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パンデミック

作者:マチェテ
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第八話「突然変異種との戦闘」

 
前書き
更新が遅れつつある……

本当すみません。 

 
ーーー作戦開始から4時間5分


突然変異種との戦いから既に5分が経った。

「ハァ……ハァ………クソ……スタミナありすぎんだろ…あの化け物……」

「…まったくだねぇ……」

オルテガとフィンの体力は限界に近かった。
相手はたった一体の、皮膚のないゴリラ型の化け物。
突然変異種だ。

突然変異種の厄介な点は、底なしの体力と豪腕。
無限にも感じるスタミナで相手の体力を削ぎ、自慢の豪腕で捻り殺す。



未だに戦っているのは、ブランク、ソレンス、ユニの3人だった。
しかし、ソレンスとユニの体力も限界に近かった。
そんな中、ブランクただひとりだけがまともに戦えていた。

変異種のラリアットを紙一重で回避し、脇腹にククリを突き立てる。即座にククリを引き抜き、裏拳を
見舞い、今度はうなじにククリを刺す。ククリを手放し、フックを連続で顔面に食らわせた。

ここまでの猛ラッシュを叩き込んだにも拘らず……

「グルルオォォォォォォォ………」

変異種は健在だった。

「………チッ……やはり首を落とすしかないか……」

指をパキパキと鳴らし、ククリを手放したまま再び身構える。

「…ハァ……ハァ……まったく……どう鍛えたらあんな風に動ける?」

「……どうだろ……ハァ…私達には……ハァ……無理じゃないかな……」

ソレンスとユニは、2人共肩で息をしていた。


この5分の戦闘の間に、ブランクを除く全員が負傷していた。
オルテガは腹を思い切り殴られ、フィンは投げ飛ばされ背中を打っていた。ソレンスは顔面にフックを
食らい、ユニは鳩尾に近い箇所を殴られていた。

だが、ブランクただひとりは無傷のまま戦っている。
攻撃を避け、受け流し、隙をついて体術で確実にスタミナを削る。
それがブランクの格闘スタイルだった。

事実、変異種の様子に変化が訪れた。

「ヒュー……ヒュー……オォオオォォ………」

明らかに呼吸が乱れていた。もう吠えるほどの元気もないだろう。
ブランクはその瞬間を逃さなかった。

うなじに刺さったままのククリを取るべく、素早く背後に回る。
ククリを手に取り、刺さったまま手首を大きく捻った。
肉が断ち切れ、骨が潰れる不愉快な音が鳴り響く。
変異種の首から上は、うなじの部分からごっそり無くなっていた。
頭部を失い、バランスを崩してそのまま倒れた。

突然変異種との戦闘は、あまりにも呆気なく終わりを迎えた。 
 

 
後書き
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