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チン世界の月。変態として生きていく為にー全年齢向けバージョン

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チンピース グランドバトル

「死んじゃったかな?」

遠くでミサのそんな声がする
生きてます
生きてるけど死にそうです
助けてください!!

「月〜大丈夫だぞ、これ一応ギャグ作品だから死なないぞ〜まあ俺がデスノートに名前書けば別だけどよアヒャヒャっ!あ〜それにしてもリンゴ美味ぇな」

なんだと・・・?
ギャグだから死なないだと・・・
主人公ですら死にまくるジャンプ作品なのにそれで良いのか??
あのぬ〜べ〜先生ですら一回は死んでるのに・・・てゆーか両津とか死にまくってるじゃないか!

「あのゲジ眉守銭奴は例外だ、と言うか地獄でも天国でもあいつはいらん!無論死神界でもな。だからあいつは今後一切死なん!」

レムが僕のモノローグを例によって読んで補足する
と言う事は両津とか無敵じゃないか
デスノートは効くのだろうか?

「あいつにはデスノートも効かねぇな。たぶんそのまま魔界行きじゃねえか?前に雷禅のとっつぁんと飲んだ時そんな事言ってたわ。しかしリンゴ美味ぇな」

なんだか僕より両津の方が新世界の神みたいじゃないか
あんなのはダメだ!僕がチンを支配して神になるんだ!

「やっと本題に戻ったか、て訳で月そろそろ起きろ〜嬢ちゃんの目がヤバイぞ〜あ〜やっぱリンゴ美味ぇな」

ふっ・・・リュークに言われる迄もない
ミサなんか僕の下僕だ(本当は僕が犬だが)
僕の足下にひれ伏すがいい
そう・・・僕はキラなんだ
神なんだ・・・
だからこそ・・・














「チン世界の神に俺はなる!!」
決まった、また光魔法カッコイイポーズを放ってしまった

「いやチン世界は無いだろう・・・おまけにどっかの海賊パクってるし。ああリンゴ美味ぇなちきしょう」

せっかく起きあがった僕にリュークがツッコミを入れる

「リュークそんなツッコミは野暮だ。僕のしたい事はまさにソレで合ってるんだから茶々を入れないで欲しいな。だから改めてもう一回言うぞ。」

僕は肺に息をため姿勢を正した
身体は縛れたままだがそんなの関係無い
今が宣言する時だ
この愚かな死神とビッチに聞かせてやろう
さあ僕の声を聞け!そしてひざまづけ

「チン世界の王に俺はなる!!」

「もう分かったから」

ミサに軽くスルーされた
冷たくされると燃える僕には無意味だがな
アハハハハハハハハハハっ

思わず笑い声が漏れてしまった

パサっ・・・
不意に僕の前髪が数本落ちた
若ハゲか?参ったな・・・

なんて考えてたら耳を引っ張られた

「月、いい加減して。じゃないと耳落としちゃうよ?」

えっと・・・ミサさんなんで鉈なんか持ってるんですか?
本気で怖いんですが?
てゆーかまた少し漏らしますたハイ


「すいませんでした・・・」

全力で謝りました
だってミサ怖いもん

「よろしい、じゃあ改めて聞くけど月なにがしたいの?」

「脱線はもう止めよう、そして聞いてくれ僕の計画を」

「まあ脱線させまくったのは月だけどな。うんこのリンゴも美味ぇな」

五月蠅いリューク
てゆーかお前いつまでリンゴ食ってるんだよ

「まあリュークは無視して、ミサ聞いてくれ。男にとってのチンは何だと思う??」

「エッチな事する場所」
「飾り」
「生殖器だな我々死神には理解できないが」

ミサに聞いたのにオマケの二人も答えやがった

「違う・・・どれも違う・・いいか?男にとってのチンとは自らの存在意義、アイデンティティーなんだよ。」

ドーン!!
なんて効果音が聞こえそうな位の勢いで言ってやった

「いいか?男は誰もが自分のチンに愛着をもってる。名前を付ける奴だっている位だしな。そして考えてみてくれ、もしそのチンを第三者が自由に支配出来るとしたら・・・もっと良い世の中にならないか?」

「ゴメン月、ミサバカだから分かんないだけどなんでそうなるの??」

「よく聞いてくれた、いいかい僕はこのデスノートに限界を感じていた。確かに悪人をデスノートで殺して世の中の犯罪は減った。だが全くゼロにはならないんだ・・・何故だ??」

「坊やだからさ・・・」

おいリュークそのドヤ顔やめろ
今は相手しないぞ

「バカは無視して続けよう。世の中のは死ぬ事を何とも考えない輩が一定割合でいる、そしてその中のさらに少数は自分が死ぬ事すら何とも思わない、そんな奴らはキラの裁きなんか怖くないんだ。キラの限界がここにある」

「まあ一理あるわな。ああリンゴ美味ぇ」

「だから考えた、もっと根元的な恐怖を与えようと」

「それがおチン○ンとどう関係あるの?」

「良い質問だミサ。生物的に最も恐怖を感じる事はなんだか分かるか?死よりもだ」

「分からない」

そうだろう・・・僕だって悩んで考えた結論なんだ

「それは絶滅だ。一個人の死じゃない、種全体の死だ。生物は本能的これを恐れてる、だから子孫を残そうとするだからより条件の良い相手と交尾する。それが阻害されたらどうなる・・・・?」

「あっ・・・」

「分かったみたいだな。デスノートを使えばその阻害すら出来るんだ、死に対する感覚が麻痺した奴にも恐怖を与える事が出来る。そう・・より根元的な恐怖だ!それは死の恐怖の比じゃない」

「考えとしては正しいな」

レムが賛同してくれた
お前なら分かると思ったよ
死神としては複雑だろうが

ならばこそ改めて宣言しよう

「チン世界の神に俺はなる!!」
 
 

 
後書き
アーロン(ワンピ)ってさ鮫の魚人だからチンが二つあると思うんだ



アーロン
「ところでこいつを見てくれ。コレをどう思う??」

ルフィ
「凄く…ドリルです…」
 
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