| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

おぢばにおかえり

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第七十六話 次の日も会ってその二十一

「意外とやることはやってるんですよね」
「目標があるからね」
「絶対に天大行くって言って勉強してます」
 それでテストの点もクラスでかなり上とのことです。
「そしておみちのこと勉強していい教会長さんになるって言ってます」
「そう、それが阿波野君の目標だからね」
「勉強してるんですね」
「人間目標があると頑張るよ」
「努力しますね」
「そうだよ、だから阿波野君もだよ」
 新一君もというのです。
「熱心にね」
「いさんでいるんですね」
「そうなんだ」
「人間目標があるといさみますね」
「誰でもね、ただ彼は奥華では珍しいね」
 次郎さんはこうも言われました。
「狭山の方の教会の三男さんは別にして」
「あの人ですか」
「彼は成績優秀だったけれど」
 それでもというのです。
「奥華って男は成績悪いからね」
「それよく聞きます」
 何でも女の人の方が成績はいいとのことです。
「本当ですか?」
「本当だよ、奥華は女の人が強くてね」
「おみちの中でも特にですよね」
「勉強の方もね」
「女の人の方がいいんですね」
「堺の方の栗橋さんなんかね」
 古い広い敷地の教会の娘さんです、この人にも私は随分お世話になっています。
「もう大学の成績がよくて」
「あっ、何か大学でも評判だったとか」
「そうなんだ、けれどね」
「男の人はですか」
「僕も人のこと言えないしね」
 尚次郎さんも天理高校出身です、私達の先輩にあたります。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧