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ソードアート・オンライン~紅き剣聖~

作者:ARISEN
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一部 浮遊城アインクラッド編
  陽菜

sideサキ

「ちっ、こいつはヤバいな……」
「流石にクォーターは手強いわね………!」
私たちは鎧武者の呼び出した、足軽の多さに苦戦していた。
「うん………でも闘うしかない!」
私は刀を構え、二人を見る。
「………あぁ、サキの言う通りだな!」
「そうね! 今日の夕飯はソウスケの奢りね!」
「うん!」
私たちは死地にいるとは思えない程微笑んでいた。
「──マジで?」
ソウスケ君は青ざめてたけど。
「マジよん♪」
ひーちゃんがウインクする。
「来るよ!」
私たちは足軽達に突っ込んだ。



*******************

sideソウスケ


「はぁぁぁっ!」
俺は《時雨》を使い、足軽を蹴散らしていく。
「サキ!ヒナ!行けるか?」
「うん! なんとか!」
「もっちロン♪」
俺達は次々に足軽を撃破していく。
この調子なら!

そんなときだった、鎧武者が動き出したのは。

鎧武者がサキに猛スピードで迫る。
「きゃっ!」
鎧武者の突然の接近にサキは体勢を崩す。
足軽もその隙を狙い、サキをターゲットにする。
俺をターゲットにしていた足軽までサキを狙ったから鎧武者の能力だろう。
「サキ!」
間に合え、と願う反面、間に合わないとも思っていた。
距離が離れ過ぎている。
「させないよ!」
鎧武者の背中に投擲用のショートスピアが刺さる。
「サキ! 今のうちに!」
「うん!」
サキが離脱する。
ナイスヒナ!と声を掛けようとして凍り付く。
既にヒナは足軽に囲まれているのだ。
鎧武者もヒナに迫る。
ヒナがこちらを見て、
「バイバイ」
と言って微笑む。
次の瞬間、鎧武者と足軽の同時攻撃でヒナのHPが全損する。
「ぁ──────」
「嫌、嘘だよね?」
鎧武者は次の獲物を俺にしたのかこっちに来る。
「ソウスケ君!」
サキが叫ぶ。

最初からそうだった、《誰かを守るなんて俺には出来ない、現実じゃその約束破って、ここじゃ殺すしか出来ない》

─俺が間違っていた、ここで俺が出来るのは相手を殺す、それだけだ。

鎧武者の背後ではヒナのポリゴン片が散っている。
遠くでサキの泣き叫ぶ声がする。
俺は─
「───殺す…………!」
そう言って、刀を納刀し、両の手をぶらぶらと下げる。
全身の力を抜く。

鎧武者の大太刀が俺に迫る。
─あと、1メートル。

これは俺だけの《最速》の居合い斬り。
─あと、30センチ。

─あと、0ミリ。


俺は振り下ろされた大太刀をすれすれで避ける。
─絶対に避けるなんて出来ない《俺だけの世界》

「─《絶界》!!!」
この技を現実で昔、試したことがある。
《たった五割の力で右腕の骨という骨や肩が外れた》
こっちじゃ、心配はない。
そして、何故かこの瞬間、俺の剣技が《この世界の型にはまった》気がした。



**************




─クリスマスイブ


俺は一人だ、あのあと、サキは無理矢理アスナの所へ預けた。
今じゃ、血盟騎士団でアスナの補佐、つまり副団長補佐をしているらしい。
何気無しにフレンド欄を見る。
今はもう、キリト、ユウマ、クライン、エギル、アルゴしかいない。
いや、正確にはもう一人、ヒナ………ログアウト。

あの日俺はユニークスキルを手にいれた、その名は─

    《剣技創造(スキルメイク)

「………そろそろ、時間か…………」
俺は雪の中、歩き出す。
もう一度、ヒナ……野々村陽菜(ののむらひな)に会うために。 
 

 
後書き
ヒナ「…………早くない?」

サキ「早い」

ソウスケ「大丈夫だヒナ! ⭕ンダム⭕EED⭕ESTINY のハイネみたいって思えば──(ザクッ!)」

バタッ、

サキ「……ソウスケ君!? 主人公がこんなコーナーで死んじゃだめーっ!」

ARISEN「…………」

ユイ「パパ、ああいうのが、クソ下らねぇ茶番って言うんでしょうか?」

キリト「そうだよユイ…………………誰だ!ユイにこんな言葉教えたのは!!」

アスナ「ふ、ふふっ………………キリト君…………その人八つ裂きにしましょ♪」

クライン「……………(こっそりと逃げる)」

ARISEN 「………誰か、止めて?」


どこ行くんだよ、クライン?

キリト君、字が違うよ、逝くだよ!

ひぃぃっ!


バキッ、メキメキ!

ゴキッ、ザクッ!

──────────────────────────

さ、帰ろ♪

そうだな

パパ、ママ、手を繋いで帰りましょう!





ひ、ひとごろし……………………バタッ 
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