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魔法科高校の有能な劣等生

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作戦

 
前書き
前回の続きです。
気になる事、脱字が有りましたらコメント下さい。 

 
「前はいた。」

「早かったな俺の予定だと後
1分は掛かると重っていたのだが、」

「いやいや、結構の道のりだったと思うよ?
アタシだったら絶対、こんなに早く来れないもん。」

その言葉は知らない女の子からだった。
髪はオレンジに近い茶髪、見た感じ運動系
体型は小柄でもなく一般女性よりほんの少し大きめと言ったところ

「君は?」

「アタシの名前は千葉エリカ!
君の武勇伝は達也君からちょくちょく聞いてるわ。」

「ぶ、武勇伝?」

その達也から聞いた武勇伝という言葉が気になりそれを聞こうとしたが
達也は無理矢理に話に割り込んでくる。

「自己紹介が終わったら作戦に移行する。
今は時間が惜しい。」

どうやら達也の言葉からすると相当ヤバイ状況に陥っているようだ。
特別閲覧はこの学校の中で一番セキュリティが固く頑丈
そこらのハッカーがハッキングしようが無駄に終わる位の守備力を誇る言わば鉄壁の城
テロリスト達が何の情報を盗み出そうとしているかは不明だが、盗み出すには相当の時間と頭脳が必要不可欠
だが、達也の慌てぶり?
からしてテロリスト達はデータベースの奥の奥まで侵入し後、チョットの所まで追い詰めているのだろう。
察しで分かるヤバイ状況
それは達也の妹 深雪も解っている判断しているようだが1人、場違いの様な女の子も居る。

「俺が立てた作戦が有る。
皆、聞いてくれ。」

それを聞いた3人は無言で頷き説明を聞く体制に移る。

「テロリストは特別閲覧に4〜5
それ以外に待ち伏せしているのがここから先に居る横の柱1人
逆の柱にも2人、いや3人
ここから真っ直ぐの柱にも2人」

「ちょ、ちょっとまて!?」

そこで無月は達也の言葉を遮るようにして声を出す。
この近くにもテロリストが潜んでいるかもしれないので声はそこまで出せないが
近くで話す中では少し大きめの声

「なんで、そんな事がわかるンだよ?
テロリスト達が何でそんな的確に正確に要る場所が?」

「そんな事か、今は時間が無い。
後で時間が有ったら説明してやる、今は聞け。」

納得は出来ない出来ないが時間が無いと言う言葉に落ち着き冷静になる。
今は時間が無い、この瞬間でもテロリスト達はデータベースの情報を盗み出す為に指をてきぱき動かしハッキング
に専念して要るのだから、

「前の奴等は無月とエリカ
奥は俺と深雪で何とかする、それでいいか?」

「アタシは問題無い。」

「俺も、問題は無い。」

「よし、ならこの作戦で決める。
危なくなったらすぐに逃げろ、いいな?」

その言葉を発した達也は真剣その物だった。
いつもはクールで静か、そんな達也がこうも荒れる?程では無いがこんなにも集中している。
それを見た3人は心を引き締め真剣な表情になる。

「では行くぞ。
テロリスト共を蹴散らしに、」
 
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