「冥王来訪」の感想一覧

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マブラブ世界のアメリカにつける金本位制復活をちらつかせた経済支配の設定が矛盾ではありませんが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>金本位制
ブレントウッズ体制が維持できないので金本位制をやめたのに金本位制をもう一度やるって、BETA戦争をやりながら、どこにそんな資金があるんですかね……
マブラヴ設定矛盾の一つですね。
(東独軍の装備がおかしいのも、その一つですね)

 一応資料集を探しましたが、その様な表記がなかったので、一番のソースは吉田社長の不規則発言を基にしたwikiの記事ですか?
分からないのならば、変に現実を改変せずにそのまま現実の設定を利用すればいいと思うんですけどね

【2023年6月4日追記】

資料集の220頁に金本位制に関しての言及がありました。
ここにお詫びと訂正を込めて、謝罪いたします。 
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紙上の試験や標準の順序がとても得意しかない人やら、立派な理論を持つや書くたげの人やら、書面の知識を知るや読みだけの人やらは赤色份子になるの可能性がやすいです。

なぜなら、上記の三つ特質を持つ人が生活経験が貧乏です 
作者からの返信
作者からの返信
 
>生活経験が貧弱
マブラヴ本編の香月博士は、いろいろな行動を見るに、一般社会の常識が欠けてますからね。
大学を飛び級で卒業して、27歳で軍事基地の副司令官を任されていれば、のぼせ上って周りが見えなさそうですし。
 
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国連事務次官と国際連合事務次長の何が違いますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>国連事務次官
小生もこの表記を見たとき、『日本政府に国連対応の特別な省庁でも作ったのか』と思いましたが、どうやら違うみたいですね。
『新機動戦記ガンダムW』の地球圏統一連合のドーリアン外務次官の設定を、マブラヴで流用して珠瀬パパにかぶせたのでしょう。
『ガンダムW』では地球圏統一連合の外務次官は、コロニーとの渉外活動をする重要な役割ですが、マブラヴで事務次官って……
国連の事務局って伝統的にソ連の影響の強いところですよ……

横浜基地自体が親ソ容共の連中の掃き溜めにされていたのかなと考察しています。

ソ連と関係の深いインド出身の司令官に、ソ連から引き連れてきた人造人間、反米思想を隠そうとしない副指令、ソ連亡命を失敗した後落ちのびてきた日系人の脱走米兵等々。

 
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シュヴァルツェスマーケンについて二次創作はハーメルンやPixiv以外、ほかにネットではないのパイブがありますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>シュヴァルツェスマーケンの二次創作
暁とハーメルン、PIXIVだけですね。
1983年の冷戦時代を題材にしていることもありましょう。敷居が高すぎてマブラヴ本編より二次創作は振るわない感じですね。

現状、連載が続いているのは本作とPIXIVの数作品だけでしょう。


あと、昔ほど二次創作界隈が振るわなくなってきたのはあります。
ちょっと実力のある方は、みんななろうとか
私みたいな出戻り組ならともかく、書いていた人たちが年齢やいろいろな事情で筆を折ってしまった。
あるいは、二次創作の設定を少しいじっただけの奴をオリジナルで投稿するとか。
(これは結構人気があって、読者数も伸びるそうです)

>ネットではない創作
キャラクター人気で作られた成人向けマンガ同人誌がほとんどではないでしょうか。
マブラヴの小説は見たことありますが、シュバルツェスマーケンの紙媒体の同人小説は寡聞にして知りません。 
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ハインツ・アクスマンが同性愛の疑いを示唆について設定では詳しい理由に教えでください 
作者からの返信
作者からの返信
 
あと、アクスマンの言動に女性蔑視、ミソジニー的な言動があるからですね。
外伝小説やアニメでもそのようなことを連想させる発言をしていたので、これもホモか、ホモよりのバイセクシャルとみなす材料になりました。

もちろん、ホモには女性と仲が良かったり、友好的なホモもいますが、極端なマッチョ志向のホモだとミソジニーは強いですね。
海外のホモはマッチョ志向が強いので、ミソジニー的な発言を昔はよくしました。
今はLGBTなどという変な言葉を流行らせるためにそう言う事は引っ込めましたが、女性嫌いを公言するホモはよくいたものです。 
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ハインツ・アクスマンが同性愛の疑いを示唆について設定では詳しい理由に教えでください 
作者からの返信
作者からの返信
 
>ハインツ・アクスマン
まず東ドイツでは最大の罵倒にあたるナチスを連想させる「褐色の獣」というあだ名を彼が付けられているからです。

1930年以降、ドイツで褐色といえば、褐色の軍服を着た集団(Braunhemden)、突撃隊(Sturmabteilung)を指す言葉です。

突撃隊の隊長であるエルンスト・ユリウス・ギュンター・レームは、近代ドイツで昂然とホモセクシャルであることを公言した人物で、そのことが原因で落命します。

後付けの外伝で髪の色が褐色だから「褐色の獣」になった風に書かれていますが、小説の挿絵に準拠すれば、アクスマンの頭髪は、最初は白髪で、風貌はかなりの年齢を感じさせるものでした。

東ドイツ時代は戦争中の話はNGだったかというと違って、人々は配給が少ないことや物品の欠乏を戦争中を例に挙げて、案に東ドイツ政府を非難していました。

その文脈で考えると、アクスマンがホモセクシャル、あるいはバイセクシャルの気があることを言わずに相手に伝えるにはどうしたらよいか。

ホモだったエルンスト・レームを指し示して、褐色といえばよいのです。
褐色、突撃隊のレームと同じと遠回しにいえば、事情に明るい人は「あの男はホモなのか」と分かるわけです。

第二に常にそばに近習している小柄な金髪の中尉、ミヒャエル・ゾーネの存在です。
いくら子飼いの部下とはいっても、必要以上に彼の周りにいるような気がしてなりません。
また、アイリスディーナを連れて逃亡する際には、身軽に逃げるには一人で逃げた方が良いのです。
KGBもそうですが、二人一組で行動させるのは非常時の対応もありますが、相互の行動監視と逃亡防止のためです。
シュタージが崩壊したあの局面で、ゾーネをそばに置いていたことを鑑みると仕事仲間以上の感情があったのではないかと、想像をたくましくしてしまいました。

男の職場ですと、どこの社会でも一定数のホモがいるわけです。
日本の大阪での無作為抽出調査によると、大阪市民の8パーセントがホモだという結果が出ています。
アクスマンが仮にホモや両性愛者(バイセクシャル)だとしてもおかしくないな。

 それに悪役とは、やはり異常性癖が加わるとその魅力が増すものです。
大体の二次創作でベアトリクスはレズビアンか、淫らな女にされています。
(実際は潔癖症のアクスマンが欲しがるほどの身持ちの固い女です)

小生も、「悪役は同性愛者」という、シュバルツェスマーケンの二次創作作家の顰に倣い、そういたしました。

以上の理由から、アクスマン・バイセクシャル説で当作品を書きました。
 
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雄渾さんは『Enemy at the Gates』が洋画についてどう思いますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>『Enemy at the Gates』
単純に娯楽映画としては良い作品です。
ただ、劇中のワシリー・ザイツェフやソ連軍督戦隊の話は誇張されたものと思っています。
実際に戦争に従軍した人間からの評判は芳しいものではありませんでした。
(フランス人監督が作ったハリウッド映画なので、余計な恋愛シーンが目につきました)

映画とかテレビもそうですが、絵画や写真、映像作品は実際より悪い部分が誇張されたり、美化されたりするものです。

人気作だった「プライベートライアン」も今見ると時代考証とかなにかは、やはり娯楽優先で変更されていますからね。
(歴史を題材にした小説や絵画は、時間がたった時点で気持ちの変化や記憶の間違いがあるので、仕方ないと思っています) 
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雄渾さんは旧日本帝国陸海軍について問題の説明はソビエト赤軍もあります

実は大祖国戦争の時、ソビエト赤軍は戦車が稀少で、だから、大量的歩兵を必須に犠牲し、敵の防衛線で穴をあける、戦車によって突破できる。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>ソ連……戦車
大戦初期からソ連は戦車や装甲車を使っていましたよ。
ただ、それと並行して士官学校の生徒やモンゴルから呼び寄せた五個師団をモスクワ全面で使ったりしています。
(モンゴルやシベリアの防衛が手薄だったので、英米や国民党と講和して、満州方面から攻め上がれば、独ソ戦の結果はだいぶ違うものになったでしょう)

>大量の歩兵を……犠牲し、敵の防衛線で穴をあけ
米軍もノルマンディー上陸作戦で同様の事をやっていますから、あの時代の軍事常識からすれば、それが当たり前ということを知らない人間が増えたのも大きいんでしょうね。
湾岸戦争やイラク戦争の時も航空優勢を取って、敵戦力を撃滅しても最後は地上部隊を送り込みました。
戦闘で地上部隊を送り込むのは非常に重要なんですよ。


>大祖国戦争の時、ソ連赤軍は戦車が稀少
そういう発言をする連中には、こういいますよ。
小林源文の漫画、「バルバロッサ作戦」を読めと。
 世界大戦がどんなものだったか簡単に知るには、洋書や翻訳物の戦史を読めとは言いません。
1980年代から1990年代に書かれたボムコミックスの実録物を古本屋で買って読めばいいんです。

今はガンダムとかロボットアニメ好きな人間でも第二次大戦時の軍事のイロハを知らなくなりましたからね……
昔は独ソ戦や太平洋戦争の事を知らないと、ロボットアニメ、特にガンダムや宇宙戦艦ヤマトは楽しめないといわれたものです。

 成人向け恋愛ゲーム、いわゆるエロゲーも盛んに第二次大戦のパロディーなどが作中に仕組まれたものです。
(例えば30年続いたアリスソフトの「鬼畜王ランス」シリーズには、第二次大戦の人物のパロディが含まれていました)
OVA化された「ANGEL・CORE」などは、ナチスをモチーフにした話ですね。

マブラヴも現実の冷戦を基にしながら、史実とは違うという設定をあまりにも細かく書きすぎたのが失敗ですね。

架空戦記の「紺碧の艦隊」「旭日の艦隊」の後世(ごぜ)世界みたいに主人公たちがかかわって史実から変化した形にすれば、読者は「ああ、これは主人公たちの影響でこう変わったのだな」と納得してくれるのですが。

「宇宙怪獣BETAが来たのでロボット作りました。でも日本は皇室関係に迷惑かけるので現代でも幕藩体制にしました」と作者がアナウンスしてくれれば、ファンが勝手に二次創作してくれるんですけどね。

吉田社長は今もマブラヴの設定資料の同人誌を書いてファンに売ってるそうですが、設定ばかり積みあがって、話が進まないから、古くからいたファンもあきれて離れて行ってしまうのではないでしょうか。

小生は「柴犬」のアニメ化後にマブラヴを詳しく知った口なので、そんなにショックは受けませんでしたが、新しいアニメはキャラクターの容姿も声優も変更になったのでショックを受けているファンが結構いるようです。

ファンも声優も元気なうちに、「マブラヴ」本編のアニメ化をしてればこんな事にはならなかったんでしょうね。
(ロボットの戦闘シーンは気合が入っていたので、小生としては満足でした)

 
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いや、赤軍の戦車と戦闘機の技術、また兵站の補給ではアメリカ人技師たちとアメリカにおける会社によって協力します。(例: ハリコフとスターリングラードのトラクター工場)
赤軍の戦車と戦闘機の編隊を運用の訓練については《ラパッロ条約》のお陰で、成形できるのでした。(これはスターリンはトゥハチェフスキーたちを粛清しないといけないの原因でした、トゥハチェフスキーたちは親独の傾き疑りがあります。) 
作者からの返信
作者からの返信
 
先ほどの返信で、レンドリースや1,920年代後半から1930年代の大粛清前に米国の資本によっておこなれた自動車のオートメーション技術の導入は助長になるので書きませんでした。

1920年代にドイツ参謀本部が行ったソ連赤軍近代化のための軍事顧問団、いわゆる影の軍隊に関しても同様です。


あと大粛清に関してはいろいろ意見がありますが、別な機会に小説の中で語るつもりでいます。 
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中国ネット民たちは吉宗綱紀社長の考案によってそれぞれ機体をバカバカしいと思います

1、殲撃10型はF-16ベースにします
2、ソビエトは自分が戦術機を開発できないで、必須にアメリカから戦術機F-4ファントムを買い、後のソビエトにおける戦術機としてメカベースになります
3、MiG-25の機体解説のことで、ソビエト軍隊は旧日本帝国ような人命軽視のバカを描き、ソビエト軍隊の火力主義的美学を完全に見えではありません

上記三つ点は、吉宗綱記社長から無知や偏見を浮かび出ると中国ネット民たちはそう思います 
作者からの返信
作者からの返信
 
>吉宗綱紀社長の考案
 たぶん、吉田社長がソ連の進んだ航空技術を知らないからでしょうね。
ソ連は戦前から航空機技術の発展に力を入れた大国でした。
パイロットの大量養成や落下傘部隊への早期からの注目など……
支那事変中、日本軍が戦った航空機パイロットは米軍のフライングタイガースや国民党の航空隊だけではなく、ソ連から派遣されたパイロットもいました。
また国民革命軍(国民党)だけではなく、支那のあらゆる地域で飛んでいた航空機はソ連機のほうが多かったのではないでしょうか。

>アメリカから戦術機F-4ファントムの技術提供
これはこれで構わないのですが、本来ならば、その後に独自発展すべきなのです。
発注した側が同じデザイナーに頼んだので、似通ったデザインにばかりなってしまいました。

>旧日本帝国陸海軍
これに関しては、帝国陸海軍の名誉のためにひとこと言わせてください。
帝国陸海軍は決して近接戦闘重視の軍隊ではありません。
日清・日露の戦訓から、既に明治時代の終わりごろから火力重視に向かっていました。
ただ、欧米に比して工業力に劣り、生産性も貧弱なので、銃砲弾の備蓄や流通、運搬が貧弱であったことは否めません。
また大東亜戦争後半に、主に太平洋地域で行われたとされる万歳突撃は、太平洋地域に点在する島しょ部に十分な武器弾薬を届けることができなかったのが原因で起きた悲劇です。
このことを後に陸海軍は改め、硫黄島や沖縄では弾薬を備蓄し、組織化された戦闘を計画的に行っています。

 
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なぜ、欧州連合のEF-2000タイフーンは日本帝国の技術によって協力しますが?僕は現実を参考すれば、欧州連合の技術力は第二ので、アメリカの技術力に次ぎと日本帝国の技術力よりも高いでしょう。ならば、欧州連合のEF-2000タイフーンは日本帝国の技術によって協力ではなく、日本帝国の武御雷こそ、欧州連合の技術によって協力すべきでしょうか? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>日本帝国の技術
現実を参照して、大真面目に考察すれば、日本の航空機産業は仮に戦争による制限を受けて居なくても、米英には大きく後れを取ったでしょう。
 戦前から日本は軽工業を中心とした輸出国でしたが、品質管理の概念が希薄で、工業製品の寸法も不安定で、粗悪な品物も多く、1950年代までは「made in japan」は粗悪品の代名詞でした。
 これが大きく変化するのは占領中に来日されたデミング博士のおかげです。
同博士は戦時下のアメリカにおいて、工業製品の生産性向上を実施しましたが、米国においては戦後数年もすると顧みられなくなりました。
 博士はマッカーサー元帥の招きで、国勢調査の責任者として来日しましたが、品質管理の専門家でもあったことから日本科学技術連盟に注目され、全国津々浦々で講演会を開くほど重宝されていました。
 このことは日本の工業化に重大な影響を与え、品質向上によって不良品による損失が減り、コスト削減につながり、日本製品が全世界を席巻するのです。
(日本から帰国したデミング博士は1980年代後半まで米国内では忘れ去られた存在でした)


 マブラヴ世界の日本では占領政策を受けて居ませんので、占領政策によってもたらされた恩恵も受けていないことになります。
そうすると、製品の品質管理や統計学的な概念を工業に応用するなどということは、導入するのに時間がかかるでしょう。
とてもロボット兵器の生産ラインを導入しても、うまくいくとは思いません。
 
 また戦後航空機の発展が遅れたのは、日本の産業界の方針として、その全精力を自動車産業に振りむけたからです。
これにより戦前とは比較にならないほどの規模の自動車産業を実現しましたが、日本の国自体が自動車産業がなくなったら傾くほどの依存をしていると言う事でもあります。

>日本……こそ、欧州……の技術
2000年代初頭、ユーロタイフーン戦闘機を導入すべきの論が日本国内で盛んにおこなわれました。
でも日本はその装備のほとんどを米国基準にしているので、F35に決定しました。
一応、F-3戦闘機は英国とイタリアの協力を得ることで進めるそうですが……

 たぶん、この様な史実の展開の逆をやることで、吉田社長は己の中にある反米感情を満足させているのではないかなと思っています。
(マブラヴ世界では空母同士の大規模な海戦が行われず、第二次大戦は軍艦同士の砲撃戦だったことが様々媒体で書かれています)

 マブラヴは、考察すれば考察するほど矛盾に満ちてくるんですよ…… 
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雄渾さんにしてみえば、内田弘樹先生と賀東招二先生、どっちが冷戦について物語りを描くは細かいですが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>賀東招二
どうでしょうね。
「フルメタルパニック」も「甘城ブリリアントパーク」も、賀東先生特有のパロディがあまりにも強烈で小生の肌に合いませんでした。

10年ぶりぐらいに「フルメタルパニック」の新作が出るそうですが…… 
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1、シュタージは月光の夜というクーデターを弾圧することが成功し、国防部に管理する国境警備隊を奪え取りました。
2、1973年のカシュガルハイブのせいで、西側諸国は東側諸国の内政について無力に干涉し、1976年のヘルシンキ協定も達成できない、たから、東側諸国における秘密警察の拷問の忌憚はないでした。

上記では二つ点の可能性はありますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>国境警備隊をシュタージが内包する
東ドイツには、内務省と国家保安省とありますが、実際の内政の業務は国家保安省ですね。
内務省は、警察消防と運転免許の管理、発行、パスポート申請の受理、寺社の管理ですね。
国境警備は1961年まで内務省でしたが、その後は国防省に移って軍事組織になりました。

シュタージはマンモス官庁です。
政治犯や経済事犯だけではなく、海外からの輸出入管理、空港や港湾の管理、人民軍の監視に、人民警察との相互連絡など……
出来なくはないかもしれませんが、たぶんやることが多すぎて、外に出したんだと思います。

KGBも、元は内務人民委員部(NKVD)という内務行政の機関でした。
諜報部門があまりにも巨大化したので、分割して今日に至ります。
でもロシアは一貫して国境警備はKGBですね。
一度、連邦国境庁という形で独立させましたが人員はKGBの学校を卒業した人間で固めていました。
(2003年より再びKGB系のFSBに戻っています)

 結論としては難しいでしょうね。
電話の盗聴や郵便物の検閲、海外からの輸入品の管理をしている上に、国境線の管理を9万人でやるのは厳しいでしょう。
国境警備隊の職員もいくらシュタージが軍人と同じ身分とはいえ、軍人じゃなくなるのですから、嫌がるでしょうし。
(壁崩壊の際は、国境警備隊は市民に発砲しませんでした)

しかし改めてみてみると国家人民軍と同じ9万人ですから、人口比1000人での職員数は5.5人。
如何に巨大な組織か、恐れ入ります。
(KGBは人口比1000人で1.1人ですが協力者の数は数百万人ともいわれています。
いかに優秀な組織で、優れた職員をリクルートしていたのがわかります)

>1975年のヘルシンキ協定
 あの世界のソ連では無理でしょうね……

公式設定集(日本語版)の231ページからの引用を書きます。

『ソ連政府はファシズム……政治を国内政策として採用……生後間もない子供達を……軍……に収容し、戦闘教練と戦時教育を叩き込む。
(中略)
同時に……西側諸国に先行し……臨床心理学のデータを活用し……屈強な……精神を根付かせることに成功した』

 あの悪名高いスターリンはレーニンの家族否定政策の失敗を認めて、1936年に家族保護の方針に転換しています。
マブラヴ世界のソ連指導部は、スターリンよりひどいポル・ポトみたいな連中が多いのかと思っています。

 東ドイツは1960年代以降、西ドイツから金をもらっているので、どうにかなると思います。
西ドイツから言う事聞かないと金を出さないぞという脅しを史実では受けて居たので……

でもどうでしょうね。
マブラヴ世界の東ドイツは北朝鮮みたいな先軍政治をしていたり、西ドイツも韓国の軍事政権みたいだったり……

 結論を言えば、カシュガルハイヴがなくても……どうなんでしょうね。
普通なら、米国や西側から大規模な援助もらっている時点で譲歩すると思うですけど……
ソ連や東ドイツも、中国も西側の支援を受けている際は、一応譲歩しましたが……
譲歩しない指導部に惜しみない支援をする、この世界のアメリカは聖人君子なのでしょうね。

 
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一つ部門からもう一つ部門まで転換について疑問が『逮捕しちゃうぞ』もある、あの作品の主人公は交通課なので、刑事課の仕事にもする、僕からみる考えと作品のキャラが両用によって演出を増すでしょう。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>警察
日本警察は、海外の警察と違い、交通警察も刑事警察も一括して警察官で採用し、その後に配属を決めます。
今は違いますが、1990年代末までは治安情勢が不安定だったので警察官は警察学校を合格後、各県警の機動隊に配属されました。
(国家一種を通過した警視庁のキャリア警察官は別です)
機動隊で2~3年勤務した後、ほかの部署に配属されました。
中卒の警察官でも、交番勤務から外事部の刑事に配置換えもありました。
他の部署から外事課に移った後、語学教育や研修を受ける例もあります。
(英語、ロシア語、中国語は一から育てることも多いです)

 国によって交通警察と一般警察、刑事警察と別れています。
ドイツなどは戦前からそうで、今も刑事と交通と一般(治安警察という訳語も存在します)と別れています。
制服の色や形も違います。
あと地方自治の色合いが強いので、地方警察が多いですね。

日本も一応、道府県警がありますが、中央からキャリア組が行くので、ドイツや米国と比して相互の関係は深いです。 
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僕はシュミットといえば、ゲルマン主義という嫌疑を持つベアトリクスを許容するとは、大祖国戦争にてスターリンは正教会の活動を再開することが同じ原因と思います。

それに、もしベアトリクスを用済んだとき、ゲルマン主義を持つ罪名として粛清するがいい。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>シュミット
小説版のシュミットは、ドイツ国粋主義者を極端に風刺した人物です。
核戦力を持たない東ドイツがソ連に近寄って核をレンタルし、核武装の戦術機で自爆攻撃をする部隊を作るという空想じみた考えを持つ狂人として書かれています。
 史実での米ソの核爆弾のレンタルは、ミサイル本体のみで操作ボタンは米ソ本国で扱っていました。
シュミットは核を借りても最初から自由には使える立場ではないのです。

さて、小説版のシュミットという人物は、ミルケ長官を自動車事故で殺して、30代半ば(35歳という資料もあり)で長官に上り詰める男です。

この人物像を見たとき、気でも狂ってるのかなと思いました。


アニメ版はシュタージがKGBの傀儡だった史実をもとにしているので、非常に筋の通った人物でした。


>ベアトリクス
ベアトリクス自身、小説版では最初からシュミットは危険視しています。
ベルンハルト兄妹と近いということで、機会があれば殺そうとしていたのではと思っています。
また若くて人望のあるベアトリクスを偶然を装って暗殺しようとし、毒入りの酒や危険な軍事作戦に送り込んでいますが失敗しています。

>用が済んだ時
小説第7巻での展開ですね。
長官室に呼んで核武装の案を話した後、ベアトリクスが反対すると処刑しようとしました。
「君は……私と考えを異にしていることは……都合が悪い……さようなら同志少佐」と近侍する武装兵に命じて射殺しようとしました。
(この後の展開はアニメ版も小説版も一緒です)

 正直、アニメ版のシュミットのほうが好きですね。
小説版は気持ちの暗い冴えない男ですから……
アニメ版は、部下のベアトリクスやアスクマンの事をそれなりに気を使っていましたし……
 
(非会員)
 
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マルティン・カレルもベアトリクスのお陰で無事に生きているのが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
史実のシュタージは、反体制派を簡単に殺しません。
泳がしておいて、わざとらしい張り込みや尾行を繰り返して、周りからの評価を落としたり、時間をかけて対象者をいたぶりました。
時折、地方の捜査本部や派出所に呼び出して数時間尋問をした後、追い返したり、深夜や早朝に自宅訪問をするなど、KGBやNKVDの操作方法を取り入れてました。

 当該箇所を改めて読み返しましたが、ベアトリクスは当時第8局勤務でした。
この第8局は、東独高速道路網の管理や調査活動のほかに、軍事連絡網(米ソ英仏の四か国間におけるベルリンの軍事パトロール)の監視員を派遣する部署です。 
独語のwikiを見ると他職場に応援に出ることもあったとありますから、公害関連で調査してたのでしょう。
(単純に第18局と間違えた可能性があります。18局は経済関連の事案担当でした)


第8局に勤めていた人間が、なぜフェリックス・ジェルジェンスキー連隊の後継組織に入るんですかねという疑問のほうが強くなりました。
武装警察軍は人員が足りなくて、ベアトリクスを第8局から借りてたのでしょうか?
(いろいろ矛盾点が多くて、何とも言えません)
 
(非会員)
 
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テオドール・エーベルバッハよりもブレーメ・ベアトリクスはキリスト恭順派へ入り可能性が高いますが?(そなん想像では特に難しいです。) 
作者からの返信
作者からの返信
 
>キリスト恭順派
 ベアトリクスはシュタージの正規職員です。将校です。
東独のキリスト教会関係者が、シュタージ関係者であふれているのを、知らぬはずがありません。
東独に関係する西ドイツ側の反体制活動家や人権派弁護士まで、シュタージはKGBの助力を得て、協力者の連絡網を持ちました。
ベアトリクス自身が、一番さげすんでる連中に、なんで協力しましょうか。

 またベアトリクスの信仰は、アイリスディーナと違い、キリスト教ではありません。
教条的な共産主義者であった父・アベールとも違い、無神論者でもありません。
 発言からかんがみるに、聖書の事はよく知っていますが、ゲルマン復興異教主義者のようです。
ですから、小説版の第7巻で、最期の言葉に『私の理想こそが、人類に勝利をもたらすものだったと……その結末を、ヴァルハラで、楽しみに見ているぞ』と告げるのです。
 
(非会員)
 
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ベアトリクスが全体主義の体制によって、BETAを打ち切り、そして倒し、故郷と全人類を救いたいです。

だが、全体主義の体制では、全力に貫徹するできるのはBETAでしょう。BETAには死を恐れない、兵站の重荷は少ない、兵員の補充も速い、そしてBETAの全員は全身全霊に任務を專注し、内ゲバやセクショナリズムのこともしない。

そんな敵の前に、全体主義の体制で、G弾ドクトリクと並んで甘い考えではありませんが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 BETAはここの存在は弱いですが、害虫と一緒で数が増えすぎると駆除が恐ろしく大変ですからね。本編でも艦砲射撃、核飽和攻撃など対応策をしていますが、カシュガルハイヴがあるせいで鼠算式に増えていきますからね。
 このマブラヴ世界の力の身では勝てないでしょう。
内政チートや技術チートを行ったところで、足を引っ張る人間が出てきますし、ハイヴ攻略には時間も費用も掛かりすぎる。
 最初の3年でソ連と中国の人口の3割が死滅しているんですから、その影響たるやすさまじいですよ。

>G弾ドクトリン
BETAを倒すのにBETA由来の技術とは……
ハイヴ攻略するたびにG元素取り出ししかないのも問題ですよね。
せめて劇中でストパンのネウロイの巣みたいに順々と攻略している途上ならよかったのですが、一つも未攻略ですからね。

>全体主義体制
それも東ドイツを犠牲にして世界を救うという荒唐無稽な方策ですからね。
これはベアトリクスが東ドイツの体制に恨みを持っていることとも関係しているでしょう。
ユルゲンを殺し、自分の青春を奪った、東ドイツの独裁体制をBETAを利用して滅ぼす。

これはアイリスやカティアの理想よりずっと犠牲が大きく、仮に成功したとしても失われたものが大きすぎます。

 身近なものを犠牲にして世界を救うというのは香月博士と通じるものがありますが、それを実現するにしても、彼女はあまりに若すぎますし、復讐心で現実が見えない面もあります。

 そういう事も勘案して、怒るべき悲劇から救うには、ほかの世界から強大な力をもってマブラヴ世界を変えるしかないと考えて、この小説を執筆しました。
 
(非会員)
 
コメント
読者の質問を読みましたが、マブラブ世界では、日本における武家とは何が問題はありますが?(実は、日本の権力闘争は東ドイツと比べるはまさに波がないです。) 
作者からの返信
作者からの返信
 
 身分制度がはっきり残っているのは国内の経済発展や結束に影響を与えるからです。
貴族性などが21世紀にも残る英連邦系の国や欧州などはありますが、それでもかつての時代に比べて弱体化されています。
 マブラヴの資料集を見る限り、斯衛軍という組織が問題です。
参謀本部から独自の武装集団で、各摂家ごとに独立警備小隊を持っています。
斯衛軍の規模は2個師団と4個連隊を足した数ですから、最大6万人の組織です。
これが事あるごとに議会や行政府ににらみを利かせるのですよ。
円滑な民主主義の運営ができるとは思いません。

 19世紀のナポレオン戦争以来、国防の基本は国民軍です。
身分を問わず、優秀な人材を選抜して将校や下士官とし、徴兵されてきた健康な男児を兵士に作り替える。

 かつての日本陸軍は学歴社会である反面、恐ろしいくらい平等な軍隊でした。 
裕福な商家や地主の息子はおろか、政治家や将官の子息、はては貴族まで軍隊に平等に徴兵されました。
戦争末期に学徒兵が海軍に志願するのを見て、高学歴の人物の扱いを改めるまで本当に恐ろしいくらい平等な軍隊でした。

(もっとも徴兵検査に合格した段階で、裕福な子弟は教導団や士官候補生になるように志願します)


 現実に比してマブラヴの日本帝国は、次官級の子弟ですら徴兵忌避のできるほど腐敗した社会ですから硬直化した身分性があれば、戦争遂行に弊害があると思いますよ。
(現実の日本の場合は、役所で公的な地位についていても徴兵や現役招集の対象でした) 
(非会員)
 
コメント
もしインド、アメリカ、ロシア、インドネシア、中国など大国は木原マサキによって解体され、いくつ小国になる、そして、木原マサキは小国たちの後ろ盾として、それぞれ国々の力を平衡することはできるのが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>大国
この二次創作では木原マサキは特定の国家に固執していますが、もともとは全世界を冥府にする冥王計画を立てたぐらいなので、既存の国家や世界をすべて破壊して、何もない無人の荒野を作り出す可能性もあります。
 OVA版の描写を見ていて思うのですが、マサキ自身が悪になり切れていないのです。
自分の作ったクローン人間の言葉に惑わされて、悩み苦しむ様子を見て居ると、本質的には弱い人間なのです。
 いろいろと人に利用されるのが嫌になったのでしょう。
圧倒的な力を持つ「天のゼオライマー」を建造し、秋津マサトという自身の遺伝子をもとに強化したクローンの肉体を手に入れながらも、どこか満足していないような面も見えます。

 この二次創作で時折入る、マサキの暗い気持ちの表現はOVA版の彼の言動から類推して書き上げたものです。 

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