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リュリュちゃん日記

作者:あちゃ
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ソルムンド暦177年9月5日

今日から新しい日記帳です!
前のはお母さんに返しました。
この日記帳には鍵が付いてます。
2日前にドラきちと二人でアルカパまで買いに行きました。黙って勝手に!

今日の夕方、私はサンタローズに帰り着きました。
私の姿を見つけた大人達は泣きながら怒ってました。
うん。私は愛されてます。

私は村人全員の前で宣言しました。
「今回の事件で皆さんには沢山ご迷惑をかけましたが、私は謝りません! 今回私が勝手に村を出たのは、この日記帳を買う為だからです。前に使っていた日記帳はお母さんに勝手に読まれました! 絶対に許す事は出来ません。だから私は新しい日記帳を買いに行きました! 自分の日記を、自分の心を守る為です!」

皆さん驚いてました。
お母さんはいっぱい泣いてました。
だからお母さんに抱き付き、ただいまって言いました。
そうしたらもっと泣いちゃいました。

タナさんが作ってくれたシチューを、お母さんと二人で食べながら今回の事について語り合いました。
私は勝手に洞窟へ入った事は謝りました。

お母さんも勝手に日記を読んだ事を謝ってくれました。
これで仲直りです。
私はお母さんが大好きです。



 
 

 
後書き
リュリュちゃんのクッキング編までは今月中に掲載させます。 
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