| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

健全ドラゴン ダイミダラー

作者:KOTAKA
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

叫べ!諸刃のガリバーティ●ポ

『10!』
俺は右腕を対価にセイクリッドギアの力を解放し、セイクリッドギアの最終型態である「バランスブレイカー」になっていた。
体は赤い鎧に包まれていて力が体の至るところから流れだしていた。
これなら勝てる。
俺はフルスピードで相手に突っ込んで一発大きいのを放った。
しかし、相手には効いてはいるのだがあまりダメージは与えられていないようだ。
「どうやら、少しはやるようだが俺はその程度の攻撃ではやられないぜ!」
ライザーは強気にそう言った。
まぁ、確かにその通りだ。このまま攻撃を放っても相手の回復力があるせいで倒しきれない。
普通の攻撃ならだ。なら、普通じゃない攻撃ならどうだろう。
俺は再びライザーに突っ込んで行った。
ライザーは迎え撃つつもりのようだ。
まぁ、俺も同じ手を二度使うつもりはない。
この前の修業の時に木場から体に叩き込まれたフェイントを入れて相手の背後に回った。
そして、俺はある液体を入れた瓶を取り出した。
「喰らいやがれ!ブーステットギアギフト!」
俺はセイクリッドギアで瓶の中の液体に力を譲渡して、その液体をライザーの顔にかけた。

「ぐぁぁぁぁぁあ!何だこれは!」
「どうだ!流石にお前でも強化された聖水は効果があるだろ!悪魔に聖水は大ダメージだからな」
ライザーは顔を押さえながらうずくまっていた。
よし、このままライザーに追い討ちをかければ!いける!
俺はそう確信してライザーに止めの一撃を放とうとしたときだった。
『0!』
俺の体から力が抜け落ちていった。






『残念ながる時間切れだ小僧!今のお前の基礎能力ではこれが限界だ!』
『くそ!あと少しで勝てるんだぞ!どうすれば良いんだ!何を対価に支払えば良いんだ!』
「これ以上はお前の肉体が持たない!それにもうお前が戦う必要は無い!」
「どういう意味だよ!」
「もう、この勝負の勝敗は決したのだ!」






「ハハハハハハ!少しヒヤッとさせられたがもう何も怖くないな!リアス!リザインをしろ!もう俺の勝ちだ。お前はほとんど魔力は無い!その回復役には戦闘能力は無い!赤龍帝もここで力つきている!これで俺の勝ちだ!」
くそ!俺には何も出来ないのかよ!動きやがれ俺の体!ライザーをぶっ倒すために動きやがれ!
「無駄だ赤龍帝!そんなボロボロの状態で俺に勝てると思っているのか!お前には出来たのは所詮20秒くらいの時間かせぎくらいしか出来ないんだよ!これで俺の勝ちだぁぁぁぁ!」
ライザーは勝ち誇っていた。しかし、奴が言っているのは事実だった。
もう、この場にいる者で戦う力が残っている人はいない。くそ!ここまでなのかよ!
「俺の力じゃ無理だったのかよ!それでも俺は無茶でも無駄なことだったとしてもライザーを倒したかったんだよ!!」
「ふん!お前ごときが俺に勝てる訳がないだろうが!」


「それはどうかな!」


この場にいる人間以外の声が勝ち誇っていたライザーの顔を歪ませた。
そこには瑞希の姿があった。片腕にはライザーのクイーンを担いでいた。
「すみません、ライザー様」
そうライザーのクイーンは言いながら治療室に強制転移させられていた。

『ライザー様のクイーン1名リタイア』
そんなアナウンスがフィールドに響いていた。
「ライザー!確かに兵藤君の行動は無茶だったかもしれないし、無理だったかもしれない。でも無駄ではなかったんだよ!私が来るまでの時間をかせいでくれたんだらかね!」
「ふん!しかし、クイーンを倒したからと調子に乗るなよ!お前が俺に勝てるわけじゃ無いんだからな!」
「いや!ライザー貴方の攻略法は既に見つけているんですよ!」
「何だと!!」
すると、瑞希の左腕は眩い光を放ち始めた。
「それは!聖剣の光!どういうことだ!」
「実はね私には聖剣を操る因子がかなりあるんですよ。そして、その因子を使って自分の腕を擬似聖剣にしているんですよ」
「バカな!そんなことをすれば貴様の腕が焼き消されるはずだ!」
「まぁ、普通の悪魔が同じ事をすれば焼き消されるでしょね。でも、私にはハイエロ粒子があります。それを使って腕を守っているんですよ。まぁ、ダメージはかなりありますけどね。兵藤君、私に赤龍帝の力を使って私に力の譲渡をしてください」
いきなり、呼ばれて驚いたが俺は言われた通りに瑞希に力の譲渡をした。
「ありがとう。兵藤君の力も加えてライザーを倒します」
そして、瑞希はフルスピードでライザーを擬似聖剣を使って切り裂いた。
そして、ライザーは治療室に運ばれて行った。
俺たちは勝ったんだ!








ライザー戦から一週間後。
「お疲れ様でした瑞希」
私と会長は二人きりの生徒会室でチェスをしながら話をしていた。
「まぁ、何とか勝てましたけど途中はヒヤヒヤしましたね。ライザーのクイーンは朱乃さんが倒せるものだと確信してましたから、まさか負けるとは思っていませんでした」
「そうですね。まぁ、彼女は相手にフェニックスの涙を使わせていましたから。恐らくフェニックスの涙無しの戦いなら朱乃さんの勝ちだったでしょうね」


「そうですね。あと、最初の方か聞きたかったんですけど。会長、最初から私をリアスさんの助っ人として出させるつもりだったでしょ」
「あら!気がつきましたか!」
「えぇ、不自然な点が幾らかありましたからね。ライザーとの会合の時も普通は会合の時はクイーンが同席するはずなのに私が同席させられたり、ライザーにわざと喧嘩を売ったりと怪しい点はありましたからね。本当はリアスさんには勝って欲しかったんでしょ」
会長はそれを聞くと黙ってチェスの駒を動かしてから席を立った。
「会長、まだチェスの途中なのにどこに行くつもりですか?」
「ライザーを倒してくれたご褒美に美味しい紅茶を淹れてあげんですよ。あと、瑞希!貴方は詰めが甘いですよ」
会長はニッコリと笑って紅茶を淹れにいった。
私はチェスの盤上を見ると私の盤上は詰んでいた。
しかも、ビジョップによってだ。
なるほど。確かに私は詰めが甘いようだ。









冥界の某所。
「はぁぁぁぁぁあ!!」
そこでは黒い服の剣士がまるで宙を舞うかのように剣を振るっていた。
「やぁ、久しいね」
「何のようだヴァーリー」
「別に大した用じゃないよ!アザゼルから君に伝言を頼まれてここに来ただけさ。何でもコカビエルが反旗を起こしそうらしい」
「なるほどな。それで俺は何をすれば良いんだ」
「コカビエルが問題を起こした時に俺と一緒に奴を戦闘不能にして回収する役割だ」
「了解した。なら、必要になったら呼んでくれ」
「まあ、君ならそう言うと思ったよ。相変わらず俺以上に仲間を作らないな君は」
「まぁ、俺はソロプレイヤーだからな。それに俺はアスナを殺した奴に復讐を遂げるまでは誰とも仲間にはならないと決めているんだよ」
「はぁ、まったくアザゼルも大変だな。俺や君みたいな戦闘狂を自分の組織に入れているんだからな」
「まったくだな」

白い龍帝と黒の剣士はそこで、二人で笑っていた。
互いにそのあとに拳を交えるのはいつもの事だ。
 
 

 
後書き
今回で焼鳥編は終了です。
色々とライバルを出してみたりと挑戦してみました。
次回からはオリジナルの回です。まぁ、作者の話を読んだ事がある人は知っているかもしれませんが、とある刀のお話です。
あと、感想お願いします。
作者はかなりビビりなので感想がないと不安です。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧