| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三千三百七十四話  二度と見られない

第三千三百七十四話  二度と見られない
「いや、私あの大会で最も色々ありましたが平気でした」
「僕はずっと観戦して何もなかったぞ」
「僕も参加していたあるがそんな反応しなかったあるぞ」
「いや、それがおかしいのだ」
「あの、こんな大嵐と大地震と大津波が一度に来たみたいな大会で平気ってないよ」
「二度と見せるなよこの野郎!」
「俺等やと参加したらトラウマになるわ」
 モナコ、イタリア、ロマーノ、スペインは日米中に言い返しました。
「そやからあの大会の出来事は見せんでええわ」
「一回見て充分だからな」
「一回見て死にそうになったから、本当に」
「二度と見せなくていい」
「そこまで言われるなら、ですがその仁川においてです」
 日本はあくまで冷静に返します。
「立候補されますが」
「落選させればいいのか」
「そんな簡単にいく?」
「正直不安だぞ」
「ほんまになったらどうするねん」
「その時はその時です」
 日本は冷静なままでした。
 若し仁川でグランプリ開催となればどうなるか、欧州各国は気が気ではありません。ですが日本達の冷静さは変わらないのでした。


第三千三百七十四話   完


                  2024・4・24
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧