キチママ泥ママ汚嫁軍団

「私もね」
「書いてて」
「それでね」
「そのお仕事が成功して」
「それがいい収入になっていて」
　そうしてというのだ。
「動画が人気出てね」
「視聴が増えたら」
「そうしたらね」
　それならというのだ。
「その分原稿料もよ」
「よくなって」
「しかもこうした動画が多くて」
「お仕事も多くて」
「それでね」　
　その為にというのだ。
「収入が増えたのよ」
「そうだったの」
「これがね」
「あの、あまりにもおかしな人が多くて」
　恵子は真樹にどうかという顔で話した。
「それでね」
「有り得ないって思ってたでしょ」
「こんな人こんなにいるかって」
「それね、ちょっと考えたらわかるわよね」
「創作入ってるかって思ったら」
「いや、そうした人は確かにいても」
　キチママ、泥ママ、汚嫁と呼ばれる人達がだ。
「そんなにね」
「多くないのね」
「そうよ、けれど傍目で視聴して面白いでしょ」
「こんな人いるかって思って」
「最後絶対に成敗されるわね」
「そんな人達がね」
「実際おかしな人って最後は碌なことにならないけれど」
　その末路はというのだ。
「その結末もね」
「あんた書いてるのね」
「絶対にハッピーエンドになる様に」
「そうだったのね」
「実際こんなお話が多かったら」　
　それならというのだ。
「流石に世の中どうかってなるでしょ」
「それ主人と話したわ」
　夫とのその会話のことも話した。
「実際にね」
「そうでしょ、大抵は創作だから」
「実際にはなかったのね」
「ええ、けれど面白いでしょ」
「お話としてはね」
「もうあれやこれやって」
　その様にというのだ。
「私も含めて考えているから」
「スタッフの人達が」
「これからも期待していてね」
「それじゃあね」
「そう、そしてね」
　真樹はさらに話した。
「漫画動画でもね」
「そうした動画以外に」
「私脚本のお仕事してるから」
「そっちも宜しくなのね」
「よかったら観てね」
「ええ、どういった動画チャンネルに書いてるの？」
　真樹が何処で仕事しているのかを尋ねた。
「それで」
「そこはね」
　真樹は笑顔で答えた、恵子は早速そのチャンネルを全てお気に入りにした。それからはそれぞれの世間話に興じた。