| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

妖精の義兄妹の絆

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

六魔将軍現る!

タッタッタッ

「見えてきた!!! 樹海だ!!!」
ナツは一足先に樹海を目にとらえた。
「待てよナツ。」
「やーだねーっ。」
「一人で先走るんじゃない。」
ナツの後ろにはグレイとエルザ、蛇姫の鱗のリオンとシェリー、青い天馬のトライメンズが走っている。
「ちょっと…!みんな…足…速すぎ…。」
その後ろで息を切らしながらルーシィが走ってる。
「お姫様だっこしてあげようか?」
「僕は手をつないであげる。」
「オレから離れんじゃねーよ。」
トライメンズがルーシィに絡んでくる。
「うざい!!!!」
すかさずルーシィが一蹴する。ルーシィより後ろを走っていたのはウェンディとシャルル、エマ、ハッピーだ。
「ウェンディ!!もたもたしない!!」
「だってぇ~。」
「オイラもがんばるからね!!」

ゴォォォォォォォォ

「!!」
「なに?」
何かがナツたちの上空に現れた。ナツは突然止まった。
「おわっ!!急にとまんじゃねえ!!」
「ぐお。」
そのせいでグレイはナツにぶつかりその場に倒れこんだ。
「おお!!!」
エルザは空を見上げ声をあげた。
「魔道爆撃艇クリスティーナ!!!!」
「すげぇ!!!」
「あれが噂の…天馬!!!」
みんなはクリスティーナを見て驚く。だが次の瞬間、

ボン、ボボン

「え!?」
「そんな…。」
「クリスティーナが…!!!」

ドゴォ

「落とされたァ!!!!」
みんな何が起きたのかわからないまま、クリスティーナはもろくも墜落していった。
「どうなっている!!?」
そのとき、クリスティーナが墜落したことでできた土煙の中から複数の人影が現れた。
「誰か出てくる…。」
「ひえーっ。」
グレイがそう指摘するとウェンディは岩影に隠れた。
「ウェンディ!!」
そして、ナツたちの前に姿を現したのは、



六魔将軍だった。
「「六魔将軍!!!!」」
「うじどもが、群がりおって。」
そう言ったのは六魔将軍の司令塔ブレインだ。
「君たちの考えはお見通しだゾ。」
「「ジュラと一夜もやっつけたぞ、どーだ。」」
「何!!?」
「バカな!!!」
リオンとレンはその事実を知り、ありえないような顔をしている。
「動揺しているな?聴こえるぞ。」
体に大蛇を巻きつけている男、コブラが言う。
「仕事は速ェ方がいい。それにはアンタら、邪魔なんだよ。」
サングラスをかけている男、レーサーが敵意剥き出しに言った。
「お金は人を強くするデスネ。いいことを教えましょう。“世の中は金が全、」
「「お前は黙ってろ、ホットアイ。」」
顔の形が特徴的な男、ホットアイはコブラとレーサーにより言葉を中断させられた。
「ぐーぐー…。」
「なんか眠っている人いるんですけど…。」
ルーシィは眠っている男、ミッドナイトを見てそう言う。
「まさかそっちから現れるとはな。」
エルザも六魔将軍に敵意を向けたのと同時に、
「探す手間がはぶけたぜーーっ!!!!」
ナツとグレイは六魔将軍めがけて走り出した。
「やれ。」

キィィィン

そう指示を受けたレーサーがナツとグレイに向かい討つ。

シュン

レーサーは目にも止まらない速さでナツとグレイの背後をとった。
「モォタァ!」
「ぐあぁっ。」
「うあっ。」
レーサーの攻撃によりナツとグレイは飛ばされてしまった。
「ナツ!!!グレイ!!!」
「ん?」
「え?」
なんと、ルーシィが二人になっていた。
「ばーか!!」

ビシッビシッ、ビシッ

偽物のルーシィが本物のルーシィに攻撃してきた。
「な、何コレェ!!?あたしが…え?ええ!!?」
全く状況が読めていないまま攻撃を受けてしまった。
「クス」
その光景を見てエンジェルが笑う。
「ちっ。」
リオンとシェリーも戦いに参加するためホットアイに向かっていった。
ホットアイは魔力を集中させる。
「愛など無くとも金さえあれば!!!!デスネ。」
ホットアイは地面を柔らかくしてリオンとシェリーの自由を奪った。

アアアァァァ

「きゃああっ。」
「な、何だ!!?地面がっ!! 」
リオンとシェリーは攻撃を受け土のなかに呑み込まれていった。

ギュアギュアギュア

「がっ。」
「うあっ。」
「ばっ。」
トライメンズもレーサーの超高速での攻撃を受け倒れていった。
「舞え!!!剣たちよ!!!」
エルザは天輪の鎧に換装してコブラに無数の剣を放つ。

シュババババ

しかし、コブラは必要最小限の動きでそれを避けた。
その光景を見て立ち上がったナツは一人の眠っている男を見つけた。
「お前何寝てんだコノヤロウ!!!」
「ぐーぐー…。」
「起きろーっ!!!」

ボゴォォォ

ナツは口から火竜の咆哮を炸裂させた、が、

ぐにゃん

「!!!」
ナツの咆哮がミッドナイトに当たることなく不自然に曲がった。
「スースー…。」
「よせよ。ミッドナイトは起こすと怖ェ。」
「!!!」
ナツの後ろにレーサーが現れて言った。
「んがっ。」
ナツはまた飛ばされてしまった。グレイも反撃を試みた。
「アイスメイク…。」
すると背後にジュラを倒した人形のようなものが現れグレイに変身した。

パキィ

「なっ。」
グレイは偽物のグレイに不意打ちをくらってしまった。
「ぐあぁ。」
「きゃああ。」
「ぐっ、うあっ。」
みんなも攻撃を受け次々倒れていく。
「ひぃぃ…。」
岩影ではウェンディが涙を滲ませおびえている。
(「お兄ちゃん、早く来て。」)
ウェンディは強く願った。





その頃、タクヤは…、
「…どこだ、ここ?」
タクヤは道に迷っていた。
「早くウェンディたちを追いかけなきゃいけねぇのに。こんなときエマがいてくれたらなー。」
タクヤはそう愚痴りながら森のなかを走っていた。





「つぁっ。」

ビュッ、ブォッ

エルザも、コブラに応戦するものの攻撃はまったく当たらない。
そこにレーサーも加わりさらに激しくなっていく。エルザは飛翔の鎧に換装してスピードアップした。
「ほう、これがエルザ・スカーレットか。」
ブレインは不気味な笑みを浮かべながらそう言った。
「見えたデスネ。ネ!!!」

ズバァ

ホットアイはエルザをとらえ、自由を奪う。
「はァ!!!」
さらにレーサーの攻撃と、エルザが徐々に苦戦してきた。
「聴こえるんだよ、その動き。」
「!!!」

カプッ

エルザはコブラに巻きついていた大蛇に腕を噛まれた。
「はぁ。」
「そいつの毒はすぐには死なねぇ…、苦しみながら息絶えるがいい…。」
「あ、あ…。」
エルザは剣を持っていた手から力が抜け、剣を落とした。それとほぼ同時にナツも倒れた。
エルザも毒にやられ倒れてしまった。
連合軍はウェンディとハッピーたち猫以外みんなやられてしまった。
それだけ六魔将軍の力が強大だということだ。
「うぅ…。」
「強ェ…。」
「はぁはぁ。」
「おのれ~。」
みんなダメージが大きいせいか立ち上がれない。
「ゴミどもめ、まとめて消え去るがよい。」
そう言ってブレインは持っていた杖の先端に魔力を集中させた。
「な、なんですの?この魔力…。」
「大気が震えている。」
ブレインの強大な魔力のせいで地響きが起きている。
「まずい…。」

ゴォォォォォォ

「常闇回旋曲“ダークロンド"。」
ブレインは強大に膨れ上がった禍々しい魔力を放とうとしたその時、
「!!!」
ブレインは突然魔法を止めた。
「ビクッ」
ウェンディはブレインと目があってしまい、怯えている。
「どうしたブレイン!!なぜ魔法を止める!!?」
コブラはブレインに尋ねる。
「……ウェンディ。」
ブレインは一言そう言った。
「え?え?」
ウェンディはなぜ自分を知っているのかという疑問が頭をよぎっている。







時は同じく森のなか、
「お、もしかしてあれが合流地点か!!」
タクヤはようやく合流地点である別荘についた。
しかし、中に入るとそこには一人の男が倒れているだけでそのほかには誰もいない。
「おい!!あんたどうしたんだ、何があった!!?」
タクヤは倒れている男、ジュラは意識を取り戻した。
「うぅ…、お主は…。」
「俺は化猫の宿のタクヤだ。一体なにがあったんだ!?」
「…お、六魔将軍の一人にやられた…。しかも、作戦もばれてしまっている。」
「そんなっ!!?」
「ぐふっ。」
ジュラは口から吐血した。
「!!待ってろすぐに応急処置してやるから。」
「それは私に任せておきたまえ…。」
奥から声が聞こえてきた。
「誰だ!!」
「私は青い天馬の一夜だ。心配するな…、君の味方だ。」
現れたのはぼろぼろの白のスーツを纏い、顔にキズを負っている。
「あんたも怪我してるじゃないか。」
「メェーン、私は大丈夫だ。この痛み止めの香りが効いているからね。」
「香り?」
タクヤが質問はすると一夜は1つの小瓶を見せた。
「これが私の魔法だ。いろいろな効果を持つ魔法の香りを自在に操ることができるのだよ。」
「へぇ、とにかくその痛み止めの香りってのをやってくれ。」
「わかった。」

キュポンッ

一夜は痛み止めの香りを使った。
「な、なんと…痛みが和らいでいく…。」
ジュラがその場に立ち上がった。
「礼を言うぞ、一夜殿。」
「だか、しばらくは動かないほうがいいですよ。」
「しかし先に行った者たちが気掛かりだ。」
ジュラはすぐさま別荘を出ようとする。
「じゃあ、他のみんなは先に行ったのか。」
タクヤはジュラに尋ねた。
「あぁ。」
「なら、おっさんたちはしばらく休んでから来てくれ!俺が先に行く。」
「しかしだな…。」
「私はまだ29だ!!!」
一夜はおっさんと言われたのが嫌だったらしく、タクヤに抗議した。
「心配すんな、それに痛み止めの香りが効いているからって出血量は多いんだから、
いざってときにバテたら元も子もないだろ。」
「…むぅ、仕方ない。私たちも回復次第すぐに後を追う。」
「メェーン、頼んだぞタクヤ君。みんなが目指しているのは北にあるワース樹海だ。」
「おう!まかせろ!!」
そう言ってタクヤは別荘から走り出した。
(「待ってろよ!ウェンディ、みんな…!!!」)
タクヤはスピードをあげた。



 
 

 
後書き
はい、8話完了ですねー。いやー自分の国語力の無さに心底失望している。
今日ここの部分のアニメを見たんですが、ちょこちょこセリフとかにオリジナルが入ってて書いた小説と見比べたら
やっぱ違うなーって思っちゃいます。さきに言っておきますがこれはマンガの原作沿いに書いているので
アニメオリジナル以外は原作のセリフなんで注意してくださいね。
それでは感想待ってまーす。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧