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その小さな女の子のことが気になってしまったんだが、どう接していけばいいんだろう

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第4章
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 米、野菜、そして椎茸を持たされて、それに幾らかの食器を持って、僕の寝床に帰ってきたのは2日の夜だった。そして、テーブルの上に眼をやって・・・絵が置かれていた。あの日の京都駅の大階段の絵。そして隅のほうに

(あの人は幸せをくれる 私もあの人に幸せを返せるようになりたい たった3日なのに寂しい) と・・・

 僕は、涙が滲んできていたが、絵を眺めていると、階段の真ん中には ななのちゃんと僕が腕を組んで笑っているような二人が描かれていた。そして、涙が滲みだしてきていた。

 その時、僕は、そばにななのちゃんが居たなら、きっと抱きしめていたんだろう。頭の中では、女なのも子供なのも関係ないと思っていた。いつの間にか、彼女は僕の心の中に住み着いていたのだ。

 その夜 僕は、変態と思われても構わないと あのワンピースを抱きしめて寝ていたのだ。

 
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