| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

友達に付き添う

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
次ページ > 目次
 

第二章

「ライナがです」
「手術する必要が、ですね」
「それであの子も」
「お任せ下さい」
 ヤマナカは真剣な顔で答えた。
「ライナもです」
「無事にですね」
「また元気になる様にしてみせます」
 こう言って今度はライナの手術に入った、すると今度は。
 ルークナが彼に寄り添った、やはり心配そうに。
 そして手術が終わり動ける様になるまでだった。
「彼に寄り添っていましたね」
「あの子も」 
 スタッフはヤマナカに答えた。
「そうでしたね」
「ええ、それでこれからは」
「ワン」
 二匹のところに茶色の垂れ耳の雄の大型犬が入っていた、その彼を見てスタッフはヤマナカに話した。
「ライといいまして」
「もう一匹ですね」
「家族になります」
「早速仲良くなっていますね」
「犬とチーターは相性がよくて」
 そしてというのだ。
「チーターはです」
「大型のネコ科の生きもので」
「ライオンや虎と同じく猛獣ですが」
「基本大人しいですね」
「ですから人もまず襲わず」
 そうしてというのだ。
「犬ともです」
「仲良くできますね」
「ですからこれからは」
「三匹で、ですね」
「暮らしてもらいます」
「わかりました、ではこの子達に何かあれば」
 笑顔でだ、ヤマナカはスタッフに話した。
「連絡して下さい」
「そうさせてもらいます」
 スタッフも応えた、そのうえで今は三匹を見た。二匹の犬とチーターは誰よりも幸せそうに共に過ごしていた。


友達に付き添う   完


                  2023・10・19 
次ページ > 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧