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ソードアート・オンライン ~時を越えたデスゲーム~

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プロローグ

 
前書き
また作ってしまいました。
これは、和人(キリト)明日奈(アスナ)の子供二人の物語です。

他には、ソードアート・オンライン~黒の妖精~
というのを書いてます。よければ見てください。 

 
桐ヶ谷家、一階。
「おとーさんただいまー!」
「ただいまー!」
元気な子供たちの声が響いた。
「お帰りなさい、二人共。おやつ、冷蔵庫に入ってるからね。手を洗ってから食べなさい」
「「はーい」」
元気に返事をしたのは、桐ヶ谷和音と桐ヶ谷明人。双子の兄妹である。
父に桐ヶ谷和人、母に桐ヶ谷明日奈を持つ。

二人は競うように手を洗い、冷蔵庫に走った。
子供っぽ過ぎるので念のため言って置くが、二人は中学2年生である。
「「いただきます!」」
おやつは明日奈特製のミニケーキ。
そのおいしさと言ったら、そこらの店より数段上だ。
「あらあら、今日も元気ね、二人共」
現れたのは、和人の母、翠。
和音と明人の叔母ということになる。
「はは・・・・明日奈の作ったケーキがおいしすぎるんだよ」
「もう和人くん!」
「あんた達も元気ねぇ」
「「・・・・・」」

「ごちそうさま」
「はぁ!?明人早すぎ!もっと味わいなよ!」
「お前が遅いんだよ。さって、宿題やろ」
「ぐぬぬ・・・」
和音は向きになってケーキをかき込む。
「ぐふっ!?み、みず~!」
「うわあ!和音!ほらこれっ!」
父に渡されたジュースを、一気にゴクゴクと飲む。
「ぷはっ・・・・し、死ぬかとおもったぁ・・・」
「スグそっくりだな・・・・」
「うん・・・直葉ちゃんみたい」
両親に言われ、和音はぷくりと頬を膨らませ、「ごちそうさまっ」と言って、明人同様宿題を始めた。

「う、うー?わかんない・・・明人~」
「悪い俺もそこわかんねー」
「ええ・・・・」
二人が黙りこくった。
両親に聞けばいいのだが、あの二人は、教え方が遥か上の人向けで、全く理解不能なのだ。

そんな時。
『和ちゃん、明くん、どうしましたー?』
おなじみの声。
「「ユイ姉!」」
『ふふー、ママとパパの解説は難しいですもんね。私が教えます!』
「ユイ姉サンキュー」
「やさしいいい・・・」
『いいですか?ここは・・・・』

なんともほほえましい、きょうだいたちの光景だった。



午後7時、宿題も無事終わり、夕飯を食べ終えた。
「母さん、父さん、俺ら先に待ってるから。イグシティでいい?」
「おお、待っててくれ」
「私たちもすぐ行くから」
「わかった!スグ姉と話してるねー!じゃあ!明人、行こう!」
「おお!」

和音と明人は二階へ駆け上がる。
部屋のドアを開け――ちなみに相部屋だ――、それぞれのベットに身を投げ、アミュスフィアをかぶる。



「「リンク・スタート!」」


異世界への扉を開く、魔法の呪文を唱えた。 
 

 
後書き
プロローグが以上に長いです。
すみません。 
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