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新オズのカボチャ頭のジャック

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第十一幕その五

「進めていけばね」
「終わるね」
「どんなお仕事も」
「皆でそうしていけば」
「それでね」
「終わるわ、だからね」
 それでというのです。
「ここでもそうなるし」
「それであと少しになったね」
「開拓も開墾も」
「そうよ、水田も南瓜畑もあと少しで」
 見れば広大なお池も四分の三以上が水田になっています、正方形であぜ道によって区割りされた水田達が奇麗に並んでいてあぜ道の真ん中には水路があります。
「他の畑も整ってきていて」
「牧場もだね」
「かなり出来てきたね」
「そうなってきたわ、ここはギリキン一の水田地帯になるわ」 
 広大な見渡す限りのそれを見て言います。
「それで皆よ」
「お米を食べられるね」
「沢山ね」
「そうなるわ、パンもいいけれど」
 麦から作られるそれもというのです。
「それだけでなくてね」
「お米もいいんだよね」
「この作物も」
「そうなのよ」
「お米って収穫高が凄いんだよね」
 ジャックも言ってきました。
「そうだよね」
「そうよ、麦と比べてね」
「かなりだよね」
「収穫量が高くてね」
 そうした作物でというのです。
「オズの国のお米は胚芽を取っても栄養満点だから」
「食べてもいいんだね」
「そう、だからね」  
 そうした作物だからだというのです。
「沢山食べられるし」
「そうすべきなんだね」
「お米はね」
「成程ね、ただ今オズマ胚芽をどうとか言ったけれど」
 ジャックはこのことを指摘しました。
「オズの国ではとかね」
「ええ、外の世界のお米は胚芽に栄養の殆どがあるの」
「そうなんだ」
「それを取ると澱粉だけになるのよ」
 その栄養はというのです。
「実はね」
「そうなんだ」
「だからね」 
 その為にというのです。
「一緒に他のものも食べてね」
「栄養を摂らないと駄目なんだ」
「そうなのよ」
「外の世界のお米はそうなんだね」
「ええ、だからね」 
 それでというのです。
「そこは注意しないといけないのよ」
「外の世界だとだね」
「そうなの、けれどオズの国だと」
「胚芽を取ってもだね」
「いいの」 
 そうしてもというのです。
「別にね、ただ胚芽のままだと玄米になって」
「ああ、あの固いお米だね」
「こちらもね」
 その玄米もというのです。
「それはそれで味わいがあるのよ」
「そうなんだね」
「私は結構好きよ」
 その玄米もというのです。
「結構ね」
「そうなんだ、オズマは」
「胚芽を取った所謂白米が好きだけれど」
 それでもというのです。 
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