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ドリトル先生と山椒魚

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第五幕その十一

「水分は」
「いつもお茶飲んでるからね」
「特に紅茶を」
「ミルクティー冬でも一日十杯は飲んでるよね」
「お家でも大学でも」
「朝から飲んで」
 起きてすぐにです。
「寝るまでね」
「そうしているね」
「先生はミルクティー大好きだから」
「他のお茶も好きだけれど」
「ミルクティーが一番好きでね」
「それでよく飲んでいるからね」
 だからだというのです。
「冬でもね」
「それだけ飲んでるね」
「十杯は普通に」
「そうしているわね」
「だから水分はね」
 こちらのことはというのです。
「冬でもだよ」
「かなりだね」
「もう水分は充分」
「そう言っていいかもね」
「そう思うよ、ミルクティーを飲んだら」
 大好きなそれをというのです。
「学問だってね」
「はかどるね」
「それも凄く」
「毎日ね」
「そうだよ、ミルクティーはとてもいいよ」
 今は麦茶を飲んでいますがこちらのお茶がというのです。
「アイスでもね」
「イギリスじゃアイスないけれどね」
「ミルクティーでも」
「けれど日本ではあって」
「普通に飲んでいるわ」
「そしてね」
 そのうえでというのです。
「ペットボトルでもあるね」
「あれがまた美味しいよね」
「凄く甘くて」
「ストレートティーやレモンティーもあるけれど」
「先生はやっぱりミルクティーだね」
「第一は」
「そうだよ、しかし同じメーカーが出している紅茶なのに」
 先生はここでは首を傾げさせて思いました。
「三つが三つで別ものに思えるよ」
「同じ紅茶なのにね」
「そうである筈なのに」
「それがどうしてか」
「別の飲みものみたいだね」
「味が全然違ってね」
 その為にというのです。
「見たら原材料が違うしね」
「造られているね」
「それが違うね」
「本当にね」
「全く違ってるね」
「だからね」 
 同じメーカーの紅茶でもというのです。
「味も違うよ」
「それぞれ美味しいけれどね」
「それは事実でも」
「全く別の飲みものかって思う位に」
「違うね」
「そうだよ、本来はね」
 先生はここではお家や喫茶店で飲む紅茶のお話をしました。
「基本はストレートティーで」
「そこにミルクを入れたらミルクティー」
「レモンのお汁だとレモンティー」
「そうなるわね」
「ブランデーの場合もあるけれど」
「あと生クリームを沢山入れたらね」
 ストレートティーにです。 
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