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イベリス

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第百二十九話 すっきりしてその九

「どんどん歩いて」
「身体動かしたらいいわね」
「スポーツしなくても」
 それでもというのだ。
「身体は動かせるし」
「動かせばそれでいいのね」
「そうよ」
「じゃあこれからはそうしていくわね」
「ぶっちゃけスタイルも」
 こちらのこともというのだ。
「身体動かしてるとね」
「いいわよね」
「そう、食べること飲むことと」
 この二つに加えてというのだ。
「身体を動かすことはね」
「スタイルにもいいわよね」
「お肌にもね」
「健康にも」
「健康だったら」
 それならというのだ。
「それが一番でしょ」
「そうよね」
「だからこれからは歩くこともね」
「していったらいいわね」
「そうしていってね、東京は歩いた方が便利なことが多いしね
「そうそう、車に乗るよりも」
 それはとだ、咲も答えた。
「電車とか地下鉄の方が速いことがね」
「多いでしょ」
「東京はね」
「そうした場所だから」
 それでというのだ。
「歩いていったらいいのよ」
「そうよね」
「一日一万歩歩くことも」
 これもというのだ。
「結構ね」
「出来るのね」
「毎日それ位歩いたら」
 そうしたらというのだ。
「もうね」
「健康ね」
「スタイルも維持出来るわよ」
「私もスタイルは」
 咲は自分の考えをここで話した。
「今の状態で結構気に入ってるし」
「そうなのね」
「これでね」
「それならね」 
 愛は咲の言葉に笑顔で応えた。
「歩くこともよ」
「大事ね」
「そうよ、毎日一万歩歩いたら」 
 そうしたらというのだ。
「健康でしかも」
「スタイルも維持出来るわね」
「そうなるから」
「じゃあ歩くわね」
「そうしていってね、歩くことも趣味に入れたら」
 そうもすればというのだ。
「いいわ、身体動かしてると大人になっても」
「体力ついてるし」
「それにね」
 さらに話すのだった。
「ご飯も美味しいでしょ」
「ええ、そう言われたら」
「だからね」 
 それでというのだ。
「そのことも考えて」
「歩くことね」
「そうしていってね、私も歩くし」
 愛自身もというのだ。
「これからもね」
「お姉ちゃんも歩いてるのね」
「実際に一万歩ね」
 これだけというのだ。 
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