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ゼロの使い魔ー紅の書ー
再起の風
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スに
視線を写す。

  「もう他人ってわけじゃないし・・」

  ガシガシと頭を掻き。

  「この出会いにも・・意味があるんじゃないかって・・」

  ーーまっすぐに男を見据え。

  「オレは思うぜ! それに!」

  「簡単にあきらめんなよ・・もったいないぜ!」

  手を差し出し・・握手を促す。

  「そうかもしれないな・・」

  純粋に進める強さを羨ましいと思いながら
手を握り返した。

  「よし! なら善は急げだ! さくっと契約してくれ!」

  堂々と胸をはり、手を腰にあて、大の字に立つ。

  「なら・・目をつぶってくれるかい」

  仕方ない・・すぐ済ませよう。

  「ーー?? わかった・・」

  いうとおりに目をつぶった・・
口に触れた感覚を確かめるため。

  ーーおそるおそる・・目を開いた。

  「なにやってんだよ!!」

  キスされていた・・袖で口を拭う。

  「ーーーークー・・・・」

  「違うぞレン! そんな趣味ないからな!」

「ーーーーそう・・・・」

  怒ってるのか・・?わからないなーー

  「そういえば自己紹介をしてなかったね・・僕はウェールズ・テューダーだ君は?」

  キスのことは流し少年に視線をむける。

  「クード・ヴァン・ジルエット長いからーー」

  「クーって呼んでくれよ」

  「ーークーよろしく」

  次に少女を見る。

  「ーーレン・・」

 無表情で事務てきに応えた。

  「・・・・レンかよろしくーー」

  少し気難しい娘みたいだな・・

  「ーー!? いてぇぇ!!」

  傷みだす左手を押さえるように右手で覆う。

  「ーー手がめちゃくちゃ・・熱いんだけどッ」

  汗をにじませ堪えてる顔はとても痛々しい。

  「ーーーークー!?」

  (ーー何がおこったの・・)

  無事ルーンが刻まれたか・・?

  「さっきキスしたのはそのためさ・・」

  「ルーンが刻まれたら契約完了だ」

  「そういう大事なことも先に言ってくれ・・ッ」

  「ーーすまないな・・こちらも慌ててたものだから」

  「そろそろか・・手を見せてもらえるか?」
 
  指示どうりに手を前に伸ばす。
 
「ーー!? ーー契約は成功だ・・」

  このルーンはまさか・・始祖の使い魔ーー

  「どうかしたのか?」

  難しい顔を浮かべたウェールズを見る。

  「ーーいや・・なんでもないよ」

  早計過ぎるか・・少し調べよう。

  「ーーなら・・いいん
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