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人妻って現実はどうなのか

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第三章

「あれ創作がね」
「多いの」
「所謂汚嫁間男の話はね、それ書いてる人いるのよ」
「まあこんなお話あるのかって」 
 友人も言った。
「私も思ったけれど」
「そうでしょ」
「じゃあ泥ママとかキチママも」
「そういう人達のお話もね」
 こちらもというのだ。
「やっぱりね」
「そうはなのね」
「多過ぎるでしょ、大体」
 ネット上にそうした話はというのだ。
「そもそも」
「確かに」
 友人も頷いた。
「流石にね」
「それと同じでね、あと私は何と言っても」
「旦那さん一筋ね」
「そうよ、大体浮気とかしたら」
 その時はどうかというと。
「ばれたら離婚裁判慰謝料って」
「大変よね」
「そうした人生終わる様なリスク考えたら」
 それならというのだ。
「もうね」
「しないのね」
「そうよ」 
 まさにというのだ。
「流石にね」
「まあ私もそうしたことを考えて」
 友人もだった。
「まだ結婚していないけれど」
「あんたも彼氏さんいるわよね」
「それで浮気はね」 
「しないわね」
「結婚していなくてもね」
 それでもというのだ。
「相手いたらね」
「浮気したらね」
「リスクあるから」
 だからだというのだ。
「本当にね」
「しないでしょ」
「常識あったらね、そもそもね」
「そもそも?」
「そうした欲があったら」
 それならというのだ。
「自分でね」
「皆そうするわね」
「それで終わりでしょ」
「そうよね」
「私もうちの人がいないと」
 その時はというのだ。
「こっそりとね」
「それ私もよ」
「それで終わりだし」
「浮気とか不倫は」
「しないわよ、私の周りそうしたことわかってる人ばかりで」
「ないのね」
「そうよ、あんたと一緒よ」
「それが現実ね」
「ただね」 
 ここでだ、澄香は。
 少し溜息を出してだった、こんなことを言った。
「明日うちの人出張から帰って来るけれど」
「今日は一人?」
「寝てもね。寂しいわ」
「出張があるのは残念ね」
「そう思う時もあるわ。明日のお楽しみね」
「そういえば男の人風俗があるわね」
 ここで友人はふと言った。
「それが」
「だから出張の前の夜は」
「あんたがなの」
「もううちの人を無理にでもね」
「そうするのね」
「出すもの出したらね」
 そうすればというのだ。 
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