやって超えるんですか?これって多分相当厳重なロックがかかっているでしょうし、到底ここからじゃ入れないんじゃ……」
分厚い?ああ、まぁそうだけどさ、ゼリーをどれだけ分厚く作ってもスプーンが折れるなんてことがないように、この程度なら何の問題もないよ。
「サクヤ、アリサちゃん、ちょっと下がってて」
「えっ、はい」
「一体何を?」
「いいから、サクヤ、そこにいたら潰れちゃうよ」
さてと……使う腕は百くらいかな?根の国応用編、形状は剣、密度を最高数値まで圧縮、それを繰り返すこと二十、構え……ほいさ!!
うん、予想通りに綺麗に斬れたね。まるで積み木みたいにきれーにバラバラだよ。
「……本当にあなたが敵じゃなくてよかった」
「うーん?サクヤ、何勘違いしてるの?私はマキナ以外の味方になった覚えはないよ?」
「それでも、結果としては私達の助けになっているんですから、味方ですよ」
そういうものなのかな?人間って本当によくわからないな。
「さてと、それじゃあ行くよ」
エイジスへと続く地下トンネルは、点々と灯りがある程度でおよそ人が通るような雰囲気じゃないね。実際、機械がいろんな作業をやってるんだからこんな物なんだろうけど、後ろの二人は周囲を警戒しながらゆっくり進む。
「この辺りは警備用のロボットもいないから警戒しなくれていいよ」
「どうしてこの辺りにいないって分かるんですか?」
「そりゃこのトンネルの終わりまで見ても何もないし、私達以外に何かが動く音がしないからだよ」
「そこまで見えてるんですか……本当に凄い感覚ですね。それっておじさんもそのくらい凄いんですか?」
マキナ?そうだね……マキナは偏食場パルスが使えない代わりに、人間の五感を特化させたから多分私よりはこういうのは上かな?それに戦い方も視覚とか重視だしね。
「マキナはもっとすごいんじゃないかな?比べたことないけど、戦い方がそういう感覚重視だ
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