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チートな俺とD×D

作者:ミケ乱
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life.27:悪魔 やってます。2

 
前書き
どうも、ミケ乱です。

最近ちょっと忙しいので、アップも時間が割けなかったんですよ。

今回も3個だけで

では続きを。 

 
life.27:悪魔 やってます。2

俺はイッセーだ!

ってなわけでアーシアが俺の家に来てから数日後。

「いいお天気ですね、いっせーさん。今日は体育でソフトボールをやるんですよ。
私、初めてなので今から楽しみなんです」

楽しく歩くアーシア、うんうんとうなづいて隣を歩く俺。
最近おおくなったこういう光景、ある意味うれしいんだが。

「どうして、アルジェントさんと兵藤が同じ方向から・・・」

「ばかな・・・何事だ・・・」

「嘘よ、リアスお姉さまだけじゃなく、アーシアさんまで毒牙に・・・」

周りは騒ぎまくり、俺そんなにひどくないのにあの悪友のせいで誤解が多いのだ。
クラスの女子は俺のことをよく知ってるからいいけど他のクラスはそうでもなかったりする。
だから基本的に嫌われ兵藤なのだ、男子は関係ない。
ま〜たまに俺でもってやつがアーシアとかに告白したけど撃沈の山らしい。
学園の男子はほぼ敵になったと言っていいだろう、だが俺に手が出せないのも事実。
昔ヤンチャした時のうわさが流れたときはビックリした。

「兵藤の前で女の子苛めたら血祭りにあう」

実際中学の頃悪で有名なやつが同じクラスの女子をナンパしていた、
女子はソイツのことは嫌いだって言った瞬間叩かれたのを俺が目撃。
一瞬にして男の頭を掴むと路地へと引きずっていき、ボコボコにしてやった。
男の仲間が助けに来たがそいつらは一発で黙らせてゴミ箱に詰めてやったのだ。
その日以来俺にみつかったらぼこられるとわかってか町の不良たちが減ったのだった。

そんなわけでオレはうれしそうにアーシアと一緒に歩いている。

「何かいいことでもありました?」

笑顔のアーシアが顔をのぞきこんで俺に聞いてくる、

「ん、なんでもないよ。ところでアーシア、学校で困ったことはないか?
女子とも仲良くやってるか?」

「皆さん、とってもよくしてくれますよ。私が日本に慣れるようにいろんなことを教えてくれます。
お友達もたくさんできました。今度、一緒にお買い物に行こうって誘われてもいるんです」

原作通りに良好みたいだな、多分注意はあのバカ二人だろう。
教室に入ると早速挨拶だけで幸せな気分になってるバカ二人。
ただしこの後俺がアーシアと暮らしてると知ってか血涙を流していた、びびるわ!
しかたないので「ミルたん」を紹介した、メーアド友だったりする。
最近パワーアップの方法やらを聞いてくるから契約ついでに教えてる。
バカ二人を地獄の階段へと送ったのだった。

*ー*ー*ー*

その日の夜。
俺は自転車で住宅街を走っていた、もちろん後ろにアーシアを乗せて。
あのチラシを配っているのだ、アーシアは自転車すら乗ったことのないらしい。
だから運転手兼アシスト役をリアス部長に言ったら承諾してくれた。
本気でやったらF1でも追いつけないスピードまで出せるがアーシアがもたない、
だからスピードを落としてついでに町を教えつつ配っていくのだ。

「イッセーさん、『ローマの休日』を見た事ありますか?」

ふいにアーシアが俺にそう訊いてくる。
映画の『ローマの休日』、見たことないが有名なやつだったな。
前世では映画は殆ど見てない、見ても暇つぶしにしか見てなかった。

「昔の映画だよな?たしか恋人同士がバイクで街中を走るみたいな・・・・」

「そうです!」

凄くうれしそうな声を上げて俺の腰に手を回してぎゅっと抱きしめてきた。

「・・・ずっと、憧れだったんです。こうやって・・・・。あれはバイクでしたけど、
それでも私・・・。うふふ」

どうやらバイクのシーンをやってみたかったらしく嬉しそうに笑っている。
どの時代もああいうのは憧れるのは普通のことだからな。
風を切って夜の街を二人は走っていく。

つづく 
 

 
後書き
今回はショートですみません、

さて次回はそろそろぶっ飛ばしにいきますよ。

次回「life.28:喧嘩、売ります。1」

お前はもう死んでいる。
 
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