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ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼

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この世界とあっちの世界は違う?

 
前書き
前回の続きです。 

 
「け、相変わらず狭っ苦しい街たぜ。」
目の前には街が広がっていだ。その街は近未来を予想し作られた未来の街
確かに見た目は近未来、だか、それは表上の話だ。
裏では相当やばい事をしているただの研究施設
学生は只の道具扱い、そんな街だ。だから抜け出した、こんな世界から抜け出す為に
「お前にとっては懐かしい故郷だがな、」
「うるせぇー、俺の過去を掘り返すな!」
サウザスは周りを見渡し確認
学園都市の外ゲート前
「たっく、アイツちゃんと学園都市に送れよ、微妙にずれてんぞ!」
「この世界に送る事が出来るんだあまり文句を言うな、」
まぁ確かに吸血鬼二人を一斉にこの世界に送り出す。
普通はそれだけで魔力を使い果たし死に至る。それを奴は涼しい顔、一瞬で相変わらず真祖は別格だ。
何でもありだ。奴らに魔力の上限なんて有るのかそれの方が気になる。
「それもそうだな、まぁ行こうぜアイアン」
「ああ、」
アイアン・ザ・ブラッド
名前の通り体つきは鉄の様に硬そうで何でも不器用そうな吸血鬼
だが意外に地味な事が好きで掃除や料理、家事など何とも言えない吸血鬼
それに優しい、アイアンが起こっている所をサウザスは見た事が無い。そもそもコイツは怒るのかそれも疑問だ。
「サウザス少し聞いていいか?」
「何だよ?」
「少し気になったのだが、お前歳は幾つだ?」
何だそんな事か、サウザスは普通に簡単そうに言う。
「486歳だ。」
やはりおかしい、時間が狂っている。確かにサウザスは486年前にあの世界に現れローゼンと契約した。
だか、486年もたった今も街が残っているとは考えにくい。
「あー、お前、次元かそもそも違うとか勘違いしてる?」
「違う、違う。ローゼンの野郎が時間帯と次元を調整してベストな時間帯に俺達を送ったんだよ。」
成程、それなら納得出来る。
「多分、イマジンブレイカーが消えて数日たった世界のはずだぜ。」
サウザスは学園都市のゲート前に向かい歩き始める。それを追う様にアイアンも歩く。
「さー、どうやって入ろうか?」
「そうだな。」
それも問題だ。警備員を気絶させて入る、それが一般的だかそれだとすぐにバレる。この程度のゲートなら飛び越える事もかのうだか、注目を集めてしまう。サウザスはそれでもいいかもしれないがアイアンはそれを止めるだろう。
「眷獣を使うか?」
「いいのか?」
眷獣を使うと言う事は魔力を使うという事になる。それを感知した奴等はここに集まるだろう、それは面倒だ。
だか、サウザスは呆れたかのように言う。
「アイアン、お前馬鹿か?」
「な、何故?」
行き成り馬鹿と言われれば誰でもそんな事を言うが
サウザスはそんな事、関係無しに言う。
「この世界には魔法は無いんたぜ。いくら魔法を使おうが問題ねぇよ。」
「そ、そうか」
やはり違う世界だと常識も通じないらしい 
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