| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

プリキュアオールスターズ ムーランティアス帝国の来襲!

作者:ブレード
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第4話

 
前書き
ムーランティアス帝国の情報を調べ、また戦いに備えてメランの元へと向かうマナ達。 

 
ムーランティアス帝国の海魔7将らと戦って敗北をしてしまったなぎさ達。現在、ふしぎ図書館にてムーランティアス帝国について調べていた。

ふしぎ図書館
れいか「みなさん、何か手がかりは見つかりましたか?」

あかね「いちようここにある本全て調べてみたんやが、一万年前に現れた邪悪な勢力の1つやとわかったや。」

エレン「一万年前と言えばキュアエンプレスと後の二人が戦っていた時代だわね。」

キャンディ「プリキュアがこんなにもっと古い時代から存在していたなんてキャンディもびっくりするクル。」

咲「でもあたし達が戦ったゴーヤーンは地球や星や生物が誕生する前に存在していたよ。」

なお「そんなのもいたわね。」

れいか「今はムーランティアス帝国について調べましょう。」ムーランティアス帝国にふしぎ図書館のにある本で詳しく調べていく。

やよい「何か見つかった?」

ほのか「古いプリキュアの本などについていろいろ調べたわ。ムーランティアス帝国は一万年前の地球の深海にて誕生した海底国家。海に生きる生物を中心に成り立ち、皇帝であるポセイディアスは地球の海だけでなくこの地上・・・・つまり地球全体を支配すべく軍勢を率いて乗り込んで各地を征服した。」

アコ「一万年前ってあたし達がまだずっと先に生まれる前の時代ね。」

ほのか「そんな彼らの前に現れたのが、一万年前の時代に活躍したプリキュア、キュアエンプレスとその二人よ。三人は地球の脅威であるムーランティアス帝国に立ち向かい、キュアエンプレスら三人はポセイディアスと戦った。」

みゆき「どうなったの?」

ほのか「キュアエンプレスら三人のプリキュアはムーランティアス帝国の軍勢に戦い、多数の敵を相手に戦った。軍勢三人のプリキュアによって壊滅的に陥ったポセイディアスは自ら先陣に立ち、彼女達に立ち向かった。その結果キュアエンプレスら三人らはポセイディアスの圧倒的な強さを前に歯が立たず、叶わなかった。彼を倒すことが出来ないまま最後の手段として三人の自分達の力を合わせてポセイディアスを封印した。」

響「よっぽどポセイディアスはそんなに強かったんだ。」

なぎさ「一万年前のプリキュアがよほど勝てない相手だったんだ。」一万年前、なぎさ達がずっと先に生まれる前の時代に地球の深海にて誕生した海底国家ムーランティアス帝国は海の生物を中心に集まり、その支配者であるポセイディアスは地上、すなわち地球全体を支配すべく自ら軍勢を率いて侵略を開始した。彼らの進撃の前になす術となく地球は窮地に陥いる中彼らに立ち向かったのは、一万年前の時代に活躍したプリキュア、キュアエンプレスとその二人のプリキュア。三人は地球を脅かすムーランティアス帝国ごとポセイディアスに立ち向かうため多数の軍勢に挑み、彼女達は優位に立った。それに対して自軍が不利になったのを見たポセイディアスは自ら先陣に立ち、キュアエンプレスら三人に挑んだ。彼は圧倒的な強さでキュアエンプレスらを追い詰めていき、彼女達は全くなす術もなかった。ポセイディアスを倒すことが出来ないまま彼女達は最後の手段として三人の力を合わせて彼を封印した。結果、ポセイディアスが封印されたことでムーランティアス帝国は戦いに敗れて撤退した。

舞「それから私達の時代にてポセイディアスは蘇って再び地球侵略を開始した事ね。」

奏「封印してまた封印が解かれて地上を征服するから。」

やよい「どうしたらポセイディアスを倒せるのかしら?」現世に蘇ったポセイディアスを再び封印ではなくどう倒すべきか考えていた。一方、ソリティアにて先日の戦いでトラウマの恐怖にうなされた美希と真琴の事を気にかけるラブとマナ達。

ソリティア
ラブ「ミキタン、元気出して。」

マナ「まこぴーもあんまり落ち込まないで。」

美希「ごめん、あたしと真琴が足手まといになったせいで。」

真琴「トラウマに脅かされたせいで、みんなが・・・・。」

ラブ「ううん、二人は悪くないわ。」

マナ「いつも二人に助けられているから頑張って来られたのよ。」

ゆり「今の二人の状態では果たしてどうかしら?」美希と真琴の事を気にかけるラブとマナの前にゆりと亜久里が現れた。

ラブ「ゆりさん。」

マナ「亜久里ちゃん。」

亜久里「次またこの二人が戦う場合、今度は確実に負けを迎えます。」

マナ「そんなことはないわ!」

ラブ「だってミキタンと真琴はいつもあたし達と一緒に頑張ってきたわ!」

美希「ラブ。」

真琴「マナ。」

ゆり「でもあなた達二人はトラウマには勝てなかった。」

美希「それは、」

真琴「その・・・。」

亜久里「それではまだまだ弱いままですわ。」

美希、真琴「・・・・。」

ゆり「何も言えないわね。」ゆりと亜久里の二人に自分達の抱えたトラウマに勝てずまだまだ弱いと論破されて何も言えない美希と真琴。

ラブ、マナ「ちょっと待って!」

ゆり、亜久里「?」

美希「ラブ。」

真琴「マナ。」

ラブ「ミキタンはいつもみんなの事を気にかけたり心配してくれたわ。」

マナ「彼女にはいつも助けてもらったり、彼女の頑張りさはあたし達よりすごく上回っています。」

ゆり「・・・・いいわ。」

亜久里「ただし、二人がトラウマからどう立ち向かうのかです。お二人の勇気をどう戦いに示すかです。」美希と真琴、二人の勇気が戦いでどう示すか思い始める亜久里。そんな中、ラブ達の前にせつなとつぼみと六花とこまちが現れた。

せつな「ラブ。」

ラブ「せつな。」

つぼみ「ようやく見つけましたわ。」

亜久里「何のようですの?」

六花「実は私達もムーランティアス帝国にいろいろ調べたら一万年前の戦いで使われた武器を見つけたのよ。」

ラブ「それ本当?!」

こまち「ええ、本で調べたら一万年前のプリキュア、キュアエンプレスら他の二人が一万年前の武器を使って戦ったのを見つけたのよ。」

マナ「あたし達の持っているラブリーパッドみたいなのかな?」

六花「それとは違うみたいね。」

亜久里「その武器がどんなのか一度見て見たいですわ。」

真琴「とっ、とにかく、その武器を見ていきましょう。」

美希「えっ、ええっ。」

亜久里「その前にメランに一度会いに行きましょう。メランなら何か知っているはずです。」

ラブ、せつな、つぼみ「メラン?」

六花「一万年前のプリキュアであったキュアエンプレスのパートナーよ。」

つぼみ「一万年前の妖精もいたなんてコッペ様より歳上なんだわ。」

シプレ「シプレもびっくりですぅー。」

こまち「ナッツさんやココさんやシロップさんももしかしたら一万年間生き続けたりして?」

せつな「それはわからないわ?」

ゆり「みんなを呼びましょう。」せつな達が調べた本でキュアエンプレスらが一万年前に使った武器を見つけた事で、一度なぎさ達を全員呼び、それからしてメランのいる島へ向かった。

メランの孤島
ありす「着きましたわ。」

のぞみ「ここがメランって言う妖精のいる島なんだ。」

いつき「なんだか無人島みたいだ。」

かれん「でも妖精がこの島にいるなんて案外意外かしら?」

メップル「あんなに一番長生きした妖精は初めてメプ。」

なぎさ「なんだかありえないわ。」

メラン「お主たち、ここで何をしているのだ?」大勢集まってきたマナ達の前にメランが現れた。

マナ「あっ、メラン。」

メラン「ん、お主達は?」

マナ「みんな、この方がメランよ。」この島に一人で住む一万年前の妖精メランを紹介し、初めてメランを見て驚くなぎさ達。一万年前の妖精メランは自分達のパートナーの妖精と見て比べてかなり凄まじく、この時代を長々と生きてきたメランはまるで彼女が最古の妖精だとそう思い込んだ。またメランにポセイディアスの件で事情を説明し、一万年前の戦いに使用された武器についても詳しく聞いた。

メラン「お主たちはどうやらムーランティアス帝国と戦うのか?」

マナ「はい、あたし達はムーランティアス帝国からこの地球を守りたいの。」

のぞみ「どうしてムーランティアス帝国と戦わなきゃいけないの。」

メラン「お主たちはキュアエンプレスが倒せなかったポセイディアスに挑むと言うのか?」

亜久里「はい、私達はポセイディアスを倒すために一万年前の戦いに使用された武器の在り処を教えてください。」

メラン「お主たちはあの武器をか?」

六花「はい。」

メラン「この武器はお前が思っていたほど簡単ではない。」

ありす「簡単ではないと・・・・?」

メラン「これらは戦いの最中にある条件を満たさなければ効果は発揮されない。」

なぎさ「ある条件?」

メラン「まず1つ目はラブリーハンマーはあらゆるものを壊していき、どんなに頑丈なものでも叩き割ることが可能。ただしハンマーの重さがとても重く、重量は大陸一個分で、重い分扱うのがかなり困難じゃ。」

咲「なんだかすごく重いハンマーだわ。」

メラン「2つ目はマジックスティックはあらゆる魔法を唱えたり、さまざま現象を呼び起こしたり、回復を唱えたりする。ただし消費が激しい故に使えば使うたびに大きく消耗し、また使用者の体力をも激しく消耗してしまうのじゃ。」

うらら「なんだか過ごそうですわ。」

メラン「3つ目はブレイブソードはあらゆるものを斬り、どんなものを切り裂き、その切れ味はとても凄まじく地球を一刀両断することが可能。ただし使用者に真の勇気を示さない限り武器自体の使用が発揮されない。」

美希、真琴「・・・・。」

メラン「4つ目はミラージュアローは一度の矢を放つと1つの矢が無数の矢となって幻影と思わせる無数の矢は本物の矢となって相手に命中させる。ただし弓を集中させていかない限り矢を射出に失敗し、自身と同時に集中しない限りこの弓の成功率はかなり低い。」

れいか「武器と自身の集中。」

メラン「5つ目はレインボーシールドは虹のように輝きながらありゆる攻撃を防ぎ、どんな攻撃をも防ぐ。盾から強力な光線を放ち、また周囲全体を張るバリアを形成する。ただし効果を発揮させるには全員の力を一致して合わせない限り使用は不可能じゃ。」

ひかり「全員で力を合わせなければならないのですね。」

メラン「6つ目はあらゆるもの切り、突いたりし、あらゆる戦い方を駆使していき、音を響かせるように切る突くの連続攻撃を強いていく。ただしちゃんと武器と本人が一致して合わせない限り効果は発揮しない。」

アコ「すごく厳しいわ。」

メラン「最後にあらゆるものを殴り、強力な打撃で打ち砕き、どんなものを破壊していく。地面を叩くとひび割れをし、まさに凄まじい破壊力を誇る。ただし使用者の気力が最大の限界を突破しない限り効果は発揮しない。」

つぼみ「最大限。」メランが一万年前の戦いに使用された7つの武器をいい、使用にはある条件を満たさなければならない。その使用条件はかなり厳しく今まで自分達の使ってきた武器とは全く異なり、この武器は条件を満たさない限り使えないのであった。

メラン「さあ、どうする?」

マナ「もちろん使うわ。」

六花「マナ。」

ラブ「あたし達はどんなことがあっても戦うわ!」

つぼみ「例え私達は命をかけてでもやり抜きます!」

なぎさ「こんな厳しい武器、あたし達が必ず使いこなしてやるわ!」

響「だからその武器をあたし達に在り処を教えて!」

メラン「よかろう。お前達がそう言い張るのならわしが用意しよう、持っていくがいい。」メランが7つの玉を出してなぎさ達に受け渡し、その7つの玉の中にあるのが一万年前の武器であった。

ほのか「これが一万年前の武器?」

せつな「玉に封印されているわ。」

メラン「これらはこの玉によって封印されておる。今再び使われようとしているのじゃ。」

奏「へぇー。」

メラン「それからお前達にこれを渡そう。」メランはなぎさ達全員に渡されたのはボウガン型の武器であった。

マナ「これは?」

メラン「これはキュアスリンガー。かつて一万年前の戦いに使われた武器じゃ。これささっきの7つの武器とは違い、扱いやすいんじゃ。」

マナ「わかったわ、大事に使うよ。」

メラン「それとムーランティアス帝国は七つの海にそれぞれ柱を作りおった。」

かれん「えっ?」

メラン「本国への入国にバリアを張り、七つの海にそれぞれ柱を建ておったんじゃ。ポセイディアスもすでにお前達の存在を察知しおったんじゃ。」

ゆり「向こうも一手を打ってきたわね。」

れいか「そのようですね。」

のぞみ「とにかくみんなで手分けして行こう。」

メラン「そのようじゃ、七つの海に行くにはそれぞれ編成して七つの組に分けていくべきじゃな。」

ほのか「じゃあみんなで決めるわ。」地球の七つの海に柱が建てられ、帝国本国への潜入を阻止するために建てられた柱でバリアを張った。その七つの海に行くにはそれぞれ七つのチームを編成して行くことになった。

舞「まずは私と咲とえりかとあかねは北大西洋ね。」

うらら「私とマナとりんとやよいと一緒に南太平洋ですね。」

のぞみ「あたしはゆりさんと美希と真琴と亜久里ちゃんと一緒に南大西洋ね。」

れいか「私と祈里さん、なぎささん、ほのかさんと一緒に南極海ですね。」

ラブ「あたしはひかりさん、こまちさん、いつき、エレン、ありすと一緒に北太平洋ね。」

みゆき「私ははせつなさん、かれんさん、アコちゃん、なおちゃんと一緒にインド洋ね。」

つぼみ「最後に私は六花、響、奏、くるみと一緒に北極海ですね。」以上7つのチームを編成し終えた。

咲「あたし達行ってくるわ。」

なお「あかね、お互い別々で頑張りましょう。」

あかね「せやな。」

ラブ「せつな、ミキタン、ブッキー、あたし達離れても心は一緒よ。」

せつな「ええっ。」

美希「あたし頑張るわ。」

祈里「私信じているわ。」

かれん「くるみをお願いね。」

みゆき「わかりました。」会話をし終えて、7チームごとに分かれてそれぞれの海へ向かった。一方、ムーランティアス帝国本国では、

ムーランティアス帝国
帝都
皇帝宮殿
ポセイディアス「奴らも動きだしたか。七つの海にバリアの柱は順調か。」

レモラーン1「すでに順調であります!海魔7将らも既に配置されました。」

ポセイディアス「ご苦労、ではわしも地上を征服するために海を操ろうとするか。」地球全体を支配するためにポセイディアスは海の水全体を操ろうとする。戦いの幕は既に始まり、地球の命運は如何に。

次回 5話へ続く 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧