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金木犀の許嫁

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第九話 忍者は人を殺さないその六

「あらかじめね」
「失敗した時の用意をしておくことですか」
「備えをね」
 それをというのだ。
「してね」
「挑戦することですか」
「備えあれば憂いなしよ、挑戦して失敗しても致命傷ならね」
 そうであるならというのだ。
「なんどでもやりなおせるし」
「死んでいないならですか」
「それこそね」
「あのソフトバンクの会長さんのお言葉でしたっけ」
「そうよ」
 真昼はその通りだと答えた。
「あの人の言葉よ」
「そうですね」
「いや、あの人結構ね」
「いいこと言いますよね」
「色々言う人もいるけれど」
 それでもというのだ。
「やっぱり凄いことしていて」
「いいことも言われてますね」
「それでね」
 白華にさらに話した。
「私この言葉好きでね」
「よく言われていますか」
「そして頭の中に置いてるの」
 そうもしているというのだ。
「私としてはね」
「そうですか」
「そしてね」
 さらに言うのだった。
「挑戦しても」
「備えはですね」
「しているのよ」
「失敗した時に備えてですね」
「そうなのよ」
「成程、そうですか」
「だから白華ちゃんもよかったら」
「挑戦ですね」
「それをしてくれたら」
 それならというのだ。
「私も嬉しいし何よりもね」
「何よりも、といいますと」
「白華ちゃん自身にとってね」
 白華を見て言うのだった。
「いいと思うわ」
「そうですか」
「挑戦はね」 
 まさにこれはというのだ。
「兎に角何でもいいからね」
「ジャンルは問わないですか」
「それが犯罪でないならね」
「いいんですね」
「自分が挑戦したいと思ったことにね」
 まさにジャンルを問わずというのだ。
「チャレンジしたらね」
「それでいいですか」
「そうよ、忍術でも家事でもお勉強でもね」
「何でもチャレンジですね」
「英語を本格的に勉強したいと思ったら」
「英語に挑戦することですね」
「最初から無理だ出来ないとかね」
 その様にというのだ。
「思ってやらないとね」
「それまでですね」
「そして人の挑戦や努力を嘲笑うと」
 真昼はそうした輩の話もした。 
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