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魔法少女リリカルなのは~八神 颯介 第一次次元戦争編~

作者:金林檎
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第⑤話 ヴォルケンリッターvs八神 颯介

食堂内が神々しい光に包まれる

穢れの無い白銀の刀

漆黒の浴衣に白銀の羽織…裏に一と書いている

颯介「さぁ…始めよう!!」

颯介は踵に力を入れて大きく地を蹴りヴォルケンリッターに斬りかかる

ザフィーラ「破ァ!!」

ザフィーラはその剛腕で颯介の剣の機動を逸らし拳を放つ

颯介「残念~」

颯介はザフィーラの拳を神月の峰で防ぐと後ろから迫っているシグナムとヴィータに鞘を投げる

颯介「バレバレだよ」

ザフィーラはバックステップで間合いを取り地を蹴り颯介に蹴りを放つ

ザフィーラ「テォリャァァー!!」

颯介「…破道の三十三――蒼火堕」

ザフィーラは颯介から放たれた蒼の砲撃をザフィーラはフィールド系統の魔法を使って防ぎつつ颯介の防御を破る

ザフィーラ「獣拳流…六式――神突!!」

ザフィーラは颯介の鳩尾目指して突きを放つが――

ザフィーラ「なっ!!」

ザフィーラが突きを放つ直前…ザフィーラは大量の糸型バインドに縛られていた

颯介「…忘れたかザフィーラ…いやカイザー」

颯介はザフィーラをあえて生前の名で呼ぶ

颯介「…お前にその聖痕を与えてやったのは誰だ?」

ザフィーラはその言葉を聞いて聖痕を見ると――聖痕から大量の糸型バインドが出てきた

颯介「まぁ…お前はそこで大人しくしていればいい」

そして颯介はシグナム達の方へ向き斬撃を放とうとすると

颯介「…あっそう言えば――時間だ」

起動六課の上空に大量のガチェットと全神 一条 創太が現れた

シグナム「なんだ…この数は!!」

起動六課の上空には有り得ない量のガチェットの軍勢に驚くシグナムだが

シグナム「あれは一体…なんだ」

一番目立っているのは…ガチェットの軍勢でもない創太でもない颯介でもない

シグナム「あれは…神龍級のドラゴンの群れか!!」

神の龍…颯介の使い魔でありベルカ時代で戦場を掻き回したドラゴンの群れがガチェットの軍勢と共にしていた

颯介「…愚かな管理局よ…我等の怨み 憎しみ そして怒りを思いしるがいい!!」

颯介は右手を振り上げると龍達はブレスの用意をする

颯介「…融合息吹!!」

龍達の強大のブレスを起動六課に発射する、全員は防壁を張るが

颯介「…来たか…」

全員の防壁が破られて直撃されようとすると紅の花の様な防壁がブレスを完全に防ぐ

紅の着物で白の羽織…裏は二

腰に二槍の槍

右目に黒の眼帯

管理局の最高責任者にして

原初の神騎 ソーヤ ナカジマ

ソーヤ「…どう言う積もりだ颯介…」

まるで剣の様な鋭い目付きで颯介に睨み付けるソーヤ

颯介「このタイミングでお前が来るとは思わなかったな…退くぞ創太…」

神龍とガチェットは転送で此処を去るがソーヤは颯介を呼び止める

ソーヤ「逃がすと思ったか!!」

ソーヤは颯介に斬りかかるが颯介はそれを神月で防いで鍔ぜり合いになる

颯介「…アホが…」

颯介はソーヤの膝に蹴りを入れて体制を崩すのを確認すると顔を蹴りつける

颯介「お前程度が俺に敵うなどなんて自惚れてないよな?」

ソーヤは地面に叩き付けられて颯介を見上げている

颯介「まぁ…そこで這いつくばっていればいい」

去っていく颯介の背中姿はまるで孤高の王のような姿だったのをソーヤは覚えている
 
 

 
後書き
次回予告

為す術もなく敗北したソーヤ、ヴィータはソーヤに怒りをぶつける

次回 怒り 
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