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寿司屋とフレンチでの同窓会

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第二章

 実際に同窓会を行った、最初は杉本の家の寿司屋であり彼は父それに他の職人の人と一緒に懸命に握ってだった。
 酒も用意した、時間になると名倉がかつてのクラスメイト達を連れてだった。
 寿司を肴に豪勢に飲んで食べた、そこには握り終えた杉本もいたが。
「いや、自分で握ったものだけれど」
「美味いか」
「かなりね、お酒も美味しいよ」
 大吟醸を飲みつつ言った、そしてだった。
 次はフレンチだったがこちらもだ。
「口コミ通りだな」
「美味しいよね」
「ああ、実ははじめて来たけれどな」
 名倉はコースを楽しみワインを飲みつつ一緒に楽しんでいるクラスメイト達の中で杉本に対して言った。
「こっちもな」
「それは何よりだよ」
「いや、皆満足しているみたいだし」
 名倉は皆を見回した、見れば皆満足している顔だ。
「お金出した介があるか?」
「同窓会にしては豪勢過ぎないかな」
「それでもだよ、皆満足しているしな」
「いいってことだね」
「ああ、本当にな」
 名倉自身笑顔で言った、同窓会は二次会まで含めて誰もが満足のいくものであった。だが翌年のそれは。
「予算四千円以内の食べ飲み放題なんだ」
「ああ、あれからお前以外の皆に言われたんだよ」
 名倉はまた杉本を喫茶店に呼んで一緒にコーヒーを飲みつつ話した。
「よかったけれど高過ぎるからってな」
「今年はだね」
「安いものにしてくれってな」
「二年連続幹事になったけれど」
「そう言われたんだよ」
「それでなんだ」
「今度の同窓会はそうしたお店にするな」 
 こう名倉に話した。
「そういうことでいいお店あったら紹介してくれ」
「それならね」
 杉本は知っている食べ飲み放題の店を紹介した、そしてそこでその年の同窓会を行った、するとこちらはこちらで皆満足出来た。


寿司屋とフレンチでの同窓会   完


                   2023・8・19 
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