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八神 颯介

作者:金林檎
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鬼道

颯介達は場所を変えて地下室を作り元柳斎に自身が使う鬼道を教えることに


山本「鬼道って結局なんなんですか?」

颯介「俺達が用いる霊術の一つ。決まった言霊を詠唱したのち、術名を叫ぶことにより術が発動する。相手を直接攻撃する「破道」(はどう)と、防御・束縛・伝達等を行う「縛道」(ばくどう)があり、それぞれに一番から九十番台まで様々な効果を持つ術が多数存在する。数字が大きい術ほど高度で強力である。高位縛道の中には、ただ相手の動きを封じるだけでなく、その状態から更に攻撃ができる「封印型」に移行できるものがある。他にも回復・治療用の鬼道である「回道」がある。鬼道には言霊の詠唱に関する技術があり、その内の1つに「詠唱破棄」と言う技術が存在する。これは言霊の詠唱を省略して鬼道を放つ技術で、鬼道に拠る即時攻撃を可能とするが、威力を保持することが難しく鍛錬が必要(霊力が高いからと言って相応に威力を保持できる訳ではない)。俺達にもなると、大きな数字の鬼道を詠唱破棄で発動できる。二種類の鬼道の詠唱を並行して行うことで、鬼道の連発を可能とする「二重詠唱」と言う技術もあるが、高等技術であり容易ではない。詠唱破棄で放った後で詠唱を追加して強化する「後述詠唱」と言う技術もある。「(破か縛道の○○(番号)、『術名』」というように、番号も共に叫ぶことが多いが、番号を省略して術名のみ言うパターンもある」

颯介の説明を聞いて元柳斎は頭を抱えた

元柳斎「そんなのを俺なんかが習得出来るもんですか?」

その言葉を待っていたかのようにソーヤは悪い笑顔で元柳斎に告げる

ソーヤ「お前は寿命では死なないんだからマスター出来るまで安心出来ると思うなよ…」



次回予告

鬼道について学んだ元柳斎、元柳斎は生涯の相棒と出会う

次回 流刃若火 
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