「冥王来訪」の感想一覧

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1、シュタージは月光の夜というクーデターを弾圧することが成功し、国防部に管理する国境警備隊を奪え取りました。
2、1973年のカシュガルハイブのせいで、西側諸国は東側諸国の内政について無力に干涉し、1976年のヘルシンキ協定も達成できない、たから、東側諸国における秘密警察の拷問の忌憚はないでした。

上記では二つ点の可能性はありますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>国境警備隊をシュタージが内包する
東ドイツには、内務省と国家保安省とありますが、実際の内政の業務は国家保安省ですね。
内務省は、警察消防と運転免許の管理、発行、パスポート申請の受理、寺社の管理ですね。
国境警備は1961年まで内務省でしたが、その後は国防省に移って軍事組織になりました。

シュタージはマンモス官庁です。
政治犯や経済事犯だけではなく、海外からの輸出入管理、空港や港湾の管理、人民軍の監視に、人民警察との相互連絡など……
出来なくはないかもしれませんが、たぶんやることが多すぎて、外に出したんだと思います。

KGBも、元は内務人民委員部(NKVD)という内務行政の機関でした。
諜報部門があまりにも巨大化したので、分割して今日に至ります。
でもロシアは一貫して国境警備はKGBですね。
一度、連邦国境庁という形で独立させましたが人員はKGBの学校を卒業した人間で固めていました。
(2003年より再びKGB系のFSBに戻っています)

 結論としては難しいでしょうね。
電話の盗聴や郵便物の検閲、海外からの輸入品の管理をしている上に、国境線の管理を9万人でやるのは厳しいでしょう。
国境警備隊の職員もいくらシュタージが軍人と同じ身分とはいえ、軍人じゃなくなるのですから、嫌がるでしょうし。
(壁崩壊の際は、国境警備隊は市民に発砲しませんでした)

しかし改めてみてみると国家人民軍と同じ9万人ですから、人口比1000人での職員数は5.5人。
如何に巨大な組織か、恐れ入ります。
(KGBは人口比1000人で1.1人ですが協力者の数は数百万人ともいわれています。
いかに優秀な組織で、優れた職員をリクルートしていたのがわかります)

>1975年のヘルシンキ協定
 あの世界のソ連では無理でしょうね……

公式設定集(日本語版)の231ページからの引用を書きます。

『ソ連政府はファシズム……政治を国内政策として採用……生後間もない子供達を……軍……に収容し、戦闘教練と戦時教育を叩き込む。
(中略)
同時に……西側諸国に先行し……臨床心理学のデータを活用し……屈強な……精神を根付かせることに成功した』

 あの悪名高いスターリンはレーニンの家族否定政策の失敗を認めて、1936年に家族保護の方針に転換しています。
マブラヴ世界のソ連指導部は、スターリンよりひどいポル・ポトみたいな連中が多いのかと思っています。

 東ドイツは1960年代以降、西ドイツから金をもらっているので、どうにかなると思います。
西ドイツから言う事聞かないと金を出さないぞという脅しを史実では受けて居たので……

でもどうでしょうね。
マブラヴ世界の東ドイツは北朝鮮みたいな先軍政治をしていたり、西ドイツも韓国の軍事政権みたいだったり……

 結論を言えば、カシュガルハイヴがなくても……どうなんでしょうね。
普通なら、米国や西側から大規模な援助もらっている時点で譲歩すると思うですけど……
ソ連や東ドイツも、中国も西側の支援を受けている際は、一応譲歩しましたが……
譲歩しない指導部に惜しみない支援をする、この世界のアメリカは聖人君子なのでしょうね。

 
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一つ部門からもう一つ部門まで転換について疑問が『逮捕しちゃうぞ』もある、あの作品の主人公は交通課なので、刑事課の仕事にもする、僕からみる考えと作品のキャラが両用によって演出を増すでしょう。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>警察
日本警察は、海外の警察と違い、交通警察も刑事警察も一括して警察官で採用し、その後に配属を決めます。
今は違いますが、1990年代末までは治安情勢が不安定だったので警察官は警察学校を合格後、各県警の機動隊に配属されました。
(国家一種を通過した警視庁のキャリア警察官は別です)
機動隊で2~3年勤務した後、ほかの部署に配属されました。
中卒の警察官でも、交番勤務から外事部の刑事に配置換えもありました。
他の部署から外事課に移った後、語学教育や研修を受ける例もあります。
(英語、ロシア語、中国語は一から育てることも多いです)

 国によって交通警察と一般警察、刑事警察と別れています。
ドイツなどは戦前からそうで、今も刑事と交通と一般(治安警察という訳語も存在します)と別れています。
制服の色や形も違います。
あと地方自治の色合いが強いので、地方警察が多いですね。

日本も一応、道府県警がありますが、中央からキャリア組が行くので、ドイツや米国と比して相互の関係は深いです。 
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僕はシュミットといえば、ゲルマン主義という嫌疑を持つベアトリクスを許容するとは、大祖国戦争にてスターリンは正教会の活動を再開することが同じ原因と思います。

それに、もしベアトリクスを用済んだとき、ゲルマン主義を持つ罪名として粛清するがいい。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>シュミット
小説版のシュミットは、ドイツ国粋主義者を極端に風刺した人物です。
核戦力を持たない東ドイツがソ連に近寄って核をレンタルし、核武装の戦術機で自爆攻撃をする部隊を作るという空想じみた考えを持つ狂人として書かれています。
 史実での米ソの核爆弾のレンタルは、ミサイル本体のみで操作ボタンは米ソ本国で扱っていました。
シュミットは核を借りても最初から自由には使える立場ではないのです。

さて、小説版のシュミットという人物は、ミルケ長官を自動車事故で殺して、30代半ば(35歳という資料もあり)で長官に上り詰める男です。

この人物像を見たとき、気でも狂ってるのかなと思いました。


アニメ版はシュタージがKGBの傀儡だった史実をもとにしているので、非常に筋の通った人物でした。


>ベアトリクス
ベアトリクス自身、小説版では最初からシュミットは危険視しています。
ベルンハルト兄妹と近いということで、機会があれば殺そうとしていたのではと思っています。
また若くて人望のあるベアトリクスを偶然を装って暗殺しようとし、毒入りの酒や危険な軍事作戦に送り込んでいますが失敗しています。

>用が済んだ時
小説第7巻での展開ですね。
長官室に呼んで核武装の案を話した後、ベアトリクスが反対すると処刑しようとしました。
「君は……私と考えを異にしていることは……都合が悪い……さようなら同志少佐」と近侍する武装兵に命じて射殺しようとしました。
(この後の展開はアニメ版も小説版も一緒です)

 正直、アニメ版のシュミットのほうが好きですね。
小説版は気持ちの暗い冴えない男ですから……
アニメ版は、部下のベアトリクスやアスクマンの事をそれなりに気を使っていましたし……
 
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マルティン・カレルもベアトリクスのお陰で無事に生きているのが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
史実のシュタージは、反体制派を簡単に殺しません。
泳がしておいて、わざとらしい張り込みや尾行を繰り返して、周りからの評価を落としたり、時間をかけて対象者をいたぶりました。
時折、地方の捜査本部や派出所に呼び出して数時間尋問をした後、追い返したり、深夜や早朝に自宅訪問をするなど、KGBやNKVDの操作方法を取り入れてました。

 当該箇所を改めて読み返しましたが、ベアトリクスは当時第8局勤務でした。
この第8局は、東独高速道路網の管理や調査活動のほかに、軍事連絡網(米ソ英仏の四か国間におけるベルリンの軍事パトロール)の監視員を派遣する部署です。 
独語のwikiを見ると他職場に応援に出ることもあったとありますから、公害関連で調査してたのでしょう。
(単純に第18局と間違えた可能性があります。18局は経済関連の事案担当でした)


第8局に勤めていた人間が、なぜフェリックス・ジェルジェンスキー連隊の後継組織に入るんですかねという疑問のほうが強くなりました。
武装警察軍は人員が足りなくて、ベアトリクスを第8局から借りてたのでしょうか?
(いろいろ矛盾点が多くて、何とも言えません)
 
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テオドール・エーベルバッハよりもブレーメ・ベアトリクスはキリスト恭順派へ入り可能性が高いますが?(そなん想像では特に難しいです。) 
作者からの返信
作者からの返信
 
>キリスト恭順派
 ベアトリクスはシュタージの正規職員です。将校です。
東独のキリスト教会関係者が、シュタージ関係者であふれているのを、知らぬはずがありません。
東独に関係する西ドイツ側の反体制活動家や人権派弁護士まで、シュタージはKGBの助力を得て、協力者の連絡網を持ちました。
ベアトリクス自身が、一番さげすんでる連中に、なんで協力しましょうか。

 またベアトリクスの信仰は、アイリスディーナと違い、キリスト教ではありません。
教条的な共産主義者であった父・アベールとも違い、無神論者でもありません。
 発言からかんがみるに、聖書の事はよく知っていますが、ゲルマン復興異教主義者のようです。
ですから、小説版の第7巻で、最期の言葉に『私の理想こそが、人類に勝利をもたらすものだったと……その結末を、ヴァルハラで、楽しみに見ているぞ』と告げるのです。
 
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ベアトリクスが全体主義の体制によって、BETAを打ち切り、そして倒し、故郷と全人類を救いたいです。

だが、全体主義の体制では、全力に貫徹するできるのはBETAでしょう。BETAには死を恐れない、兵站の重荷は少ない、兵員の補充も速い、そしてBETAの全員は全身全霊に任務を專注し、内ゲバやセクショナリズムのこともしない。

そんな敵の前に、全体主義の体制で、G弾ドクトリクと並んで甘い考えではありませんが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 BETAはここの存在は弱いですが、害虫と一緒で数が増えすぎると駆除が恐ろしく大変ですからね。本編でも艦砲射撃、核飽和攻撃など対応策をしていますが、カシュガルハイヴがあるせいで鼠算式に増えていきますからね。
 このマブラヴ世界の力の身では勝てないでしょう。
内政チートや技術チートを行ったところで、足を引っ張る人間が出てきますし、ハイヴ攻略には時間も費用も掛かりすぎる。
 最初の3年でソ連と中国の人口の3割が死滅しているんですから、その影響たるやすさまじいですよ。

>G弾ドクトリン
BETAを倒すのにBETA由来の技術とは……
ハイヴ攻略するたびにG元素取り出ししかないのも問題ですよね。
せめて劇中でストパンのネウロイの巣みたいに順々と攻略している途上ならよかったのですが、一つも未攻略ですからね。

>全体主義体制
それも東ドイツを犠牲にして世界を救うという荒唐無稽な方策ですからね。
これはベアトリクスが東ドイツの体制に恨みを持っていることとも関係しているでしょう。
ユルゲンを殺し、自分の青春を奪った、東ドイツの独裁体制をBETAを利用して滅ぼす。

これはアイリスやカティアの理想よりずっと犠牲が大きく、仮に成功したとしても失われたものが大きすぎます。

 身近なものを犠牲にして世界を救うというのは香月博士と通じるものがありますが、それを実現するにしても、彼女はあまりに若すぎますし、復讐心で現実が見えない面もあります。

 そういう事も勘案して、怒るべき悲劇から救うには、ほかの世界から強大な力をもってマブラヴ世界を変えるしかないと考えて、この小説を執筆しました。
 
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読者の質問を読みましたが、マブラブ世界では、日本における武家とは何が問題はありますが?(実は、日本の権力闘争は東ドイツと比べるはまさに波がないです。) 
作者からの返信
作者からの返信
 
 身分制度がはっきり残っているのは国内の経済発展や結束に影響を与えるからです。
貴族性などが21世紀にも残る英連邦系の国や欧州などはありますが、それでもかつての時代に比べて弱体化されています。
 マブラヴの資料集を見る限り、斯衛軍という組織が問題です。
参謀本部から独自の武装集団で、各摂家ごとに独立警備小隊を持っています。
斯衛軍の規模は2個師団と4個連隊を足した数ですから、最大6万人の組織です。
これが事あるごとに議会や行政府ににらみを利かせるのですよ。
円滑な民主主義の運営ができるとは思いません。

 19世紀のナポレオン戦争以来、国防の基本は国民軍です。
身分を問わず、優秀な人材を選抜して将校や下士官とし、徴兵されてきた健康な男児を兵士に作り替える。

 かつての日本陸軍は学歴社会である反面、恐ろしいくらい平等な軍隊でした。 
裕福な商家や地主の息子はおろか、政治家や将官の子息、はては貴族まで軍隊に平等に徴兵されました。
戦争末期に学徒兵が海軍に志願するのを見て、高学歴の人物の扱いを改めるまで本当に恐ろしいくらい平等な軍隊でした。

(もっとも徴兵検査に合格した段階で、裕福な子弟は教導団や士官候補生になるように志願します)


 現実に比してマブラヴの日本帝国は、次官級の子弟ですら徴兵忌避のできるほど腐敗した社会ですから硬直化した身分性があれば、戦争遂行に弊害があると思いますよ。
(現実の日本の場合は、役所で公的な地位についていても徴兵や現役招集の対象でした) 
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もしインド、アメリカ、ロシア、インドネシア、中国など大国は木原マサキによって解体され、いくつ小国になる、そして、木原マサキは小国たちの後ろ盾として、それぞれ国々の力を平衡することはできるのが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>大国
この二次創作では木原マサキは特定の国家に固執していますが、もともとは全世界を冥府にする冥王計画を立てたぐらいなので、既存の国家や世界をすべて破壊して、何もない無人の荒野を作り出す可能性もあります。
 OVA版の描写を見ていて思うのですが、マサキ自身が悪になり切れていないのです。
自分の作ったクローン人間の言葉に惑わされて、悩み苦しむ様子を見て居ると、本質的には弱い人間なのです。
 いろいろと人に利用されるのが嫌になったのでしょう。
圧倒的な力を持つ「天のゼオライマー」を建造し、秋津マサトという自身の遺伝子をもとに強化したクローンの肉体を手に入れながらも、どこか満足していないような面も見えます。

 この二次創作で時折入る、マサキの暗い気持ちの表現はOVA版の彼の言動から類推して書き上げたものです。 
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雄渾さんがカティアの最後に関して返答を読み、僕の堪忍袋が切れた。

僕はニューヨークとワシントン、二つ中心にゼオライマーが焼き払えシーンを見したいです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>カティアの扱い
原作やそれから派生したゲームに関しては既に述べたので申しません。

今回は二次創作でのカティアの扱いに関することです。

カティアは、柴犬世界にあって、気持ちがやさしく感受性が強いので、すごく異質な印象を受ける人物です。
軍人というよりも現代の女の子のような態度をとるので、鬱陶しいがられるのも分かります。

あと小柄でバストが大きくなく、リィズほどグラマーな体系ではないので、いま一つな面もあるでしょうね。
カティアは、身長155センチでバスト75 ウエスト56 ヒップ81だから、けっして悪いスタイルではない。
年齢的に二次性徴の途中なので、もっともっと胸が大きくなる可能性はあります。
(どうしようもない貧乳は、グレーテルとキルケでしょう)
比較対象とされるリィズが、身長が5センチしか違わないのに、バスト88㎝と巨乳で、ウエストが57㎝と細く、ヒップが86㎝と絵にかいたようなモデル体型なので、カティアは見劣りするのは事実です。

 まあ、みんな金髪でスタイル抜群のアイリス好きですし、巨乳のベアトリクスも双璧を成す人気ですからね。
リィズも悲惨な過去がなければ、数か国語を話せる才女で、しかもモデル体型の妹キャラ。
おんなじポジションのカティア嬢は霞んでしまうんですよ。

いろいろ考えさせられるキャラクターですよね。

カティアに関しては、今回の意見は、リクエストとして受け止めましょう。
何かの機会に、カティアのエピソードを書くとだけ申しておきます。

>ニューヨークとワシントン
参考ご意見の一つとして賜っておきましょう。 
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雄渾さんの考えことに見れば、スターリンやベリヤが計画する東西統一し、フィンランド化な中立国になるは不可能ですが?ベリヤはフルシチョフやジューコフたちを倒し、同じこと通り、アメリカとソビエトはドイツが東西分断になりましょう? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>フィンランド化
 結論から言えば、ドイツがそのようになるのは無理でしょう。
ドイツ第三帝国は、終戦時に中央政府が瓦解した状態でした。
東部戦線にいる兵士たちはソ連軍からの復讐を恐れて、米英軍に組織的に投降しました。
その後、投降した部隊はソ連へ送られたり、2年から3年の間、不潔な居留地に留め置かれるなどして、数百万人が落命したと伝え聞いています。 
 
 これは、詔勅一つで組織的に戦闘をやめ、政体を残したまま終戦した日本と大きな違いです。
満蒙の地にあっても、不可侵条約を破って攻めてくるソ連軍に対して、反撃した以外は、東亜や南洋の島々にいた300万将兵は、即座に武器を置き、交戦相手である英米仏蘭の各軍に投降しました。
支那戦線でも同様で、国府軍の各軍閥に投降し、その大部分は、部隊を維持したまま復員しています。 


>史実通りに米ソでドイツ東西分断
F・D・ルーズベルト政権の重役で、その末期は大統領に代わって国政を動かしたハリー・ホプキンスが生きていれば、違ったでしょう。
 ただ大統領がトルーマンだったらベルリンのソ連単独占領を許さないでしょうね。
ルール地方を欲しがっていたフランスなどの思惑もありますから、どちらにしても分割占領はされていたでしょう。

 
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しかし、スターリンとチャーチルはパーセンテージ協定をするでしょう、この協定のせいでチトーの不満を買いました。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>パーセンテージ協定
この秘密協定のせいで東欧のほぼ全域は赤化されました。
欧州に鉄のカーテンを引いた責任は、ソ連スパイに侵食されていたとはいえ、英米にもあるといっても過言ではありません。

 チャーチルは、世間で言われているほど立派な政治家とは思いません。
ロスチャイルドなどの大資本家の言いなりで、確固たる信念のある人物ではありません。
防ぎえた第二次大戦の入り口であるポーランド回廊の問題をポーランドをけしかけた人物とみることができます。 
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なぜソビエトが主導した東西ドイツ統一はSED政権になりますが?スターリンとベリヤは現実主義的外交家でしょう、もし東西ドイツ統一すれば、SEDはキリスト教民主同盟と共に連立政権になる、ソビエトもSEDが一党独裁のことを許しない、たから、この統一ドイツは中立国になる、およびソビエトは西側から技術的輸液チューブすることができる、そして、ソビエトの軍事コストを削減するはいいでしょう。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>スターリンとべリア
 スターリンは、反対派をあぶりだすのに複数政党制はいったん認めるでしょう。
しかし、その後に約束を反故にして、他党派の関係者を粛清するでしょう。
 同じことは1917年の憲法制定議会選挙での共産党の大敗後の経緯を見れば明らかです。
全国的に基盤を持つ社会革命党(エスエル)に選挙で負けて、議会を取られたので暴力で潰しました。
 



 1945年6月、ソ連指導部は、一国一党(一つの国に共産党が一つの意味)の今までの政策を転換し、SPDと共産党、キリスト教民主同盟、自由民主党などの政党の復活を認めました。
これは英米占領地より早い措置です。
 ですがオーストリアの選挙で、オーストリア共産党が大敗、社民党が議席を伸ばす結果に終わりました。
 その選挙結果を受けたスターリンの指示で、SPDと共産党を合併させ、SED(ドイツ社会統一党)をつくりました。
ソ連の後ろ盾のあるドイツ共産党は、SPD(ドイツ社会民主党)の党組織のネットワークを利用するために、合併案を実施しました。
 しかし、1年もたたないうちに共産党系の人士がSEDの人士を駆逐し、SPDの関係者を秘密裏に逮捕します。
 東ベルリンにいたSPDの幹部は、その際に身の危険を察知して、西側に逃亡しています。


>ソビエトは西側から技術
デモンタージュをご存じないのでしょうね。
これはドイツの戦後賠償の事を指し示す言葉で、米ソ両国とも実施しましたが、ソ連に関して簡単に話しましょう。

 ソ連はドイツからの現物賠償ということで1953年まで、あらゆる資源を略奪しました。
工作機械や設備にかかわらず、人的資源にまで及びました。
この結果は、東ドイツの経済発展を妨げる原因の一つであり、1953年のベルリン暴動の一因でもあります。
(西ドイツ側のデモンタージュは1949年まで)

 1947年以降の『逆コース』に入るまでは日本もそうですが、ドイツは工業力を徹底的にそぎ落とし、農業国にする計画でした。
日本の場合は、マ元帥はじめ、ウィロビー少将ほか、日本への過剰な賠償請求はやがてくる対共産圏との対決で、日本側を共産陣営に転ばせかねないということで中止になり、一転して工業化の促進にかじを切るのですが、ドイツは英仏の思惑もあって、これが遅れました。

 たとえば再軍備、連邦軍の設立も、自衛隊の設置より後でした。

 以上の事から、スターリンが生きている限り、ドイツの中立化は出来ても西側との中継国として、先進技術を受け入れるストローの役割を果たさせるのは、無理でしょう。

 猜疑心の深いスターリンや、秘密警察長官を長年務めたべリヤは、日独に多大な恐怖心を持っています。
 なにより約束を守らないロシア人です。
見せかけだけの方策をした後に、裏切るのは時間の問題でしょう。

 
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もしラヴレンチー・ベリヤの東西ドイツ統一し、中立国になる計画は成功すれば、代償はドイツがNATOにて防衛線の抜け穴や技術盗み輸液チューブになります。

雄渾さんはこの状況をどう思いますか?こんな状況でのドイツにおける人々は幸せですが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 まず返信が遅れて申し訳ございません。
>統一ドイツの中立化
この方針はソ連崩壊前まで変わってはいません。
ソ連の望むドイツというのはソ連寄りの中立国で、NATOやECに入らない都合の良いものでした。
(ゴルバチョフの補佐官を務めたアナートリ・チェルニャーエフや、ゲオルギー・シャフナザーロフの発言を見ると、ポーランドやハンガリーのワルシャワ条約機構軍脱退は想定外だったようです)
 1984年に作られ、ソ連共産党幹部会にまで上げられた東欧経済報告書によると、ソ連が東欧圏を維持していく経済的負担は大きく、1990年には現状の路線で破綻すると予想されていました。
 報告書としては1984年ですが、細かい話は直前に亡くなるユーリ・アンドロポフ書記長に伝わっていたと思います。

 結論から言えば、ソ連寄りの中立ドイツができても、時間がたてば、周辺国から孤立したでしょうね。
 仮にその存在を認めても今のベラルーシの様に欧州で孤立したでしょうし、経済的に豊かで自立していた西ドイツ国民が許すでしょうか。

>ソ連よりの中立国化で……ドイツ国民は幸せか
ホーネッカー等のSED指導部は幸せでしょうが、大部分のドイツ国民は不幸でしょう。
かつての帝国主義時代の植民地経営と、ソ連の衛星国経営はかわりはありませんから。
東ドイツはその崩壊まで外交的決定権はなく、外交交渉は頭越しで決まりました。
軍事政策やシュタージの運営に関してまでです。


 
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どころで、『冥王来訪』においてアメリカが最後の終末は『高い城の人』におけるアメリカにようなですが?アメリカは木原マサキ支援で統一ドイツや日本帝国と分断されますが?あるいは、木原マサキ支援で統一ドイツがヨーロッパのリーダーになる、日本帝国が太平洋を支配する、そしてアメリカがアメリカ州諸島へ囲み込みますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
そういう展開は思い浮かびませんでした。
参考意見として受け止めておきましょう。 
(非会員)
 
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実は、今のドイツはそのまま分断させて二つ国になる、それぞれ別々発展すると思い人もいる。

東西統一のせいで、旧東ドイツ地域の産業が崩壊になり、そして、旧東ドイツ地域にて人々が市場経済を慣れない、西ドイツ地域に重い負擔させになる、東の住民と西の住民が不満している、犯罪の責任は旧ソビエトおよび今のロシアといますけど。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>ドイツ……分断
ドイツは小さい国が集まってできた連邦制国家から始まっていますから、未だに地域差は激しいです。
しかも今のドイツ政府は中央集権じゃありませんから、かなり州ごとにばらつきがあります。
そして、南のバイエルン地方などは、未だに別な国の扱いです。



>市場経済
東ドイツの国民は、市場経済自体は受け入れていますよ。
東西の人的交流は我々が思う以上に盛んで、市場経済がどんなものか知っていましたから。
(鎖国中だったアルバニアやルーマニアとは違います)
1961年の壁ができる前は西ドイツまで買い物に出かけていました。
また西ドイツ側から国家人民軍に勤めに行く人もいました。
メルケル元首相の父親は西ドイツにいましたが、東ドイツ側の教会で人手が足りないので向こうに移り住んだのですが、壁ができて帰れなくなっただけの人でした。

 ソ連と違って、東ドイツにはジーンズが流通してましたし、コカ・コーラもわずかながら入っていました。
壁崩壊直後から建国以来の最大の懸念だった物不足が解消されて、喜んでいましたし。


東ドイツの住民が嫌なのは西ドイツから尊重されていないことです。
西ドイツ側の官僚が東ドイツの住民感情を無視するのが嫌なのです。

>産業
中国や、中国の猿真似をした越南みたいに、物流をしっかり確立した後、部分的な市場経済システムを導入すればよかったのですが、ホーネッカーの頑固さが災いしたのでしょう。
ついぞ、実現しませんでした。

>西ドイツ地域に重い負担
経済格差がありましたからね……それでも何とか一つの国になっているのは、西ドイツが1980年代当時GDP3位の金持ち国家だったからでしょう
 
(非会員)
 
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雄渾さんは1990年で統一以降のドイツにおけるネオナイチやオスタルギーをとう思いますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>オスタルギー
 これはまた難しい問題ですね。
 帝政時代以来一つの国として歩んできた近代ドイツは、不幸にも米ソ対立で分割されます。
我が国も沖縄だけ20年間占領統治を延長されましたが、沖縄県民の祖国復帰運動と日本政府の粘り強い交渉によって本土復帰を成しえました。
 20年の占領統治と復帰後の支援によっても、未だ本土と沖縄の複雑な感情は解消していません。
50年たちましたが、沖縄には観光産業を除いてめぼしい産業がなく、政府も経済界も、沖縄の経済振興を重点に置いていますが今一つとなっています。
 左派や共産党が盛んにいう基地問題は既に基地ができて70年近くたつので、住民も受け入れており、県民約2万人が基地関係者として働いています。
 本土復帰に際して、日本政府は様々な特例措置を講じており、今も税制上の優遇措置をしていますが、左派、右派共に現状の政策には不満を持っているのが現実です。


 翻って東ドイツは、1972年の東西ドイツ基本条約で事実上独立国家として認められて以来、平和統一後も同じドイツ人として尊重されるとばかり思っていました。
 西ドイツ政府は、統一が決まると政府関係者を一斉に解雇し、軍ばかりか警察関係者まで選別して追放しました。
(日本の沖縄復帰の際は、米軍統治下に作られた琉球警察は沖縄県警に、琉球海上保安庁は、第11管区海上保安本部へ改組して、全職員を改めて採用しています)
西ドイツの関係者は十分な告知もなしに、東ドイツ時代の遺物を徹底的に排除して、かなり不興を買っているのもかつての時代への哀愁を強める原因でしょう。
(本土復帰に際して、沖縄も右側通行から左側通行に戻しましたが、それも6年の時間をかけています)

 ネオナチのがはやるのは今回の話で書いた西ドイツの労働事情に関係するのですが、1960年代後半から移民を大量に入れるようになるのです。
次回の話に出てくるヴィリー・ブラントなども移民労働者の問題に絡んでくるのですが、移民労働者のせいで、東ドイツの若者に職がなくなり、そういう非行に走ってしまう点もあります。
 あとネオナチ運動をやっているのは、今はロシア系ドイツ人も割合として多いかな。
200万人近くがソ連崩壊でドイツ国内に入りましたから……。

今回の話はオスタルギーやネオナチの話を単純化した一例にすぎません。
もっと根深い理由があるのですが、話すとあまりにも助長になるので、述べません。
後日、小説の中でそれとなく語りましょう。 

 
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中国ネット民はリィズが処刑されることに関して、もう一つ推理ある、反体制派における権力闘争です。

リィズ処刑にするとき、誰もカティアに教えない、そして、リィズ処刑終了、カティアがちょうど追いついた。カティアが反体制派を咎めるけど、カティアが反体制派にはただの権力いないマスコットで、リィズ生きるか、死ぬかことも決定しない。中国ネット民がテオドールがマスターになったから、二つ原因はリィズ処刑した、そして、後にストーリーでカティアが反体制派のメンバーたちに殺そうと思います。

どころが、リィズが処刑されるシーンは『私は貝になりたい』に似ています。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>リィズ処刑……反体制派
 小説版の展開ですね。

>カティア
カティアは文字通り、お人形でしょう。反体制派のマスコットです。
それに父であるシュトラハヴィッツ中将が人手を通して西ドイツに亡命させていますから、東ドイツの国内事情はほとんど知りません。
それに16歳の小娘に反体制派の実質的な指導者、老獪なハイム将軍を動かすことができるでしょうか。
(ハイム少将は第二次大戦の従軍経験者です。当時の徴兵年齢を考えると、1983年の段階で60歳を超えていないと無理です)
偶像に祭り上げられて、党幹部や官僚の言いなりになるのは目に見えています。

>カティアが反体制派……に殺される
日本で書かれている柴犬二次創作の最期でもこの結末ですね。
アイリスが生き残ってもカティアは死ぬのが鉄板ですかね。
カティアは西ドイツで育ってますから東側の人間とは価値観が合いません。
また西ドイツの人間にしてみれば、プラハの春でチェコスロバキアを弾圧した戦車隊を率いたシュトラハヴィッツ中将の娘ですから、扱いに困る存在です。

彼女は東西ドイツのデタント、あるいは統一事業の路線が決まれば不要な人間です。
『史記』の故事成語、『飛鳥(あすか)尽(つ)きて良弓(りょうきゅう)蔵(かく)る、狡兎(こうと)死(し)して走狗(そうく)烹(に)らる』(蜚鳥盡,良弓藏;狡兔死,走狗烹)にあるとおりに、粛清される運命でしょう。
CIAやKGBを頼って外国に亡命するのも手ですが、カティアの事ですから嫌がるでしょうね。
 あるいは米国人と結婚してアメリカにわたって静かに手記でも書くような暮らしをすれば違うでしょうが……周りが許してくれるでしょうか。
多分、30手前ぐらいまで使って、女性としての魅力も衰え、利用価値がなくなったら、暗殺されそうですね。

 
(非会員)
 
コメント
日本人の価值観とは言え、リィズが処刑されることはニュルンベルク諸原則やマキャヴェリズムを基にというよりも悲劇でしょうが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 辱めを受けたヒロインが、仇敵に復讐し、その後に自殺、あるいは他社の手を借りて落命をする。
今は違いますが、戦前から平成初期までの作品では割とみられる展開ですね。
 東映でアニメ映画化された「三国志」の貂蝉もこんな最期でしたから、お決まりの展開ですね。
 
 これは肉体を汚されても、気高い心はけがされていない、というメッセージで、使い古されたパターンです。

 リィズは、愛する義兄のテオドールの手によって最期を迎えたのですから、そういう意味では幸せですよ。
 他者の手によって辱めを受け、苦しみながら生きたのですから、せめて最後だけでも愛する者の手で……

 この辺は、中国人や日本人とメンタリティーの似ている韓国人にも説明しても理解されない部分ですから。
文化的に全く違う欧米のファンは、未だにリィズの扱いは非常に不満ですし。 
(非会員)
 
コメント
中国のネット民はリィズを処刑にすることが間違いやり方と思いている、リィズが処刑されたのせいで、ヴェアヴォルフと反体制派は相容させられないになる、666中隊とほかに戦術機部隊へのさらなるダメージします。

雄渾さんと思いますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>リィズ処刑……ヴェアヴォルフと反体制派は相容い……
 これは、まず日中の文化的な違いでしょうね。
日本人は中国人と違って、白黒はっきりつけたがります。とにかく灰色の判断を嫌います。
 本来は、リィズやCIAと気脈を通じたアクスマンを利用して、西側なり、国家保安省の人狼部隊なりの取り込みや内部の切り崩しを図るべきでした。
流血の惨事を防ぐことによって、東ドイツの戦力を温存する……そういう結末もありえたと思います。
(昔の特撮やアニメだと作品によっては敵内部の裏切りで、味方に有利に働くパターンがありますし)



 アイリスやベアトリクスももっと生き残るために意地汚くふるまうべきでしたが、あの場面で、あのような最期を迎えるからこそ、主要な読者である日本人の胸を打つのです。
二人はユルゲンの理想というものを掲げながら違った結末を描いていた、同床異夢の存在です。

 うまく交渉が行って、シュタージの戦術機大隊が手に入れば違った結末を迎えたでしょう。
ただ、現実世界以上に精神がすさんで、融和のできないマブラヴ世界の住人です。
リィズやベアトリクスは、シルヴィアが発狂したポーランド兵から受けた以上の扱いを受ける可能性も否定できません。


 小説版で反体制派がリィズを公開処刑したのは、まだましだったかなと思っています。
結末は同じですが、細かい点を変えたTV版のリィズの扱いは、ある種の救済だったと思います。

 根本的な設定のことを言ってしまえば、大本の設定を書いた吉田社長は、物語を作る前にキャラクターの細かい設定を作るそうです。
生死まで年表に書いてから物語を作るので、内田先生に依頼した時点で、リィズの死に方まで指示したのでしょう。
 ですから最低限の軍事上の常識を知っていれば起こりようのないシルヴィアの悲劇とか、中央偵察局から軍の機関である国境警備隊に左遷されたアクスマンの人事……
 わずか五年余りで士官学校卒業から佐官(校官)にまで上り詰めたベアトリクスなどは、戦時昇進の可能性がありますから否定は致しませんが。
 それだと国家保安省は虎の子の戦術機部隊を最前線で使いつぶしていたことになります。

 「柴犬」は救いようのない結末ですから、だからこそ、二次創作の原動力になります。
徹底的にその世界観を壊して、ヒロインたちが歩めたはずの普通の暮らしというものを書いてみたくなるのです。 
akiautam
akiautam
 
良い点
時代考証がしっかりとしていて、いつも読み応えがあります!
 
コメント
自分以外でテオドール亡命ルートは初めて見ますので、楽しみにしています! 
作者からの返信
作者からの返信
 
 ご感想ありがとうございます。

>時代考証
お褒めの言葉をいただき、大変うれしい限りです。
「シュヴァルツェスマーケン」の外伝にあたる「隻影のベルンハルト」のあった1970年代のドイツを書くにはどうしたらいいか。
 なるべく当時の事を書かれた資料や文献を見てるのですが、書いている内に間違いを気付いて書き直している部分もあります。
 邦訳された1968年の東独軍の歩兵操典や故・斎藤 晢教授の著作などを参照しているのですが、日々資料を集めながら悩んでおります。


 あと必然的にKGBやGRUに関する記述が多くなるのは、東ドイツ、ドイツ近代史というものを説明するときにこの二大組織は切っても切り離せない存在だからです。

>テオドール亡命ルート
テオドールの扱いは確かにどの二次創作も悪いですね。
それはやはり、オリ主やクロス主が女性ヒロインとの男女の関係になる過程で、テオドールが障害になるからではないでしょうか。
 今まで見たひどいのだと、リィズの肉体だけを救って、テオドールを奴隷のような扱いにしたものでしょうね。
 これは、ベアトリクスの事でも書いたことですが、リィズの望んでいたことは何かを作中から読み取ってやることが不足していると思います。
リィズが望んでいたことは、ティーンエイジャーの少女らしく家族とともに変化のない暮らしです。
アスクマンに辱めを受けた後、だんだんと精神に異常をきたしていく彼女ですが、時折フラッシュバックの様にかつての平和な暮らしを望んでいる様が映し出されました。
 あのTVアニメの一シーンは、いまだに小生の心に焼き付いて離れません。
小説版はそれより悲惨で、二次創作でも嬉々としてそれを記す人がいますが、胸をえぐられるような感じがして、つらいです。

 リィズを救ってやるにはどうしたらよいか。
この二次創作にはそういう思惑もありました。

 本作品のヒロインたちは、原作に比べていささか少女漫画趣味的な言動をしていますが、よかったかなと悩んでおりました。

こういう意見をいただけると、『ああ、ヒロインたちの平和な結末を望んでいる方は大勢おられるのだな』と自信をもって、創作活動ができるような気がいたします。

ここの描写を深めるために、原作の登場人物は絞っていますが、楽しんでいただけていることは幸いです。

今後の展開をお待ちいただければ、幸いです。

 

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