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SAO ~青の剣士達~

作者:ルチル
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第1部 SAO
  20話 星達の光

 
前書き
タクヤ視点です 

 
「なあ、<<星達の光>>って聞いた事あるか?」

「ある!最近、力をつけてきてるギルドだろ?なんでも三大ギルドの一員になったんだって?」

「そうそう!人数少ないのにな」

「すごいよな」

僕とアイリは現在の最前線、72層にいた
このデスゲームが始まってから1年7ヶ月と3週間
最近は攻略ペースがどんどんと落ちてきている
そんな中、三大ギルドといわれるほど成長したギルド<<星達の光>>
メンバー数が少ないのにも関わらず、一番マッピングの量が多いギルドだ

「<<星達の光>>か.....誰がリーダーなんだろうね?」

「そうだね....相当強い人なんだろうな.....
そういえばアスナさんなんでKoB辞めちゃったんだろう?」

「ギルドの方針が合わなくなったからよ」

「うわ!」

「そんなに驚かなくっても」

「お久しぶりです!アスナさん!」

「久しぶりアイリちゃん」

いきなり話に加わってきたのですごく驚きました

「ギルドの方針が合わなくなったって.....」

「なんか、攻略三昧で疲れたのよ.....それにくらべ今のギルドはのんびりしてるからね」

「新しいギルド入ったんですか!?」

「そうよ」

「なんていうギルド?」

「聞いた事無い?<<星達の光>>」

「まさか、そのギルドのリーダーですか!?」

「違う違う、副リーダーよ」

「じゃあ、リーダーは?」

「う~ん.....タクヤ君とアイリちゃんならいいかな」

「何がですか?」

「うちのギルドのリーダーは誰かなんて秘密なのよ.....本人が嫌がってるからね」

「そうなんですか?」

「ええ。だからギルドのリーダー会なんて私がかわりに出てるの」

「そんなに恥ずかしがり屋なんですか?」

「違うよ.....目立ちたくないだけらしいのよ.....それじゃあ言うね.....
<<星達の光>>のリーダーはキリト君よ」

「兄さんが!?」

「声が大きいよ!」

「ごめんなさい.....兄さんがリーダーだったんだ....どうりでマッピング量が多いんだ.....」

「確かにキリトさんのマッピング量はいつも多かったですね」

「これからギルドホーム行くんだけど、一緒に行く?」

「はい!ぜひ!」

「じゃあ、行こうか」

  ◆

僕達はアスナさんに連れられ61層のセルムブルクの<<星達の光>>のギルドホームにいた

「ようこそ!私達<<星達の光>>のギルドホームへ」

「タクヤだ!」

サチが笑顔で話しかけてくる

「サチ!ササマル!ダッカー!テツオ!ケイタ!久しぶり!」

「誰?」

「僕の友人で元<<月夜の黒猫団>>の皆」

「知らないな....そんなギルド」

「まあ、中層ギルドだったからね....ココまでレベル上げたの?」

「うん、そうだよ!キリトに追いつきたくてね」

ケイタが言う

「そっか....兄さんはすごいな」

「タクヤにも追いつきたかったよ」

サチが言う

「ありがとう」

「タク兄....お久しぶりです」

「ユイちゃん!久しぶり!その服かわいいね」

ユイちゃんは胸元に赤いリボンのついた水色のワンピースを着ていた

「ありがとうございます!ママが作ってくれたんです」

「そうなんだ...アイリも作れるよ?」

「そうなんですか?アイリ姉?」

「うん!今度作ってあげるね」

「わ~い!」

その時ドアが開く

「おかえり!キリト君」

「ただいま.....ってタクヤ!?アイリまで.....」

兄さんは心底驚いた顔をする

「兄さんがリーダーだという事は知ってるよ」

「そうか....アスナが話したんだな?」

「うん」

「そっか....よく来たな....まあ、ゆっくりしていけ」

「はい」

午後8時頃まで僕達はギルドホームで過ごしていた
午後6時からは盛大なパーティが開かれた
すごく楽しかった
クラインさん達の<<風林火山>>、エギルさん、ソウさん、リズさん、シリカちゃんを招いたり、
大人の人がお酒を飲んで酔っ払って、大変な事になったがしばらくして寝に入っていたが......

 
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