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虹の軌跡

作者:フゥマ
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第四十八話

振り向くと、グラブをはめたあおいが立っていた

虹太郎
「早川さん、どうしたの?確か投手の適性試験見るって聞いたけど」

あおい
「あ、うん。それでその球を受けるべくキャッチャーがいないから…」

ようやく話が見えてきた

今回、キャッチャー希望の男子もいるのだが、プロテクターが無いし、捕手経験者もいない

希望者同士で投げ合ったら怪我するおそれもあるだろう

虹太郎
「わかった。ちょうど仕事探してたんだ。手伝うよ」

目的が出来たので、投手希望者のいるマウンドに向かう


そこには3人の男子がいた

「「「よろしくお願いします」」」

声を揃えて一礼する3人

虹太郎
「同学年なんだし、敬語は抜きにしよう。俺はA組の七橋虹太郎。捕手役をやるから思い切り投げてほしい」

あおい
「ボクはC組の早川あおい。ポジションはピッチャーだから3人ともよろしくね」

互いに自己紹介が始まり、スムーズに進む

和人
「B組の生島和人。元陸上部だからスタミナはあると思うよろしく」

裕一郎
「C組の佐野裕一郎。中学は帰宅部だったけど、野球好きだしやってみようかなって思って。よろしく」


「F組の一ノ瀬要だ。運動は水泳と剣道を少しやってたけど、野球は素人だからいろいろ教えてほしい。ちなみに、和人と同じ中学で坂森中学出身。これからよろしく」

ひと通り自己紹介が終わる

本当に初心者のようだ

果たして3人の実力は…? 
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