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八条学園騒動記

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第七百五十話 練習中にまた話をしてその十二

「そしてだ」
「他にもあるか」
「帝国主義とかつて行ったキリスト教の押し付けとな」
 それと、というのだ。
「様々な殺戮がだ」
「十字軍や帝国主義でのことか」
「そうしたことが嫌いだ」
「そうなんだな」
「だが見るべき部分はな」 
 そのエウロパにもというのだ。
「見ているつもりでだ」
「今もそう言うんだな」
「長所もある、スポーツでもな」
「スポーツマンシップを守っているか」
「そこもだ」
「長所なんだな」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「俺はそう見ている」
「連合よりもあるか」
「そう思う時がある、そして学問でもな」
 こちらでもというのだ。
「かなりルールを守る」
「そうなのか」
「学問でもルールを一番守るのは」
 それはというと。
「イギリス人だ」
「またその国か」
「あの国は色々問題があるが」
 そう言われ連合では特に嫌われているがというのだ。
「しかしな」
「ルールは守るか」
「それを守らないと軽蔑される」
 イギリスではというのだ。
「これ以上はないまでにな」
「そうなるんだな」
「そしてだ」
 そのうえでというのだ。
「守られている」
「スポーツマンシップにもか」
「そして敗北よりもだ」
 スポーツの試合でというのだ。
「フェアプレイと誰もしない競技に挑戦する」
「チャレンジ精神もか」
「貴ばれる」
「そこは確かにいいな」
「連合だといつも問題になるが」
 タムタムはこう前置きして話した。
「日本と韓国が試合をするとな」
「千年以上前からだな」
「揉める」
 一言で言い切った。
「このカードはな」
「野球だけじゃないな」
「野球も毎回揉めるが」
 トラブルが起こるというのだ。これは試合中に限らず試合前も試合後も入れてのことだ、そうした範囲で常に揉めごとが起こっているのだ。
「サッカーもバスケもバレーも柔道もな」
「そういえばどの競技でもだな」
「日韓戦になるとだな」
「必ず騒動になっているな」
「それもだ」
 タムタムはさらに言った。
「韓国側がやらかす」
「それもいつもだな」
「試合前にいらない挑発をしたりな」
 それもスポーツマンシップに反する発言を以てだ。
「試合後のコメントもあったりな」
「そうしたものも入れてだな」
「試合中は言うまでもなくな」
 それでというのだ。
「このカードはいつも何か起こる」
「韓国側のせいでだな」
「だから連合最悪のカードと言われている」
 あらゆるスポーツの競技においてだ。 
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