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ハイスクールD×D 最強の前世を持つ二人

作者:sukirumajer
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激闘?先輩VS後輩

激闘?先輩VS後輩(戦闘は第三者視点でお送りします)


場所は変わって結界を張った校庭、祐斗とゼノヴィアが向かい合っている

祐斗「さて、始めようか」

ゼノ「いいだろう」

二人は互いに構える

祐斗「行くよ!」

祐斗はそう言うと、一瞬で間合いを積めて斬りかかる

ゼノ「速さは中々だが威力が足りないな!」

バキィッ!

ゼノヴィアのエクスカリバーが祐斗の魔剣に接触した瞬間、魔剣が破壊される

祐斗「へぇ、わりと丈夫に作ったつもりだったんだけどな」

ゼノ「私の聖剣は『破壊の聖剣(エクスカリバー・デストラクション)』まだまだこの程度ではないがな!」

ゼノヴィアは聖剣を振り下ろす。祐斗はそれをあっさり避けるが

ズドォォォォォオオオオンッ!

地面にはクレーターができる

祐斗「へぇ、すごい威力だね。でも!」

祐斗は小型の魔剣を数本作りだし、投げつける

ゼノ「チィッ!」

カキキキキンッ!

ゼノヴィアはそれらを叩き落とす

祐斗「パワーだけじゃどうにもならないよ」

ゼノ「あまく見るなよ!」

ゼノヴィアは先程の祐斗に匹敵するスピードで祐斗に接近する。

ゼノ「ハアッ!」

祐斗「中々のスピードだけど」

祐斗はゼノヴィアの攻撃をかわす

祐斗「まだまだだね。さぁ、幕引きだ」

祐斗は自分の背後の空間に魔剣を多数作り出す

祐斗「僕の技の一つを見せてあげるよ。『デモンズソード・バレット』!」

魔剣はその掛け声と共に銃弾の様に撃ち出される

ゼノ「なめるな!この程度!」

バキキキキキキキキキンッ!!!

ゼノヴィアはそれらを全て撃ち落とす

祐斗「中々やるね。でも」

祐斗はゼノヴィアの背後に魔剣を作り出し、射出する

ゼノ「がっ!!」

ドサッ

祐斗「後ろがおろそかだよ」

祐斗は余裕に勝ちを修めた。そして火織のところに向かい

祐斗「火織ちゃんも頑張ってね」

火織にそう呟いた

火織「は、はい!」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

続いては火織VSイリナ

火織「一瞬で終わらせます」

イリナ「ゼノヴィアみたいに簡単にはやられないわよ」

イリナはそう言い、聖剣の切っ先を無数に分け、火織に向かって伸ばす

火織「中々厄介な聖剣ですね。でも」

火織は複雑な軌道を描き、斬りかかってくる切っ先を全てかわす。

火織「私には当たりません」

イリナ「まだまだ!」

イリナはそう言い、火織に接近し斬りかかる

火織「遅いです」

火織はそれをあっさりかわすが

イリナ「あまいわよ!」

またもや剣を変形させ、かわした火織にむかわせる

火織「どっちがですか?」

が、火織はそれもあっさり回避する

火織「さて、そろそろ終わらせましょうか。今のあなたとの勝負は面白くありません」

イリナ「なっ!?なめないでよね!」

イリナ再び斬りかかるが

火織「無駄ですよ」

かわされる

火織「さて、エスト、そろそろ起きてください」

火織がそう言うと火織の持つ剣から声が出る

エスト「なんですか火織?」

火織「とどめです。あなたの力を見せてあげましょう」

レム「ちょっとちょっと!私は!?」

火織「オーバーキル過ぎます。また今度ですね」

レム「仕方ないな~」

そこでそのやり取りを呆然と見つめていたイリナが口を開く

イリナ「ま、まさか…精霊剣!?」

火織「そうですよ。聖剣の適性はありませんでしたが、こちらの適性はかなり高かったので」

イリナ「そんな剣、どうやって…」

火織「お兄さんである九重 零から」

イリナ「何者なの、その人」

火織「元賞金稼ぎで、現悪魔。二つ名は『冥界の帝王』」

イリナ「なっ!?」

火織「そして私も賞金稼ぎ。二つ名は『剣聖』さあ、剣聖の剣舞に酔いしれなさい」

火織はそう言うとイリナに一瞬で接近する

火織「剣舞 光宴」

火織はイリナの周囲で舞うように剣を振るう。すると光の刃が次々と飛び出し、まるで意志があるかの様にイリナに向かう

イリナ「キャァァァァァッ!」

ザシュシュシュシュシュッ!

火織「所詮はこの程度ですか」

こちらも余りにもあっさりと勝負が終わった

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

聖剣使い二人を含めた全員は再び部室に集まった。ちなみに二人の傷はユリが治した

ゼノ「やれやれ、私たちが手も足も出ないとはね」

イリナ「まさか『剣聖』に勝負を挑んでいたなんてね」

リアス「それで、協力関係の件はどうするのかしら?」

ゼノ「もちろん結ぶよ。伝説の賞金稼ぎもいるんだ。こちらからお願いしたい位だよ」

こうしてかなりあっさりと協力関係を結ぶことに成功した



 
 

 
後書き
はい、聖剣使いの二人は一度も攻撃を当てれませんでした。
それと戦闘描写を書いてると何故か火織の性格が… 
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