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俺はシカマルの兄だったようです

作者:白銀猫
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十八章

悠太SIDE

森の中を駆け抜けて 我愛羅を見つけた

其処までは良かったのだが…

俺に気がついた我愛羅が攻撃を仕掛けてくる

俺は逃げ回りながらも策を練る

どうするべきだろうか・・・・

早く行かないとナルト達を探すの苦労しそうだしな

でも此処で我愛羅を放って行くのもなぁ・・・?

「我愛等 勝負はお預けだ」

「・・・・何故だ?」

「悪いが今から用事があるんでな

中忍試験の本戦で戦ってやる」

「・・・・」

「本戦なら思いっきり…とまではいかないが

1対1で戦うことが出来る筈だ

誰にも邪魔をされない・・・・お前には魅力的な話だろ」

「・・・・チッ 分かった

行くぞ カンクロウ テマリ」

我愛羅に話しをつけると

俺はそのまま8班が居るであろう場所へ向かった

先に柚乃が見つけて置いてくれたみたいで助かった

「キバ ヒナタ シノ」

「悠太さん!」

「無事だったか?」

「まっまぁな!」

「何とか」

「…無事だ」

「そうですか それよりもキバ君?

好奇心旺盛なのは良いですけど、もう少し警戒心を持った行動をしてください」

「うっ…すんませんでした・・・・」

「・・・・まぁ良いだろ

俺達は用事があるからもう行くが…お前等も出来るだけ早くゴールしろ

今ので分かっただろうが急がないと…死ぬぞ」

俺の発言に驚いたのか…3人は急いで塔の方向へと向かって行った

よし・・・・これで良いな

「何の用だ大蛇丸」

「あらあらバレていたのね

隣に居るのは彼女かしら?」

「戯言は止すんだな

まぁ、命が惜しくないなら…の話だが」

殺気を込めた睨み

柚乃も俺の後ろから痛いほどの殺気を出している

大蛇丸の後ろにはカブト…

まだナルト達と合流はしないのか

ていうかカブトの顔が既に青白い…弱くね?

「…何の用だ

まさか用もなしに来たわけじゃないんだろ?」

「良く分かってるじゃない?

ねぇ、私と手を組むつもりはない?」

「・・・・どういうことだ」

「私の欲しがっているものは知っているでしょう?

それを追い求める為に、貴方の力が欲しいの」

「・・・・お前が欲しいのは力だけじゃないだろう?

本当は力と俺の体が欲しい…違うか?」

「馬鹿ね 私がそんな無謀な真似をするわけないでしょう?」

「そうか…悪いがサスケ達も渡さない

お前の野望はすぐに止められることになるさ

行くぞ 柚乃」

「えっ・・・・でも」

「相手にするだけ無駄だ」

「あら酷いわね」

「・・・・行くぞ」

「はい」

俺は柚乃の手を引いてその場を離れた

ナルト達と早く合流しねぇとな 
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