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魔法科高校の有能な劣等生

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シルバー

 
前書き
全然の続きです。
気になる事、脱字が有ったらコメントを下さい。 

 
「ああ、食った食った!!」
歳月は満足そうに笑い
奢りと言う名の食事に満腹した腹を手で撫で回しながら言う。

「無月、ご馳走さん!」

「あ、あははは、」

生きる気力を完璧に失った劣等生 無月 零は変な歩き方、巫山戯た笑い方をしならがら
辛うじて生きている体を動かし答える。

「い、いいってことよ。」

財布の中身も生きる気力も完璧に失った無月は無理に笑い言う。
無月は財布の中身を確認
残り残高1067円
これで後、1ヶ月生きていけるのか?
そんな疑問を頭で浮かばせつつも時間は過ぎていく。

「そう言えば無月さん。
体の方はもう大丈夫何ですか?」

「そうだったスッカリ忘れてた。
もう良いのか?」

少し歳月のスッカリ忘れてた、その言葉に少し怒りを覚えつつも
自分の身体を確認
手、指、足、頭、目
関節、筋肉を動かす。
何処にも異常がないのか痛みも無くなり身体も軽い。

「おう、全然大丈夫。
今なら50mを6秒で走りけれそうだぜ!」

「お、それは期待。」

一条も無月の巫山戯た言葉にクスクスと笑いつつも歩く。
(どうやらこの二人はまだ俺の事を心配してくれていたのか、ホントお人好しさん達だな。)

「そういやー、無月
その背中に有るの何?」

「これか?」

今朝の一条と同じく気になったのか歳月は聞いてくる。
魔法科高校では学校に着いたらCADを預けなければならない
それにより歳月は見ていなかったのだろう、そう解釈し説明する。

「これは俺専用のCAD、
シルバー・ソード零の型」

「シルバー?
シルバーってあのシルバーか?」

歳月は無月の言ったシルバーと言う言葉に反応し聞いてくる。

「ああ、世界で初めてループ・キャストの実用化に成功したプログラマー」

「ま、マジか?」

「ああ、マジのマジだ。」

凄げー!!
そう言いつつも歳月は無月の肩に掛けられているCADをマジマジと見つめる。
一応、鞘に入れてそれを適当な袋の様な袋と言っても実際刀を入れる特別な袋と言えばいいのか
それに入っていて中身は見えないが見つめる。

「そんなに気になるのか?」

「ああ、ああ、超気になる!!」

あっそ、そう言い一条に振り向き聞く。

「一条も中身が気になるのか?」

「す、少し、」

そう言っているが言葉からして本人は気付いていないがこれは相当
気になってるな、そう思いつつ無月は少し笑い袋に掛けている起動式を解除

「いいよ。
特別に見せてやる、今日は二人に迷惑を掛けたしな。」

「やっりー!」

無月は袋に入っている刀を取り出し、二人の前に見せ付ける。
そしてそこには白くも黒い美しい刀がそこには有った。


 
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