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ポケットモンスターズファンタジー~導かれし者達の軌跡~

作者:ティア
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Prologue
  裏切り者

「ま、まずい・・・・・追いつかれる・・・」
「待てっ!!奴を逃がすな!!」
 夜の路地を体が黄色くてほっぺが紅いネズミのような体をしたポケモンが逃げている。その種族名はピカチュウ・・・なのだが、普通のピカチュウと違ってメガネをかけており、そして体の至る所に傷が。どうやらこの子は命からがらここまで逃げ出してきたようだった。

 それに、頭のなかでは早く逃げなきゃっと思っていても、身体が鉛のように重たく、ゆうことがあまり聞かない。途中途中でふらっと体勢が崩れたりもしたがなんとか耐えぬいていた。が、いずれ限界は来ると分かっていた。でもそんなすぐに起きようとは。

 その子は石畳の段差につまずいて派手にすっ転んでしまったのだ。その隙にピカチュウを追っていた5匹の犬のような軍団にジリジリと距離詰めりれ、立った時には4方を囲まれていた。種族名は4匹はポチエナ。それとリーダー格であるらしいグラエナだ。
「・・・ここまでだな」
 追っていた1人、グラエナがかろうじて立とうとしているピカチュウの前に出て、見下ろしながら勝ち誇ったように言う。だがその言葉と顔はまったくもって一致はしていなかった、なぜなら悲しみの顔なのだから。そして追いかけられていた方は、口をゴニョゴニョして何か言おうとしていているが、なかなか言い出せないでいた。だが決心を決めて今の状態で出せる限りの声量でグラエナに向かって言う。
「・・・なぜこんな事をするの!!?答えてよギラファ!!」
「ギラファと呼ぶな!!お前とはもう仲間では無い!! お前のことをもう一生仲間とは言えないんだ・・・言いたくてもな・・・・・・。 お前は俺たちを裏切り、外部に情報を漏らした。そのことを上層部は俺に外部に流れたデータの削除と・・・・・ライト、今まで研究を共にしたお前を抹殺をすることになった・・・。 だが俺は断った、否定した!!お前やったことじゃないことをっ!!!・・・・・・だが調べてみたら・・・」
 最後の言葉を言ったあと少し視線をずらし、
「お前のルーターのアクセス記録から情報を流したサイトを調べて、IPアドレスを調べてみたら完全に一致した・・・。 認めたくなかった、だがあいつらはリモートアクセスで俺が調べていたことを見ていたらしく、抹消しなければ家族を殺すと急き立てられた・・・・・・だから俺は・・・お前をこの手で・・・」
 ライトはそれを聞いて言葉を失った。最初はそれを投稿した後、自分で命を絶とうとしていたのだ。だが、いざしようとすると手が震え、死にたくないっと心から願ってその場所から逃げた・・・。殺されたくもなかった。だから全力で逃げた。でも、その自分が逃げだしたことが、他人の中のことまで飛び火するとは思ってもいなかった。それがまさかの仲間のギラファっと言うグラエナだったのだから・・・。
「・・・すまないライト。これは命令でやらなければ俺の家族、そして自分までが殺せれちまう・・・。・・・・・・許せ、研究を共にした俺の研究仲間で友達の・・・ライト・・・・・」 
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