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俺はシカマルの兄だったようです

作者:白銀猫
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二十二章

 
前書き
前回の衣夜の術について

衣夜は一般家庭出身ですので、特別な術はもたないようにしようかと思ったんですが・・・・

それだとやっぱり面白味がなかったんです、はい

なので、オリジナルの術『鬼の術』と言う物をつくりました

鬼気鎌風(キキレンフウ)

鬼をイメージさせるような赤黒い風が

刃物のように敵を切りつける・・・なんていう安易な名前の技

難易度はBランク

他にも随時登場すると思いますが

よろしくお願いします 

 
悠太SIDE

結局勝負は衣夜の勝ちで決まった・・・・

そして掲示板に映る文字

山中いのVS山中柚乃

またしても姉妹の名

あの火影・・・・姉妹対決を崩す気なしかよ・・・・

「柚乃・・・負けるなよ」

「はい 頑張ってきますね」

そう言ってにこりと微笑む柚乃に

俺も少しだけ笑い返す

観覧者の皆は18章ぶりですっかり忘れて居るだろうが

俺は柚乃が好きなんだよ

ってことで原作キャラなんてガン無視でコイツの応援するぜww

なんて馬鹿なことを考えてると

「これより 山中いの対山中柚乃の試合を始めます

・・・・・始めっ!」

「水遁・水龍弾の術!!!」

初っ端から大技を出す柚乃

いのも負け時と後退し技を避ける

「お姉ちゃん容赦無さすぎ!」

「そうですか?でも中忍にはなりたいですし・・・

諦めて負けて下さい」

「酷いなぁ・・・・でも!私も中忍になりたいのよ!

だから・・・ごめんね、お姉ちゃん

心転身の術!!!」

手を前に突き出し、山中家特有の術を発動したいの

流石にヤバいかと思い、柚乃の方を見ると

柚乃は笑みを崩さず、別の術を発動した

「秘術・心返しの術」

柚乃がそう言った途端

力なく倒れて居たいのが、突然として起き上がった

「えっちょ・・・何でっ!!?」

柚乃は嬉しそうに、口を開けた

「ふふ 成功して良かったです

これ、私が編み出した新術なんですよ?

心転身の術などを、チャクラの壁で跳ね返すんです」

「それって私の術じゃ効かないってことじゃない!!」

「はい だから負けを認めて下さい」

「それは絶対に嫌っ!!!」

往生際が悪いな・・・とか思っていたら

忍術が効かないことが分かったこともあり

体術を仕掛けたいの

あれ・・・そういえば柚乃って・・・・

不意に柚乃の方を見る

何か顔をしかめてる

やっぱりなぁ・・・・アイツ、体術嫌いなんだよ

「えっと・・・妹相手で悪いような気がしますけど・・・ごめんなさい

酸性水」

術名があるわけでもないその技は

俺達の居た世界で酸性雨、なんて呼ばれていたものの

濃度を約10倍~1万倍近くまで変えることの出来る恐ろしい水

柚乃はその水をいのの周りに集中的にまき

足止めをした

いのの周りは円状に抉れ、抉れた部分の其処は全く見えない

容赦ねェな・・・

「さて・・・・これで最後です

毒術 睡乱毒液」

そう言って柚乃は

またしても容赦なく毒・・・・改め、睡眠効果のある水を投げつける

なんでも 彼女の編み出す技は基本 この毒術の1つらしい

何が毒術で何が違うのか・・・なんて分からねェけどな

そうこうしているうちにいのが眠ってしまい

この試合は終わった

戻ってきた柚乃は何気ない顔で

「あぶないところでした」

なんて言うから、本当に恐ろしい奴だ

そして次の試合は・・・・・

奈良シカマル対奈良悠太

って俺かよ!!!!!

しかもまた兄弟対決!!!!!????

いや今までは終いだったからまたじゃないかもだけど!!!

「え~時間がないので奈良悠太選手は早く降りてきて下さい」

しかも何か早々と弟の方は準備終わってるし!!!?

こうなりゃやけくそだ!

さっさと潰してやる! 
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